初めてでも安心!あなたがお金を借りるのにピッタリの場所はココ!
更新日:
公開日:2018.11.26
この記事を読まれている方の中には、「今まで借金した事がないけど、お金がなくてヤバイ…」、さらには「お金をすぐに用意いないといけないけど、どこから借りたらいいのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
たしかに、世の中には「銀行ローン」や「消費者金融ローン」などがたくさんありますので、どこに相談したらいいのか見当もつかない…というケースもあると思います。
そこで、今回は初めてキャッシングをする人向けに「職業別」や「金額別」で、おすすめの借入場所はどこなのか?また、各々でキャッシングする場合には、どんな事に注意すべきなのか?わかりやすくまとめてみましたので、是非参考にして頂ければと思います。
この記事の目次
担保不要でお金借りる!最短60分
- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
初めてでも大丈夫!お金を借りる事ができる場所一覧

まず、最初に「初めてお金を借りたい」という場合、どこから借りる事が出来るのか?
その場所と、おおまかなキャッシング可能金額、そして注意点等について簡単に表にしていますので、一度ご覧いただければと思います。
尚、各々のキャッシング方法については、この後詳しく解説していきたいと思います。
借りる場所 | 借りれる金額 | 注意点等 |
---|---|---|
家族 (親、兄弟、親戚など |
1万円~10万円 | 利息が付かないというメリットがあるが、今後の関係性にヒビが入る事もある。 |
友人、恋人 | 5千円~3万円 | 断られる可能性が高い |
銀行 | 1万円~200万円 | 金利や低いが、手続きが面倒 |
消費者金融 | 1万円~50万円 | 金利が高いが、スピーディー |
国や自治体など公的機関 (役所、郵便局、交番など) |
千円~10万円 | 金利がほぼ付かないケースもあるが、手続きが面倒 |
家族や友人、恋人からお金を借りる際は注意が必要
ここからは、上記でご紹介した借り入れの方法を一つずつ解説していきたいと思いますが、まずは「家族や友人などからお金を借りる」という方法です。
一見「手っ取り早い…」とも思えるこの方法ですが、実は以下のようなリスクがあります。
- 返済できない場合、友人関係にヒビが入り、恋人などは破局に至る事がある。
- 借りたほうが負い目を負うので、逆に無理難題を頼まれ、断れなくなる事がある。
- 親に負担をかけた場合、今度は親が金銭的に困窮するリスクがある。
特に友人や恋人からお金を借りる場合、些細な事で関係が崩れるのは避けたいところですので、出来れば借用書などをきちんと作成し、返済期限を守り、完済時にはお礼をする事などは忘れないようにしておきたいものです。
銀行からお金を借りる
次に、「銀行からお金を借りる」という方法です。
銀行からお金を借りる…と一言でいっても、実はたくさんの借入方法があります。
参考までに、銀行で利用できる代表的なローンを一覧にしていますので、一度ご覧ください。
銀行で利用できる ローンの種類 |
借入金額の目安 | 特徴 |
---|---|---|
カードローン | 1万円~50万円 | 必要な金額だけ借りて、いつでも返済できる手軽さが特徴 |
フリーローン | 10万円~300万円 | 一度借りてしまうと返済専用のローンとなる。一方金利が低いというメリットもある。 |
目的ローン | 10万円~300万円 | リフォームや教育ローンなどが代表的。見積書や契約書等、利用目的を証明する書類が必要 |
不動産担保ローン | 100万円~3,000万円 | 金利は低いが、不動産を保有している事や、その不動産の評価額で融資可能額が変わる事が特徴 |
ざっと挙げただけでも、上記のような特徴があるのですが、ここからは銀行ローンの特徴について、一つずつ詳しく見ていく事にしたいと思います。
特徴①金利が低い
銀行の各種ローンの最も大きな特徴は、やはり「金利の低さ」ではないでしょうか?
例えば、カードローンを利用する場合、一般的な消費者金融のカードローンの上限金利は18%のところがほとんどですが、三井住友銀行カードローンの上限金利は14.5%、またじぶん銀行カードローンの借り換えコースなら12.5%となっています。
またネット銀行のカードローンなら、上限金利が10%未満のローンもたくさんあります。
ただ、銀行ローンの金利の低さは、この後触れる「審査の厳しさ」とも関係しています。
つまり、銀行は審査を厳しくして、「貸し倒れ」のリスクを最低限抑えると同時に、融資が出来た人には出来るだけ低い金利で貸し出す…という仕組みを採用しています。
逆に、消費者金融等はある程度貸し倒れが発生するリスクを考えたうえで金利を設定しますので、銀行よりも金利が高くなってしまう…という訳です。
特徴②総量規制の対象外
次の特徴は「銀行ローンは総量規制の対象外である」という点です。
総量規制とは、貸金業者を規制する「貸金業法」という法律の一部になりますが、「消費者金融等のカードローンを利用する場合は、年収の1/3を超えて借り入れができなくなる」というルールの事を指しています。
銀行のローンについては、以上のような総量規制を受けない為、ルール上は年収の1/3…という規制の対象ではなく、年収の1/2までの融資が行われるケースもあるようです。
しかし、最近は銀行カードローンの過剰融資も社会問題化していますので、多くの銀行では消費者金融と同じく「融資は年収の1/3まで」と決めている所も増えており、また利用途中も収入の調査を定期的に行うなど、多重債務者の発生を抑制する動きも出ています。
したがって、最近では「銀行カードローンだからたくさん借りれる」という事は、なくなってきているようです。
参考までに、総量規制に関するわかりやすいページ(金融庁のHP)がありましたので、一度参考に見ていただければと思います。
特徴③銀行なので安心
次に、銀行でお金を借りた場合は「安心感がある」という点も、一つの特徴と言えます。
たしかに、消費者金融の〇〇ローンからお金を借りている…と聞くと、「相当お金に困っているんだな…」という印象を持ってしまいますが、「銀行からお金を借りている」と聞くと、何故か安心感を感じてしまいます。
銀行からの借入れが「安心感がある…」というのは、主に以下の点が考えられます。
- 銀行は上場企業が多く、その銀行からお金を借りるという事は、違法な取り立てもないだろうという安心感がある。
- 銀行は窓口もあるので、いざという時には店舗で相談できる安心感があるから。
いずれもその通りだとは思いますが、銀行でお金を借りて万一返済できなくなった場合には、違法な取り立てこそありませんが、すぐに法的措置がとられます。
したがって、銀行は安心できる=返済を待ってくれる、という意味ではない事だけは覚えておきましょう。
特徴④審査難易度が若干高め
この点は先ほど簡単にふれましたが、銀行のローン審査は一般の消費者金融などと比較して、若干厳しめであるという特徴もあります。
尚、銀行の審査が厳しい理由としては、以下の点が挙げられます。
- 銀行は保証会社を使って融資を行っており、新規融資の場合は銀行と保証会社の両方の審査が実施される事がある為。
- 銀行は貸し倒れリスクを限りなく低く抑える企業体質がある。その為、審査を厳しくして不安要素が多ければ、審査NGと厳しい判断をする為。
- 昨今、銀行の融資が暴力団の資金や、不正などに使われる事件が多数発生した為、融資先が反社会勢力かどうか…という厳しい審査が行われる為。
尚、上記の「3」についていえば、2018年の1月からは、新規銀行カードローンの申し込みの場合、警察庁のデータベース照会が必須となっていますので、より審査は厳しく、そして時間がかかるようになっています。
特徴⑤お金を借りるまでに時間がかかる
最後の特徴は「審査時間」です。
この点については、先ほど触れた通り「警察庁のデータベース照会が必要になった」という点も関係していますし、銀行の保証会社の審査時間も大きく関係してきています。
したがって、一般的な消費者金融の場合は、即日審査・即日キャッシングも可能ですが、銀行の場合は一部を除き、ほとんどが審査回答から借り入れ開始までは、1日以上かかる状況となっています。
また、銀行によっては窓口営業時間に書類審査の為に出向く必要があるケースもある為、余計時間がかかる…というケースもあるようです。
消費者金融からお金を借りる
次は、消費者金融での借り入れについても詳しく見ていきたいと思います。
昔は「消費者金融」と聞くと、「横柄な受付態度」「滞納した時の暴力的な取り立て」など、ダークなイメージしかなかったようですが、最近では上場している金融会社も増えてきており、以前のような暗いイメージも払拭されてきています。
また、2010年に改正された貸金業法により、違法な金利や違法な取り立てが禁止され、それに違反すると貸金業法の免許が取り消される事になっていますので、今では殆どの消費者金融の対応は一流と言ってもいいくらいのレベルに達しています。
では、そんなクリーンな消費者金融からお金を借りる場合、どんな特徴があるのか?詳しく見ていく事にしましょう。
特徴①金利が高い
一つ目の特徴は、その金利の高さです。
以下に、主な銀行カードローンと、消費者金融カードローンの金利を比較していますが、最も低い銀行カードローンと、消費者金融とでは、上限金利だけ見ても2倍の開きがある事がわかります。
銀行カードローン or 消費者金融カードローン |
カードローンの種類 | 金利 |
---|---|---|
銀行カードローン | ||
住信SBIネット銀行 | ・0.99%~7.99% (※条件あり。プレミアムコースの場合) ・8.39%~14.79% (※条件あり。スタンダードコースの場合) |
|
ソニー銀行 | 2.5%~13.8% | |
じぶん銀行 | ・2.1%~17.4% (誰でもコースの場合※au限定割適用) ・1.7%~12.5% (借り換えコースの場合※au限定割適用) |
|
イオン銀行 | 3.8%~13.8% | |
楽天銀行 | 1.9%~14.5% | |
ジャパンネット銀行 | 2.5%~18.0% | |
消費者金融カードローン | ||
プロミス | 4.5%~17.8% | |
アコム | 3.0%~18.0% | |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | |
レイク | 4.5%~18.0% | |
アイフル | 3.0%~18.0% | |
信販系カードローン | ||
オリックスクレジットカードレスVIP | 1.7%~17.6% | |
ジャックス「プレミアビアージュ」 | 4.5%~18.0% | |
オリコカードローン「CREST」 | 4.5%~18.0% |
特徴②総量規制の対象
次の特徴は、消費者金融カードローンは総量規制の対象になるという点です。
この点は、先ほどの銀行カードローンのパートで解説しましたので、詳しくは割愛しますが、消費者金融カードローンを利用している場合は、1社だけではなく消費者金融カードローンの借り入れ合計が「年収の1/3に収まっている事」が条件となります。
特徴③銀行より審査難易度が若干低め
この点も先ほど触れましたが、消費者金融カードローンの場合は、銀行カードローンと比較して、比較的審査に受かる可能性が高いと言えます。
しかし、これもあくまで銀行カードローンと比較した場合であって、消費者金融でも以下に該当する場合は、審査落ちする可能性は高くなります。
- すでに他社で年収の1/3ギリギリまで借りている。
- 他社カードローンの返済が滞りがちである。又は延滞している。
- 安定した収入がない。
- 他社カードローンやクレジットカードの返済に困り、債務整理した事がある。
- 嘘をついて虚偽の申告によりカードローンを申し込んだ。
特徴④即日融資など急ぎの方に対応できる
また、消費者金融の場合は、以下の方法を使う事で、申し込み当日の即日キャッシングを利用する事も可能です。
- 無人契約機で申し込み、当日中にカードを発行してもらい、隣にあるATMでキャッシングする方法
- 公式WEBから申し込み、当日中に振込キャッシングをする方法
- 公式WEBから申し込み、無人契約機でカードを受け取り、ATMでキャッシングする方法
- アプリローンを利用し、申し込みから借り入れまでカードレスで行う方法(プロミスなど)
ちなみに、振込キャッシングを利用する場合で、依頼日の当日中に振込を希望する場合は、平日の15時までにすべての手続きが完了している事が条件となります。
万一それに遅れてしまうと、実際に入金されるのは「翌営業日」という事になりますから、急ぎでお金を借りたい人は要注意です。
特徴⑤無利息期間などのキャンペーンがある
次に、消費者金融は「無利息キャッシング」というサービスを提供している事でも有名です。
無利息キャッシングとは、カードローンの契約が初めての場合「初回契約日から30日間※アコムやアイフルなど」または、「初回借り入れ日から30日間※プロミス」は利息がかからないサービスの事を指します。
例えば、50万円を金利18.0%のカードローンで1ヶ月借りた場合、利息は約7,400円となりますが、この無利息キャッシングを利用すれば、それが0円になるという事になります。
ただ、無利息キャッシング期間中でも、元金の返済はきちんと行う必要がありますので、その点だけは覚えておきましょう。
国や自治体など公的機関からお金を借りる
ここまでが銀行・消費者金融でお金を借りる場合の基本的な解説となります。
次に、低所得世帯や母子家庭、そして高齢者世帯など、安定した収入がない場合は、どこからお金を借りる事が出来るのでしょうか?いくつかの候補を挙げてみたいと思います。
緊急小口資金
一つ目は、地域の福祉事務所などで取り扱っている「緊急小口資金」です。
これは、主に生活保護を受けており将来返済が見込める場合で、緊急の生活資金が必要な場合に、最高10万円までが無利子で融資される制度の事を指します。
ただ、書類審査も必要ですし、申し込みから融資までは1週間~10日程度必要になりますので、急ぎの資金調達には不向きと言えます。
生活福祉資金
次に厚生労働省が取り扱っている「生活福祉資金」です。
この制度は、以下に該当する場合に利用できますが、連帯保証人を立てる事が出来れば、無利息でお金を借りる事が出来ます。
生活福祉資金制度の利用が出来る対象 | |
---|---|
低所得者世帯 | 必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度) |
障害者世帯 | 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者等の属する世帯 |
高齢者世帯 | 65歳以上の高齢者の属する世帯 |
尚、この制度を利用した場合は、例えば生活再建までの間に必要な生活費用として、二人以上の世帯では)月20万円以内、単身者の場合は月15万円以内まで融資を受ける事が可能です。
金利が非常に低い
では、国や自治体などの公的機関からお金を借りる場合の特徴についても、見ていきます。
このような公の機関かからお金を借りる場合、共通する特徴としては「金利が低い」または「無利息である」という点が挙げられます。
先ほどご紹介した通り、緊急小口資金などでは無利息で融資をしてくれますし、国の教育ローンなどを利用した場合も、銀行の教育ローンと比較して半分程度の金利で利用する事が可能です。
(例)
日本政策金融公庫の教育ローンの金利…1.76%
三菱UFJ銀行の教育ローンの金利…3.975%(変動金利の場合)
国や自治体が運用しているので安心
また、このような公の融資は、国や公的機関からの融資になる為、とにかく「安心できる」という特徴もあります。
このような融資は営利目的ではなく、困窮者を支援する目的で作られた制度ですので、審査は若干面倒ですが、市役所や福祉事務所の人も、丁寧な対応をしてくれます。
ただ、いくら対応が紳士的だからといって、融資を受けた後はきちんと返済する義務が残りますので、その点だけは覚えておくようにして下さい。
手続きが若干面倒
この点は先ほども触れましたが、審査の為にいくつかの書類を用意しないといけない…という特徴もあります。
例えば、緊急小口資金の場合は、条件として「将来返済できる見込みがある事」という事になっていますので、就職が決まっている事とか、一時的に休職しているが退職した訳ではない事などを、書類で証明する必要も出てきます。
お金を借りるまでに時間がかかる
この「融資までの時間」については、無利息でお金を借りれるとすれば我慢すべき点かもしれませんが、それでも生活に困窮している場合で、融資まで10日以上かかるとなると困る場合も出てきます。
かといって、収入がない状態では、銀行も消費者金融もお金を貸してくれませんので、公的期間からの融資については、ひたすら待つしかないのかもしれません。
交番でお金を借りる事も可能
また、財布を盗まれたので家に帰れない…など、緊急かつ少額のお金を必要とする場合は、交番でお金を借りる事も可能です。
これは「公衆接遇弁償費」という、警察が用意してくれている公の制度になるのですが、以下のケースに該当する場合に限り、最高1,000円までならお金を借りる事が可能です。
- 外出先で所持金を盗まれ、帰宅できない場合
- 行方不明者の保護にあたり、必要な交通費など
- 行方不明者の保護や、交通事故の救護にあたり、緊急に必要となる費用
- その他公衆接遇の適正を期する為の費用
初めての人がお金を借りる場所の選び方は?

ここまで、初めてお金を借りる場合の手段について、詳しくお伝えしてきましたが、ここからは「必要とする金額別」で、どこからお金を借りるのがベストなのか?考えてみたいと思います。
【1万円以下】お金を借りたい場合はこちらの場所
まず、必要とするお金が”数千円”などの場合です。
この場合、厳密にいえば消費者金融などからも借り入れは出来るのですが、カードローンは1万円単位の借り入れに限定されているケースも多い為、少額の借り入れには正直不向きと言えます。
したがって、このような1万円未満のお金なら、やはり家族や友達、恋人、同僚などから助けてもらうのが一番かもしれません。
アルバイトでも利用できる給与前借り制度
ただ、やはり「同僚からお金を借りるのは気が引ける」という方も多いと思います。
そんな時には、勤務先で「給与の前借り制度」というものがないか?一度チェックされる事をおすすめします。
例えば、下記にきらぼし銀行の「前給制度」のURLを掲載していますが、この制度を利用すれば、自分が働いた分の中から、一定額をアプリ一つで前借りする事が可能です。
ただし、この制度を採用している企業によっては、手数料を有料としているケースもありますので、頻繁に前借りする事だけは避けたほうがいいかもしれません。
【10万円~】お金を借りたい場合はこちらの場所
次に、10万円前後の借り入れを希望している場合です。
消費者金融
この程度の金額なら、やはり消費者金融を利用するのがベストと言えます。
消費者金融で50万円までの借り入れをする場合は、基本的に収入証明書は不要で、運転免許所やパスポートなどの本人確認書類のみで、申し込む事が可能です。
また、少額の借り入れなら、無利息キャッシングサービスで利息をできるだけ負担せずに済ませる事もできますので、その点でもオススメと言えます。
銀行
また、「とにかく利息を低く抑えたい」という場合は、銀行カードローンがオススメです。
ただ、ここ迄でも何度かお伝えしている通り、銀行カードローンは基本的に即日融資は出来ませんので、少なくとも申し込みから融資までは最低でも1~2日程度は見ておく必要があります。
【50万円~】お金を借りたい場合はこちらの場所
では、借り入れ希望額が50万円を超える場合は、どこから借りるのがベストなのでしょうか?
銀行
借り入れ希望金額が50万円以上となると、恐らく「リフォーム費用」や「海外旅行の費用」さらには、車のローンなど、ある程度目的が決まった借り入れが想定されると思いますので、そのような場合には、金利の低い銀行の目的ローンを申し込まれる事をおすすめします。
ただし、銀行の目的ローンは金利10%前後という比較的低い金利で借りる事が出来るというメリットはありますが、利用目的を証明する「見積書」や「契約書」などの提出が必要になりますし、審査に1週間程度かかってしまう場合もありますので、その点だけは注意が必要です。
国や自治体など公的機関
また、教育費など50万円以上を超える借り入れの場合は、やはり公庫や自治体のローンを利用した方が賢明と言えます。
この場合、銀行の融資よりも半分程度の利息で利用できますし、なによりも安心して利用できる、という点がメリットと言えます。
ただし、このような公の融資制度を利用する場合は、書類の準備だけで大変ですし、融資までのスピードも民間の金融機関と比較して、若干遅い傾向がありますので、その点は覚えておくようにして下さい。
初めての人が職業に合わせてお金を借りる場所を選ぶ場合

次に、「職業別のおすすめ借り入れ方法」についても、チェックしてみたいと思います。
尚、主な雇用形態別で、借り入れの基本的な注意点を、以下にまとめていますので、まずはこちらをご覧いただければと思います。
雇用形態別 | 注意点 |
---|---|
正社員、公務員 | 特に融資面では問題なし。勤続年数は3年以上がベター |
派遣、契約社員 | 比較的不安定な雇用形態と判断されてしまう。しかし、勤続年数が長い場合は高評価 |
パート、アルバイト | 不安定な雇用形態ではあるが、毎月安定した収入があれば借り入れも可 |
自営業 | 審査は厳しくされる傾向がある。数年分の確定申告書の写しなどを準備し、返済に問題がない事を説明する準備も必要 |
無職 | 金融機関からの借り入れは、ほぼ無理 |
【正社員・公務員】がお金を借りるのに適した場所は?
では、雇用形態別のおすすめ借り入れ方法について、一つずつチェックしていく事にしましょう。
まずは、「正社員」「公務員」のケースからです。
これらの雇用形態の方の場合、銀行でも消費者金融でも、最も属性が良い利用者となりますので、他社の借り入れが多かったり、延滞などが発生していない限り、かなりの高確率でどの金融機関でも融資を受ける事は可能です。
念のため、金融機関別の融資を受けるポイントをまとめておきましたので、参考にして頂ければと思います。
借りるところ | 融資を受けるポイント |
---|---|
銀行 | 書類の記入や入力さえ間違えなければ、融資面で不利になる雇用形態ではない。在籍確認時にはきちんと連絡が取れる電話番号を伝えておく事がポイント |
消費者金融 | 申し込みさえ正確に、正直に行えば、審査通過は問題なし。 |
国や自治体などの公的機関 | 申し込みさえ正確に、正直に行えば、審査通過は問題なし。 |
【派遣・契約社員】がお金を借りるのに適した場所は?
次に、派遣や契約社員の場合です。
これらの雇用形態の場合、先ほどの正社員や公務員からは劣ってしまいますが、ある程度は社会的ステータスもありますので、過去に延滞などをしていない限りは、借り入れは問題ないケースがほとんどです。
ただし、派遣スタッフや契約社員として働き始めて間もない…という場合については、若干審査では不利になりますので、出来れば最低1年以上勤務してから融資を申し込まれる事をおすすめします。
こちらについても、各々審査通過のポイントをまとめておきます。
借りるところ | 融資を受けるポイント |
---|---|
銀行 | 出来れば勤続年数が1年以上(理想は3年以上)ある事が望ましい。 |
消費者金融 | 勤続年数は上記と同じ。また派遣社員の場合、在籍確認時には必ず派遣先ではなく派遣元に連絡を入れてもらうよう申し込むのがコツ |
国や自治体などの公的機関 | 正社員よりは審査通過の可能性は低い。他社借り入れを出来るだけ減らして申し込むと、審査は通りやすい。 |
【パート・アルバイト】がお金を借りるのに適した場所は?
では、パートやアルバイトの場合はどのローンを利用するのがベストなのでしょうか、こちらもチェックしていきましょう。
申込者がパートやアルバイトの場合、残念ながら雇用形態としては「不安定」と見なされてしまう場合がほとんどですので、銀行のローン契約よりも消費者金融に申し込んだほうが、審査通過の確率は高くなります。
ただ、銀行によっては公に「パート・アルバイトも可能」としている所と、その記載がない銀行の2パターンに分かれますので、銀行のローン商品概要書などをよくチェックされてから申し込まれる事をおすすめします。
借りるところ | 融資を受けるポイント |
---|---|
消費者金融 | 収入の多さよりも、毎月安定して収入があれば、審査通過の可能性は高い。 |
国や自治体などの公的機関 | 教育ローンなどの高額ローンは難しいが、生活困窮者の為の融資制度は利用できる可能性は高い。 |
【自営業】がお金を借りるのに適した場所は?
次に「自営業」の場合です。
自営業も、銀行や消費者金融から融資を受ける事は可能なのですが、残念ながら自営業は「収入が不安定」と見なされるケースも多く、銀行などでは審査落ちしてしまう事もあるようです。
したがって、消費者金融から出来るだけ少額で借りるか、生活困窮者の場合は自治体などの融資制度を利用される事をおすすめします。
借りるところ | 注意点 |
---|---|
消費者金融 | 申込時には、確定申告書の写しなどをすぐに提出できるように準備しておく。 また最初から大きな額を申し込まず、10万円程度の申し込みから始めると、審査通過の可能性は高くなる。 |
国や自治体などの公的機関 | 自営業できちんと収入がある場合は、国の教育ローンなども利用可能。 ただし収入が安定しておらず、生活に困窮している場合は、福祉制度などを利用するのがベスト |
【無職】がお金を借りるのに適した場所は?
最後に、無職の場合のおすすめの借り入れ場所についてです。
この点については、これまでの何度かお伝えしてきましたが、ほぼすべてのローン会社や自治体も、融資の条件として「本人に安定した収入がある事」という条件が掲げられていますので、無職の場合は残念ながらどのローンに申し込んでも、審査を通過する事は出来ません。
また、たとえ審査に通ったとしても、収入がないという事は返済も出来ない訳ですから、このような場合には最初からお金を借りないほうがいい…という事になります。
初めての人は特に注意!闇金など違法な場所からお金を借りるのは絶対にダメ!

仮面とビジネスマン
最後に、初めてキャッシングをする人が注意すべき点をいくつかまとめておきたいと思います。
銀行やアイフルなどの大手消費者金融はほぼ20歳以上から
一つ目の注意点は「ローンの申し込みには年齢制限がある」という点です。
まず、「何歳からローンを申し込めるのか?」という点についてですが、銀行や消費者金融のほとんどは、契約時の年齢条件を「20歳から」という事にしています。
これは、未成年が一人で契約した場合、民法上で契約のキャンセルが認められているからです。
つまり、未成年者が親の同意を得ずにカードローンを申し込んだ場合、それがたとえ審査通過の後だったとしても、カードローンの契約は白紙に戻される可能性が高いという事になります。
したがって、銀行や消費者金融は無駄な手間やトラブルを避ける為、契約年齢を20歳以上としている、という訳です。
また、申し込み年齢が20歳からと決められているように、申し込み年齢の「上限」も決められている場合があります。
これは、完済時に高齢者になり、返済が滞る事を防ぐ為のルールですが、例えば銀行カードローンや消費者金融の場合は以下年齢条件が設定されています。
ローン名 | 年齢条件 |
---|---|
プロミス | 18歳以上74歳以下※ |
レイク | 20歳以上70歳以下 |
アイフル | 20歳以上上限年齢設定なし |
アコム | 満20歳以上69歳以下 |
SMBCモビット | 20歳~74歳 |
三井住友銀行カードローン | 20歳以上69歳以下 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクィック | 20歳以上65歳以下 |
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)、収入が年金のみの方はお申込いただけません
一部の学生ローンなら18歳、19歳の学生でもお金を借りる事が可能
ただ、未成年の場合でも、一部の学生ローン専門業者の場合は融資が可能という場合もあります。
しかし、学生ローンの場合は、本人確認書類とは別で学生証の提出が必要になったりしますので、若干の手間も必要になります。
また、学生の場合はお金が借りられたとしても、収入が少なくて返済が滞る可能性も高い為、出来れば学生ローンも利用しないほうがいいかもしれません。
悪質な違法貸金業者もあるので注意が必要
また、「18歳、19歳でも審査なしでお金貸します」といった広告や、「ブラックでも融資OK!」と書かれた看板を街でよく見かけますが、このような業者を利用しないよう、注意も必要です。
なぜなら、このような業者の殆どは、「闇金」や「ソフト闇金」と呼ばれる、無登録業者の可能性が高いからです。
このような貸金業者は、最初は優しい顔をして身分証明書だけで融資をしてくれますが、その後は返済しようとしても拒み、裏で法外な利息を積み上げていく、という悪質な方法で利用者を追い込んでいきます。
闇金やソフト闇金を利用した場合、ほとんどのケースで違法な取り立てに遭うなど、最後はトラブルに巻き込まれる事になりますので、くれぐれもこのような甘い広告には誘われないようにして下さい。
18歳未満(17歳)や高校生がキャッシング等でお金を借りる事は不可能
また、18歳以下など高校生がお金を借りたい…という場合は、さすがにどの業者でも融資は無理であるという事も覚えておいてください。
この場合、消費者金融や銀行はもちろん、学生ローンについても高校生は不可としていますので、高校生がお金を借りれるのは、友人や家族のみという事になります。
悪質業者を見分ける方法
ところで、先ほどご紹介した闇金やソフト闇金を安易に利用しないように、事前にチェックする方法もありますので、最後にご紹介しておきたいと思います。
それは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスや、財務局の悪質貸金業者の検索サービスを利用するという方法です。
もし自分が利用しようとしている貸金業者名が、聞いたこともないような会社名だった場合は、これらの検索サービスを利用し、もし悪質業者として情報がヒットする場合は、当然ながら利用はやめたほうがいいという事になります。
そういう意味でも、やはりキャッシングするなら、大手の消費者金融や銀行がベストと言えるかもしれません。
初めてお金を借りる時の場所まとめ

今回は、はじめてお金を借りる場合のベストな利用先や、その注意点について、いくつかの情報をお届けしました。
冒頭で触れた通り、はじめてキャッシングをする場合は、色々不安になるのも無理はありません。
ただ、最近では一部の違法業者を除いては、銀行も消費者金融も親切に融資の相談に乗ってくれますし、消費者金融においては女性専用ダイヤルなども用意し、できるだけキャッシングしやすい配慮をしてくれています。
しかし、その一方ではキャッシングした後は、必ず返済が待っていますので、自分が返済できる金額を見極めて、自分に合った業者から最小限の借り入れをする…という事がとにかく大事なのかもしれませんね。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。