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JA(農協)でお金を借りる方法|融資・借入条件を確認しよう!

更新日:

公開日:2018.9.6

今回は、低金利でお金を借りることができるJA(農業協同組合)のローンについて詳しく解説していきます。

JA・農協と聞くと、農家の人しか利用できないのでは?と思われる人も多いと思いますが、実は一般の人でも、ある一定の条件さえクリアできれば利用することは可能です。

では、JAではどんなローンを取り扱っているのか、そのローンを利用するためにはどんな条件を満たす必要があるのかについて詳しく紹介していきます。

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JA(農協)でお金を借りるには|融資条件や組合員について

まずJAが取り扱っているローンについて説明する前に、そもそも「JA」とはどのような組織なのか?という点について、簡単にまとめました。

JAとは、「農業協同組合」の略称で「Japan Agricultural Cooperatives(ジャパン アグリカルチュアル コーポレイティブス)」という英語の頭文字をとって「JA」とも呼ばれています。
JAは一般の株式会社や金融機関とは異なり、組合員で構成される組織であり、主に農家や農業を支える地域の企業を支援するために、以下の事業を営んでいます。

指導事業 営農指導事業・生活指導事業
経済事業 組合員の農産物の販売・農産物直売所)の運営・農薬や農業機械の供給
信用事業 貯金・融資等
厚生事業 病院の運営等

ちなみに、「JAでお金を借りる」ことは、通称「JAバンク(以下、JA)」と呼ばれる組織から融資を受けるということを意味しています。

ここからはそんなJAでお金を借りる場合、一般のローンとは異なりどんな特徴があるのか、代表的な特徴について見ていきます。

特徴①JA(農協)でお金を借りる場合は組合員になる必要がある

JAでお金を借りる場合の最も大きな特徴は、「JAの組合員にならないと融資を受けることができない」という点が挙げられます。

JAで貯金をしたり、給与の振込口座としてJAを指定したりするぐらいであれば、わざわざ組合員になる必要はありません。ただしJAからお金を借りる場合は、JAの「正組合員」もしくは「准組合員」のどちらかの資格を有する必要があります
JAの組合員になるためには出資金をJAに納める必要があるのですが、出資金の条件も各地のJAにより異なります。

例えば、あるJAでは一口の出資金が100円で最低100口以上というところもあれば、一口の出資金が5,000円で最高500万円まで出資できるというJAもあります。
正組合員と准組合員の資格についても異なっており、正組合員は主に農業を主な仕事にしている人が中心で、准組合員は農業をしていなくても加入するJAの営業エリア内に住んでいる普通のサラリーマンでも加入することは可能です。

JAのローンを利用する場合、正組合員と准組合員とでは、利用条件も変わる場合があります。


詳しくは地域のJAによって各々条件は異なりますので、実際にローンを利用するときに各JAの窓口で詳しく確認することをおすすめします。

ちなみに、先ほど述べた「出資金」については、組合を脱退したときには基本的に返金されます。ただし、JAの経営状況によっては出資金が満額返金されないケースもあり得ますので、注意が必要です。

特徴②JA(農協)は住んでいる地域によって融資条件が異なる

二つ目の特徴は、先ほども触れましたが「地域によって融資の条件が異なる場合がある」という点が挙げられます。

“JA”とは一つの企業名を指すのではなく、JA、信用農業協同組合連合会、農林中金で構成するグループのことを指しています

JAと信用農業協同組合連合会、そして農林中金の各々の役割は以下の通りとなります。
JAのグループ内のお金の流れをまとめると、次のようになります。

  1. 組合員から出資されたお金をJAが預かる
  2. 集めたお金は、組合員への貸し付けなどに使われ、余ったお金は運用に回される
  3. さらにそこで余ったお金は農林中央金庫に集められ、さらに運用される
  4. 農林中央金庫で余ったお金は、信用農業協同組合連合会に預け入れられ、大規模な農家や県内の企業などに融資される
JAと信用農業協同組合連合会・農林中金の各々の役割
農林中央金庫 JA(農協)、JF(漁協)、JForest(森組)などの農林水産業者の協同組織により設立された金融機関
JA(農協) 農家の営農と生活を守り高め、よりよい社会を築くことを目的に組織された協同組合
信用農業協同組合連合会 JAの金融事業を支援する組織

このように、JAの仕組みは少々複雑ですし、JAと一言で言っても「JA神奈川」や「JA東京」など、各地にJAが設立されていますので、各々組合員の数も金融資産の状況も異なってきます。
したがって、JAが提供するローンについても、全国一律の条件というわけではなく、金利も融資条件も各地のJAで異なるということになります。

特徴③JA(農協)は低い金利でお金を借りることが可能

三つ目の特徴は、JAのローンは「低い金利で利用できる」という点です。
前段でお伝えした通り、JAは一般の金融機関とは異なり、農家などを支援する目的で設立されている機関です。

したがって、JAが取り扱うローンは、営利目的中心の一般の金融機関や消費者金融のカードローンよりも、かなり低金利で利用できます。ただし低金利で利用するためには、いくつかの厳しい条件もクリアしておく必要があります。

JA(農協)のローンの種類|借入目的に合わせて選ぼう

ここまでで、JAの概要やローンの特徴については、おおむねご理解いただけたでしょうか。

では、実際にJAでは、どんなローンを取り扱っているのか?主要な取り扱いローンについて、詳しくチェックしていきます。

①JA(農協)の「住宅ローン」でお金を借りる

一つ目は、JAが提供する「住宅ローン」についてです。
住宅ローンも各地のJAで条件が異なるのですが、ここでは神奈川県JAの住宅ローンを例に紹介します。

利用用途 ・住宅の新築・購入(中古住宅も含む)
・土地の購入(2年以内に新築し、居住する予定があること)
・住宅の増改築・改装・補修
・上記に付随して発生する費用
※購入物件の所在地や面積等により利用不可の場合あり
※ローンの対象となる不動産は、建築基準法およびその他法令の定めに合致している事が必要
申し込み条件 ・原則としてJAの組合員である事。
・借入時の年齢が満20歳以上66歳未満。且つ完済時の年齢が満80歳未満である事
・原則、前年度税込年収が150万円以上ある事(自営業者の場合は、前年度税引前所得が150万円以上ある事)
・原則、勤続(または営業)年数が1年以上ある事
・団体信用生命共済に加入できる事
・JAが指定する、保証機関の保証が受けられる事
・その他JAが定める条件を満たしている事
限度額 ・10万円以上5,000万円以内(1万円単位)

※所要資金の範囲内での融資に限る

適用利率 ・固定金利選択型=0.6%
・変動金利型=0.85%(10年)

※共に2018年9月2日現在の適用金利

保証会社等 ・神奈川県農業信用基金協会
・神奈川県農協信用保証株式会社
・協同住宅ローン株式会社

②JA(農協)の「マイカーローン」でお金を借りる

二つ目は、JAのマイカーローンです。
JAのマイカーローンは、非常に限度額が高く、低金利で利用できる点が特徴です。
以下はJA大阪南で利用できるマイカーローンの条件となります。

利用用途 ・ローン契約者本人、またはその家族が必要とする以下の資金

※営業用自動車、個人間売買に伴う資金は利用不可
※借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、印紙代)については、資金使途に含める事は可能

①自動車・バイク・除雪機(ともに中古を含む)の購入資金、及び購入に付帯する諸費用
②自動車等の点検・車検・修理費用、保険掛金
③運転免許の取得のための資金
④カー用品(カーナビ等)の購入資金
⑤車庫建設のための資金(ただし、借入金額は100万円以内)
⑥他社自動車ローンの借換資金(残価設定型クレジット含む)
申し込み条件 ・JA営業地区内に在住している、または勤務している事
・借入時の年齢が満20歳以上75歳未満。且つ完済時の年齢が満80歳未満である事
・継続して安定した収入がある事
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる事
・その他、JAが定める条件を満たしている事
限度額 10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
但し、所要金額の範囲を超えない事

※就職が内定者の場合は、300万円が上限
※借入時の年齢が71歳以上の人の場合は、200万円が上限

適用利率 年2.750~6.075%

※JAにて自動車を購入する場合は年▲0.100%の金利優遇あり

保証会社 三菱UFJニコス株式会社

③JA(農協)の「教育ローン」でお金を借りる

三つ目は、JAの「教育ローン」です。
このローンも、低金利で利用できますし、最高1,000万円までと限度額が大きいことが特徴です。

利用用途 ・就学する子供の教育に関する全ての資金
・他金融機関・信販会社等からの教育ローンの借換資金

※借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、印紙代)については、資金使途に含める事は可能

【借り入れ資金の例】
・教育施設へ支払う入学金
・授業料、学費
・アパートの家賃等
申し込み条件 ・JAの営業地区内に在住している、または勤務先がある事
・借入時の年齢が満20歳以上65歳未満、且つ完済時の年齢が満72歳未満である事
・継続して安定した収入がある事
・必要とする教育資金の対象としては、大学、短期大学、高等学校、中学校(私立学校法人)などに限られる。ただし、外国の教育施設の場合は、JAから振込可能な場合に限る
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる事
・その他当JAが定める条件を満たしている事
限度額 10万円以上1,000万円以内(1万円単位)

※ただし所要金額の範囲内とする

適用利率 年2.650~5.660%
保証会社 三菱UFJニコス株式会社

④JA(農協)の「フリーローン」でお金を借りる

四つ目はJAの「フリーローン」です。
このローンの特徴は、以下の通り低金利で利用できる点や、利用用途が自由な点が挙げられます。

ただし、地域によっては未成年者が申込む場合に連帯保証人が必要だったり、ネットで仮申込みができるのは満20歳以上に限られていたりと、地域によって条件に違いがある事も特徴です。

利用用途 ・生活に必要な一切の資金、および事業性資金

※他金融機関・信販会社等から借入中の各種ローンの借換資金や、借換えに伴う諸費用としても利用可能(ただし、負債整理資金等は除く)
※借入にかかる諸費用(事務手数料、振込手数料、印紙代)については、資金使途に含める事は可能

申し込み条件 ・JAの営業地区内に在住している事、または勤務先がある事
・借入時の年齢が満20歳以上65歳未満、且つ完済時の齢が満72歳未満である事
・継続して安定した収入がある事
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる事
・その他JAが定める条件を満たしている事
限度額 10万円以上300万円以内(1万円単位)
但し所要金額の範囲内に限る
適用利率 年7.575~10.625%
保証会社 三菱UFJニコス株式会社

⑤JA(農協)の「カードローン」でお金を借りる

最後は、JAのカードローンです。
以下は、JA東京中央の場合の利用条件となりますが、その他のJAの場合は正組合員の場合は「年収150万円以上」、准組合員(農業者以外)の場合は「年収250万円以上」と条件が異なる場合があります。

勤続年数についても「1年以上」という条件が設けられていたり、インターネットで仮申込みができる地域もある点が特徴です。

カードローンは先ほどご紹介したフリーローンとは異なり、限度額の範囲なら何度でも自由に借りたり返したりできるローンとなります。

利用用途 生活に必要な一切の資金
申し込み条件 ・JAの営業地区内に在住している事、または勤務先がある事
・契約時の年齢が満20歳以上70歳未満である事
・継続して安定した収入がある事
・JA(他JAを含む)との間でカードローン取引を行っていない事
・JAが指定する保証機関の保証が受けられる事
・その他当JAが定める条件を満たしている事
限度額 10万円以上500万円以内(10万円単位)
適用利率 年4.500~12.000%
保証会社 三菱UFJニコス株式会社

JA(農協)でお金を借りるメリット・デメリットは?

JAは知名度もありますし、お金を借りるという意味では非常に安心感のある金融機関です。
ではそんなJAのローンを利用する場合、どんなメリットやデメリットがあるのか、おおまかにまとめたのでぜひ参考にしてください。

JA(農協)でお金を借りるメリット

JAでお金を借りるうえでの、最も大きなメリットは、やはり「低金利でお金を借りることができる」という点に尽きます。

地域により若干の金利は変わるものの、上限金利で見るとおおむね10~12%程度の金利が適用されているケースがほとんどです。

一方で、三井住友銀行のカードローンの場合を見てみると、上限金利は14.5%となっていますので、JAのカードローンは大手の銀行よりも非常に低い金利で利用できます。

マイカーローンについても、おおよその上限金利は6%台のところがほとんどです。
その点、ディーラー系のマイカーローンなどを利用すると、7~9%の金利が適用されるケースもありますので、高級車などを購入する場合には断然JAのマイカーローンを利用した方がメリットは大きいでしょう。

JA(農協)でお金を借りるデメリット

上記のメリットがある一方で、JAのローンにはいくつかのデメリットもあります。

組合員になる必要がある

JAのローンを利用するデメリットの一つ目は、やはり「組合員になる手間が発生する」という点が挙げられます。

JAの組合員になるための出資金は、1,000~10,000円程度とそれほどお金はかかりませんし、万一組合を脱退する場合には、基本的には出資金は戻ってきますので、大きなリスクはありません。
しかし通常のローンとは異なり、わざわざ組合員の申込書に記入をしたり、窓口に出向く必要も出てきますので、余計な手間が発生するという点は否めません。

即日でお金を借りることができない

二つ目のデメリットは

「即日融資ができない」という点です。
したがって消費者金融のカードローンを利用する場合、午前中に申し込めば早ければ昼過ぎには、振り込みキャッシングやATMでキャッシングができます。

その点、JAのカードローンを利用した場合は、申し込みから融資まで最低でも一週間から2週間程度の時間がかかるケースもあるので、急ぎの資金を必要とする場合には、JAのカードローンは適していないということになります。

消費者金融のカードローンより若干審査が厳しめ

三つ目のデメリットは、JAのローンを利用した場合、「審査が厳しい」という点が挙げられます。

前段でもお伝えしましたが、JAは一般の金融機関とは異なり組合員で支え合う金融機関ですので、基本的には返済が滞るリスクが少しでもある組合員には融資を行うことはありません
それを証拠に、JAのローンの中には年収の条件が決められていたり、場合によっては勤続年数や勤務先の地域指定をされるケースもあります。

消費者金融には保証会社という存在はありませんが、JAのローンを利用する場合には保証会社の審査をパスする必要があるため、審査はより厳しいものと思っておいた方がいいでしょう。

低金利でお金を借りたい人は「JA(農協)」、今日中に借り入れたい人は「消費者金融」を

どんな人が「JAのカードローン」に向いていて、どんな人が「消費者金融などのカードローンに向いているのか?各々の特徴についても、触れていきます。

JA(農協)のローンがオススメな人の特徴

まず、JAのローンを利用したほうがいい人の特徴からです。

すでにJA(農協)の組合員の人

一つ目の特徴は、「すでに農業を営んでいてJAの組合員になっている」という人です。
前段でお伝えした通り、JAのローンを利用するためには組合員になる必要がありますので、手続きにある程度の時間を要するケースがあります。

その点、すでにJAの組合員になっている場合は、カードローンの申し込みなどもスムーズに行うことが可能です。

とにかく低い金利でお金を借りたい人

二つ目は、「とにかく金利負担を抑えたい」という人には、JAのカードローンは最適といえます。

金利18%の消費者金融で50万円を1ヶ月間借りた場合、1ヶ月の利息は約7,400円になりますが、10%のJAローンで50万円を1ヶ月借りると、1ヶ月の金利は約4,100円となり、実に3,300円もの金利手数料を節約することが可能になります。

まとまったお金を借りたい人

三つ目は、「比較的大きな限度額でカードローンを利用したい」という人にも、JAのカードローンは最適です。

JAのカードローンの上限金利は最高500万円までとなっていますが、一般的なカードローンの場合、「上限金利が300万円まで」というものもありますので、余裕のある限度額を求める人にとっては、JAカードローンは最適です。

ただし、JAの限度額が高いといっても、いきなり500万円の融資が行われることはまずあり得ません

限度額については、どのカードローンを利用した場合でも同じなのですが、カードローン初回契約時には、概ね年収の10~15%程度の限度額が設定されることが多く、利用実績を積み重ねて返済に問題がなければ、徐々に限度額がアップされる、という仕組みになっています。

万が一に備えてなど、融資を急いでいない人

四つ目は、「資金の調達に急いでいない」という人は、JAのローン利用には適しているといえます。

特に農家の人の場合、天候などの理由で農作物が売れず、急に生活資金が足りなくなることも考えられますので、「いまは必要はないが、いざというときのために備えておきたい」という場合は、JAのカードローンやフリーローンを契約しておくほうがいいといえます。

こんな人は消費者金融のカードローンがオススメ

次に、「消費者金融のカードローンを利用した方がいい人」についてもまとめていきます。

今日中など早くお金を借りたい人

一つ目は、「とにかく急ぎの資金を用意したい!」という人です。

JAのカードローンは、即日融資は無理なのですが、消費者金融については以下の方法で即日審査と即日融資が可能となっています。

  • 無人契約機でカードローンを申し込む
  • 公式Webから申し込み、無人契約機でカードを受け取ってキャッシングする
  • 公式Webから申し込み、当日中に振り込みキャッシングを利用する

消費者金融で当日融資を希望する場合、基本的には平日の15時までに全ての手続きを終えないと、当日中の入金はされません。これは銀行の振込締切時間が15時までとなっているためです。振り込みが15時を超えた場合は、翌営業日の入金になってしまいますので注意が必要です。

その点、プロミスを利用している場合で三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関のインターネットバンキング利用できる場合、「24時間365日」時間を気にすることなく振り込んでもらうことが可能です。

アコムを利用している場合でも、楽天銀行に口座があれば、同じく土日や夜間でも約1分で振込キャッシングが利用できます。

スマホで手軽に借りたい人

二つ目は、「申し込み手続きをとにかく簡単に済ませたい」という人も、消費者金融のカードローンに向いているといえます。

JAのカードローンの場合、公式WEBから申し込むことも可能ですが、場合によっては店頭に出向く必要がある場合もあります。

その点、消費者金融カードローンの場合は、基本的にWEBで全ての手続きが完了するので、面倒な書類の記入も必要ありませんし店頭に行く必要もありません。

プロミスなどが取り扱っている「アプリローン」を利用すれば、アプリ一つで申し込みからキャッシングまで、全ての手続きを終えることもできます。

少額から借りたい人

三つ目は、「必要最少限の借り入れをしたい」という人も、消費者金融のカードローンは最適です。

上記の通り、JAのカードローンの場合、最少借入額は「10万円~」となっていますので、例えば「5万円しか必要ない」という場合でも、10万円を借りなくてはなりません。

その点、ほとんどの消費者金融などでは、1万円程度の借り入れも可能ですし、場合によっては1,000円からの借り入れも可能な場合があります。

JAカードローンの場合、返済方法は「毎月の引き落としのみ」など、限られる場合がありますが、消費者金融の場合はATMからの随時返済はもちろん、振込による返済や、アプリを使ってカードレスでコンビニATMから返済する方法など、多彩です。

したがって、できるだけ少ない金額を借りて、素早く返したいという人には、消費者金融カードローンの方が向いているといえます。

安定した収入があるが年収が低めな人(200万円以下)

四つ目は、「年収が低い」という人も消費者金融カードローンはおすすめです。
JAのカードローンの場合は審査も厳しくなりますし、年収についても「最低200万円以上」という条件が設定されている場合もあります。

その点、消費者金融については「収入が安定していること」という条件が求められるだけなので、特に年収の「額」については、詳細は決められていません。

年収が100万円程度の場合でも、毎月安定して収入が入ってくれば、審査通過できる可能性は高いといえます。

ただし、消費者金融の場合は、総量規制の対象のローンとなりますので、例えば年収100万円の場合はどれだけ借りられたとしても、年収の1/3、つまり「33万円」を超えての借り入れはできないので注意が必要です。

パートやアルバイト、派遣社員の人

五つ目は、パートやアルバイトまたは派遣社員などの「正社員でない人」についても、消費者金融のカードローンは最適といえます。

JAの場合は、審査は厳しく行われますので、比較的安定度が低いとされるパート社員や派遣社員などの場合は、審査落ちする可能性もあります。審査を通過したとしても。限度額が非常に低く設定されるケースもあり得ます。

その点、消費者金融の場合は、申し込み条件として「パートやアルバイトでも可」と書かれているところがほとんどですので、とにかく安定した収入があれば雇用形態は問われないということになります。

上記の他にも、消費者金融の場合の契約が初めての人の場合は「30日間の無利息キャッシング」が利用できるというメリットもあります。

例えば、「今はお金がなくてキャッシングをしないといけないが、来月にはボーナスが入ってくる」という場合には、アコムかプロミス、そしてアイフルなどが提供している無利息キャッシングを利用し、一時的にお金を用立てしておいて、ボーナスが入った時点で一括返済すれば利息も0円で済ませることができます。

レイクの場合は最初の5万円までの借り入れまでなら、180日間無利息で利用することも可能です。

ただし、無利息期間であっても、毎月の返済がスキップされるわけではありませんので、毎月元金を返済は忘れずに行う必要があります。

まとめ|JA(農協)の特徴を加味して検討しよう!

JAの各種ローンは、非常に低金利でローンを利用できるというメリットがあります。ただし組合員になる必要があったり審査に時間がかかったりと、利便性という意味ではメリットが少ないローンといえます。

特に急ぎで契約する必要のない「マイカーローン」や「住宅ローン」については、金利の低いJAローンを利用し、本日中にお金を用意しないといけない!という急ぎの資金調達には消費者金融のカードローンを利用するなど、利用用途に応じてローン会社を使い分けるのが賢明といえます。

※記載されている内容は2023年2月現在のものです。

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