派遣社員の場合カードローンの在籍確認は派遣先?派遣元のどっちを記入すればいいの?
更新日:
公開日:2017.6.21
派遣社員の在籍確認について

派遣社員の場合、実際に通って働いている派遣先と登録している派遣元が違うケースがほとんどです。
そんな時、審査に伴う在籍確認はどちらに来るのでしょうか。
今回は申込時の勤務先の記入など、派遣社員の方のカードローン申し込方法を説明します。
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各社の申込みフォームを確認!

職業属性を正直に選びましょう
まずは、各カードローン会社の公式サイトで申込フォームを確認してみましょう。
勤務先の記入フォームの前に「申込者の職業属性」を選択するフォームがあるはずです。
ここでいう職業属性とは、以下のようなものです。
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- 自営業
- フリーター
- 専業主婦
まずは派遣社員のところにチェックを入れましょう。
ここで1つ注意点です。
正社員だと嘘をついても絶対にバレて、審査が通過しません。
さらに「詐欺罪」に問われることもあるので、絶対にしないこと。
正社員より初回限度額が少なくなる可能性はあります。
しかし、派遣社員という職業属性だけで審査に落ちることは滅多にありません。
ここは正直に申告したほうが無難です。
勤務先には派遣元を入力する
派遣社員は派遣されている派遣先ではなく、登録をしている派遣元を入力するのが基本的なルールです。
なぜならば、銀行系にしろ消費者金融系にしろ、カード会社がチェックを必ずする勤務先は「給料をもらっているところ」であるからです。
在籍確認もそちらにしてきます。
派遣業者は、
「派遣先から受け取った報酬」-「派遣仲介手数料」=「給与」
として派遣社員に振り込んでいるので、実質的な給与支払元は派遣元となるためです。
また、
- クレジットカード入会勧誘業務
- 引っ越し業務
- 試食や試供品散布などの販売促進業務
などといった派遣先がコロコロ変わる職種につく場合もあるため、派遣先を入力すると虚偽申告を疑われる可能性が。
虚偽申告と取られると、審査に落ちてしまう可能性大です。
忘れずに派遣元の会社名、住所、それに電話番号を入力するようにしましょう。
また、大手派遣会社の場合はその所属派遣社員の数が多く、在籍確認がスムーズにいかない事もあります。
本社ではなく自身が登録に行った「支店」に入力しましょう。
派遣元に在籍確認が行くメリット・デメリット

派遣社員がカードローンの審査に臨む時、最終段階の1つである在籍確認の電話は派遣元企業に行きます。
そのとき発生しうるメリットとデメリットについて、触れておきましょう。
考えうるメリット
正社員の場合、同僚や上司が在籍確認の電話に出る場合が多いので少々気まずいと思われます。
もちろんカード会社は、社名を名乗らず個人名で電話をかけてきます。
しかし、プライベートでの金銭感覚などを良く知っている親密な方が出てしまうとバレてしまう心配も高くなります。
その点派遣社員は、長く1か所の店舗などににいる業種でも頻繁に勤務先が変わる業種でも、本社並びに支店の人間とそれほど密に接することはありません。
バレるリスクがグンと下がりますし、気丈な方の中には「バレてもいいや!」ぐらいの方もいるかもしれません。
カードローンを組むこと自体は、社会的に何の悪いことではありません。
ただ、どうしても外聞を気にする方がいるのは事実。
派遣社員の場合、それをそれほど気にする必要が無いというメリットが出てきます。
デメリット
派遣元に在籍確認が来る時に考えられる最大のデメリット。
それは、場合によって電話では在籍の確認できない可能性があることです。
正社員や契約社員含め、1つの店舗に勤務するアルバイトやパートさんには普段から、
- 営業をかけている顧客
- お得意様、常連客
- 連絡を取りたがっている親しい人間
など、職場に社内以外の個人から何かしらの用事で電話のかかる可能性も高いので問題はまずありません。
一方、普段そこにいない派遣社員への個人からの電話が、派遣元に来ることは特別な事情でもない限りありません。
親しい人間や業務関係者であれば、派遣先に電話するのが当然。
もしくは携帯電話に連絡すれば済むことです。
そのため、派遣元企業の中には個人情報保護の観点から「在籍について答えられない」とカード会社に解答することがあります。
また、本当にそこにいるわけではないので、「その人はいない」と答えてしまうケースも。
これは一大事!
デメリットというより審査が通過しない羽目になってしまいかねません。
しかし、これを防ぐ方法はちゃんとあります。
在籍確認が微妙!な時はどうする?審査落ちになる?
正直に対応をお願いしてみる
「派遣社員じゃ在籍確認が電話でうまくできないかも!」
そんなときどうするのがいいか。
一番手っ取り早いのは派遣元に、
「カード審査のための在籍確認が行きますのでよろしくお願いします」
と正直に告げ、その対応をしてもらうことです。
派遣会社において、催促の電話が頻繁に派遣元に来るようにでもなっていない限り、勤務評価の対象にすることはまずありません。
特に恥ずかしいことでもないので、正直に言っておいた方がスムーズに在籍確認がとられます。
もし、「カードローン」というのに気が引けるというなら、
「クレジットカードでパソコンを買ったから確認の電話が来ます」
とでも言っておけば、それほど気も引けないはずです。
それでもやっぱりという方は…
「やっぱり正直に話せない!」
「お金を借りることは内緒にしたい!」
そんな方は、消費者金融系の中には給料明細の提示などにより、電話無しで在籍確認をしてくれるところもあります。
銀行系とアコムは、必ず電話での在籍確認を取る方針を貫いていますが、
- SMBCモビット…WEB完結なら電話連絡なし。
- アイフル…所属企業が確認できる書類の携帯での撮影、メール添付で対応。
- プロミス…アイフルと同様の対応してくれるとも情報も、要確認。
など、大手3社がそれぞれ場合に応じて対応してくれるのでそこに申し込みをするといいでしょう。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。