友達からお金を借りるときには、場合によっては友情にひびが入ってしまう可能性など、リスクがあることを覚悟しておきましょう。頼み方には注意が必要です。

この記事では、友達からどうしてもお金を借りる必要があるとき、高確率で借りられる理由を紹介します。

友達からお金を借りるときに使える理由一覧

友達からお金を借りる場合に、相手の心象を悪くせず、できるだけ高確率で貸してもらえるおすすめの理由を、その解説とあわせてまとめました。

記事後半で紹介するポイントを踏まえた理由を元にまとめているので、状況に応じてご活用ください。

理由	解説
財布をなくしてしまった	緊急かつ重要なことなので、貸してくれる人が多い
親戚が危篤状態で〇〇まで行かなければいけない	金額にもよってしまうが、3万円程度なら貸してくれる可能性がある
給料日とかみ合わず結婚式のご祝儀が払えない	借用書があれば貸してくれる可能性がある
仕事でどうしても外せない飲み会が急に入ってしまった	「急に」をつけることが大切
予想以上に高額で医療費が払えない	この事態は誰にでも起こる可能性があるため、共感されやすい
ペットの手術代が足りない	ペットを飼っている友達には効果的
車が壊れてしまった	仕事で車を使っていることを友達が知っていたら効果的
携帯が壊れ、割賦契約できなかった	仲が良い友達にも影響がある理由としていいやすい

注意しておきたいのは、お金が必要な理由に対して金額は正しく設定することです。
親戚の危篤状態に対して新幹線代など交通費として借金を申し出ているにもかかわらず、その金額が10万円や20万円では相手もさすがに疑います。あくまでもお金を貸す側が納得できる金額にとどめておくべきです。

理由が何であれ、相手から「お金は貸せない」と断られた段階で、潔く諦めましょう。
しつこく何度も繰り返し頼み込んでしまうと、どれだけ誠意を持って丁寧にお願いしていたとしても、友人関係にヒビが入りかねません。

友達からお金を借りる前に知っておくべき頼み方とリスク

もしもあなたが、両親や兄弟など家族ではなく、友人から突然「お金を貸してほしい」といわれたら、どんな気分になると思いますか？おそらく、多くの人が良い気分にはならないと思います。
そのため、お金がどうしても必要にもかかわらず友達に対して「お金を貸してほしい」といえない人が多いのです。お金の貸し借りが原因となって、友情が破綻してしまうケースは決して珍しくはありません。

しかし友達にお金を借りる行為自体は、決して悪いことではありません。お金を貸してくれる人に納得してもらえるように、借りる理由をきちんと説明しましょう。

友達からお金を借りるときの理由が「ギャンブル」だったらどう思うか

お金が必要な理由を正直に伝えるだけで以心伝心できるほどの親密な間柄なら、特に問題はありません。だからといって、正直にギャンブルを借りる口実には使わない方が良いでしょう。
友達間のお金の貸し借りにまつわるネット上の声を見てみると、「ギャンブルで負けてしまったお金を取り返すために貸してほしい」という人が多いようです。

ここでも借金を頼まれる側の立場になって考えてみましょう。
あなたが、友達から「ギャンブルで巻き返したいから、お金を今すぐ貸してほしい」とせがまれたら、お金を貸しますか？

間柄や友達からの頼み方によっては、しぶしぶお金を貸す人もいるでしょう。しかし本音では、そんな理由で大事なお金を貸したくはないはず。
そして、その思いから「この人とは、今後は距離を置こう」と決意する人も多いのではないでしょうか。

たとえ状況が切羽詰まっていたとしても、あまりにも無謀かつ自分勝手な理由でのお金の貸し借りは、友情にも大きく悪影響を及ぼしかねません。
それでも友達からしかお金を借りる手段しかないのであれば、「自分が貸さないとこの人が大変な状況になってしまうかも」と思ってもらうことが、何よりも大切です。

友達からお金を借りるときの注意点｜借りるためのポイント

友達からお金を借りる必要があるが、その友達との関係をできるだけ壊したくないのであれば、以下の点を意識した上でお金を借りてください。

大切なのは、きちんと借りたものは返す強い意志があることを示すことです。
お金がとにかくすぐにでも必要である、もしくは手段がすでにそれしかないなど、緊急性が強いこと伝えましょう。

それでは上の4つの点について、さらに詳しく見ていきましょう。

誠意を持ってお願いする

借金を頼む友達との関係がどのようなものであったとしても、一番大切なのは「誠意」を持ってお願いすることです。

軽率な頼み方やヘラヘラ笑いながらなど誠意が全く感じられない頼み方は、親友であっても、お金を貸そうとする気持ちをなくす可能性があります。
礼儀正しくきちんと誠意を持った頼み方であれば、浅い関係の友達からでもお金を借りられるかもしれません。

最後の手段であることを伝える

「家族や金融機関に借金を申し出たにもかかわらず断られてしまい、最後の手段としてお願いした」と伝えましょう。
「この人は少なくとも最低限の努力はしている」「本当に厳しい状況に陥っているんだ」と、緊急性が強いことを印象づけられます。

緊急性、重要性が高い理由

「今日中に支払わないと、差し押さえを受けてしまう」
「親戚が危篤で今すぐ駆けつけたい！そのための新幹線代を貸してほしい」
など緊急性や重要度が高い理由ほど、お金を貸してもらいやすくなります。

もしくは、「親族が亡くなってしまったので、その香典代だけでも貸してほしい」など、外的要因を理由に借金を申し出てもよいでしょう。特に、相手の情に訴えかけるような理由ほど、「やむを得ない」という気持ちからお金を貸してもらいやすくなります。

返済計画と遵守

「次の給料日には必ず全額返せる」というように、確実に返済できる目途を具体的に伝えましょう。そうすることで相手も少なからず安心できるため、財布のひもも自然と緩くなりがちです。このとき、以下の3つの点に留意した頼み方を心がけましょう。

借金のことだけでなく、その後に続く返済についても具体的な手段やタイミングをきちんと明確にすることで、相手の不安を取り除くことができるわけです。
借りる側として、具体的な金額や日付は必ず把握しておきましょう。

借用書を用意する

信頼関係を守るためには友達との間の借金であったとしても、それを公的に証明する借用書を用意しておくべきです。
借用書とは、いつ、誰が、誰から、いくら貸し借りしたかを記した書面のことです。その書面に用いる印鑑を「実印」にすることで、相手に対して返済の意志がより強いことを示すことができるでしょう。

借用書の具体的な書き方については、「借用書の書き方と作成方法！絶対にやってはいけない事とは」でさらに詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

まとめ｜どうしても友達からお金を借りられない場合

どんなに言葉巧みにお願いしたとしても、友達に借金を頼むこと自体がNG行為と考える人が多く、場合によっては友情が壊れてしまう可能性も覚悟しておくべきです。
そうならないためにも、借金の理由や返済の意思を、明確に誠意を持って伝える必要があります。

友達や家族にどうしても借金を申し出ることができない、もしくは頼りたくない人には、金融機関からお金を借りることをおすすめします。
友達との関係が本当に大切であると考えるのであれば、友情をだしに借金を迫ることはやめておくべきでしょう。
その点金融機関であれば、遠慮することなく必要な金額を借りられます。計画性を持って利用すれば決して危険はなく、心配や怖いこともない便利なサービスです。

「審査に通るかどうか心配」という人には、審査通過率の高さで定評があるアイフルがおすすめです。
アイフルが提供するローンの基本情報や審査の詳細については、「アイフルの審査から融資までの流れを徹底解説！」で詳しく紹介しています。あわせてぜひ一度ご覧ください。

※記載されている内容は2023年4月現在のものです。