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信用金庫のお金の借り方とは?審査基準と銀行ローンとの違い

更新日:

公開日:2017.7.16

  • hatena

「信用金庫でお金を借りるときの条件は銀行と同じ」だと思っていませんか?実は違うのです。
信用金庫で融資を受ける場合、銀行の手続きとは異なる部分があり、特に即日融資を希望している場合には注意しなければなりません。

今回は信用金庫の概要を簡単に解説し、信用金庫でお金を借りる場合はどんな点に注意すべきなのか、詳しく見ていきます。

この記事はこんな人にオススメ!

  • 信用金庫でお金を借りようとしている方
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信用金庫と銀行のお金の借り方の違い

「信用金庫は知っているが、利用したことがない」という方も多いのではないでしょうか。

メガバンクやネット銀行とは異なり信用金庫の営業範囲は限られているので、自分が住んでいる地域に信用金庫がなく、利用したくても店舗がないケースもあります。

信用金庫は「お金を預ける」「お金を借りる」という意味では、一般的な銀行と同じです。
しかし細かい部分を見ていくと、銀行と信用金庫にはいくつかの違いがあり、デメリットもあることに注意しなくてはなりません。

信用金庫と銀行の主な違いは経営理念

銀行と信用金庫は規制を受ける法律も、金融機関としての組織の在り方も異なります。

同じ金融機関の銀行と比較すると、銀行は株主(主に大手企業や投資会社で構成)の出資により会社が運営されているのに対し、信用金庫は利用者一人一人が出資者となって運営している点が最も異なる点です。

そのため信用金庫は、出資者に利益があるような経営をしています。

<信用金庫と銀行との違い>
信用金庫 銀行
規制を受ける法律 信用金庫法 銀行法
設立目的 国民大衆のために金融の円滑を図り、その貯蓄の増強に資する 国民経済の健全な発展に資する
組織 会員の出資による協同組織の非営利法人 株式会社組織の営利法人
会員(組合員)資格 (地区内において)
住所または居所を有する人
事業所を有する会社やその代表者
勤労に従事する人
<事業者の場合>
従業員300人以下または資本金9億円以下の事業者
なし

信用金庫でお金を借りるには会員になる必要がある

個人が銀行系金融機関からお金を借りる場合、メガバンクやネット銀行を利用される方が多いでしょう。
銀行でお金を借りる場合、申し込み時点ではその銀行の口座がなくてもローンを申し込めるケースがほとんどです。

一方、信用金庫でお金を借りる場合は、まず信用金庫に出資をして「会員」にならなければいけません。なお、会員になるためには1口1万円(※)の出資金を支払う必要があります。
※一口5,000円からの信用金庫もあります。

信用金庫でお金を借りるときの審査基準

信用金庫の融資では審査が行われます。しかし、どのような点がチェックされるのかは公開されていません。
ただし一般の銀行と同じく、どこの信用金庫でも審査項目は共通していて、主に以下の点が確認されます。

<信用金庫の融資審査でチェックされる項目>

  • 申し込み者の年齢
  • 安定した収入があるかどうか(きちんとした会社に勤務しているか、自営業として安定しているか)
  • 他社の借り入れ状況に問題はないか(信用情報機関の内容に問題はないか)
  • 信用金庫独自の融資ルールに合致しているか(営業エリア内に住んでいることなど)

この中で最も重要なのが「安定した収入」「信用情報機関の内容」です。
信用金庫は地元密着の金融サービスを提供しており、利用者の利益を優先します。

「個人の利益を優先するから審査が甘いのか?」というと、そうではありません。
万一融資した相手から返済されないとなると、他の利用者にも影響が出るので審査は厳格に行われます。

信用金庫の会員になってお金を借りる方法

信用金庫を規制する信用金庫法では「信用金庫の会員条件」が定められています。
以下に信用金庫法の一部を抜粋していますが、信用金庫の会員資格は以下の通りです。

<信用金庫の会員資格>

  • 信用金庫の営業地区内に居住、もしくは勤務していること
  • 反社会的勢力ではないこと
  • 個人事業者の場合は、常時使用する従業員数が300人以下であること
  • 法人事業者の場合は、常時使用する従業員数が300人以下、かつ資本金が9億円以下であること
<信用金庫法の抜粋>
第二章 会員(会員たる資格)
第十条 信用金庫の会員たる資格を有する者は、次に掲げる者で定款で定めるものとする。ただし、第一号又は第二号に掲げる者に該当する個人にあってはその常時使用する従業員の数が三百人を超える事業者を除くものとし、第一号又は第二号に掲げる者に該当する法人にあってはその常時使用する従業員の数が三百人を超え、かつ、その資本金の額又は出資の総額が政令で定める金額を超える事業者を除くものとする。
その信用金庫の地区内に住所又は居所を有する者
その信用金庫の地区内に事業所を有する者
その信用金庫の地区内において勤労に従事する者
前三号に掲げる者に準ずる者として内閣府令で定める者

引用元:信用金庫法

信用金庫の会員にならなくてもお金を借りられる方法

信用金庫の会員条件は以上の通りですが、以下に該当する場合は会員でなくても信用金庫から融資を受けられます。

  • 本人預金を担保とした資金の融資を受ける場合
  • 700万円以下の小口の融資や手形割引を受ける場合

申込者自身に安定した収入がないと審査通過は困難

信用金庫では、利用者本人に安定した収入がないと融資は受けられません。
一部の信用金庫では収入のない専業主婦でも利用できますが、この場合でも配偶者に収入があるかどうかが審査のポイントです。

本人の収入の多さを問わず、保証会社の審査にパスすることも重要な条件となってきます。

年齢は20歳以上が申し込み対象

利用者の年齢も重要な条件の一つです。

融資を受けられる人の年齢条件は、20~70歳(65歳の信用金庫もあり)となっている信用金庫がほとんどです。
返済途中に利用者が上限年齢に達した場合、新規融資は受けられず、利用中のローンを返済するのみとなります。

過去に金融事故を起こした場合も審査通過できない

過去の延滞情報や債務整理の情報は、CICやJICCには最長5年間KSCやJBAには最長10年間残ります。

そのため、以下に該当するような人は信用金庫の融資は受けられません。

  • 過去に任意整理や自己破産などを行った人(信用情報機関の情報が消えていない人)
  • ローンを申し込む信用金庫で、過去に延滞や金融事故を発生させたことがある人
  • 他社ローンで度々延滞を繰り返したり、3ヶ月以上の滞納をした人

信用情報機関の内容に傷があり審査に落ちた場合は、ネガティブな情報が消えるのを待つしかありません。

信用金庫でお金を借りる方法と流れを解説

信用金庫の代表的なローン商品や、融資手続きの流れについても見ていきましょう。

信用金庫から融資を受けるための申し込み方法としては「店舗手続き」「電話申し込み」「インターネット申し込み」の3つがありますが、インターネットから申し込みが最も簡単でおすすめです。

信用金庫で取り扱うカードローン商品は主に2種類

銀行の場合は銀行ごとにさまざまな種類のカードローンを取り扱っており、ローンの名称や条件も異なります。

一方、信用金庫の個人向けカードローンは、主に以下の2種類のみです。
信用金庫のカードローン
しんきんカードローン 一般社団法人しんきん保証基金が保証会社
カードローン「きゃっする」 信金ギャランティ株式会社が保証会社

申し込みから融資開始までの流れは銀行と同じ

個人向け融資の手続きの流れは、以下の通りです。
今回は、手続きが比較的スムーズなインターネット申し込みについて解説しています。

<個人向け融資の手続きの流れ>
手順 注意点
[1]申込 本人情報や勤務先の情報に相違がないように申し込む
[2]審査 申込条件に合致しているかどうかや、信用情報機関の内容がチェックされる
[3]審査結果の連絡 このタイミングで職場に在籍確認が入る
[4]借入申込書と必要書類の提出 運転免許証やパスポートなどの書類や契約書を郵送する(またはインターネットからアップロードする)
[5]融資開始 カードが発行されてATMからキャッシングできる(振り込みキャッシングも可能な場合あり)

流れは一般の銀行融資と同じです。
審査途中では本人と勤務先に必ず電話が入るので、連絡がスムーズに行えるようにしておきましょう。

返済方法と返済金額

信用金庫のローン返済は、主に口座引き落としで行われます。
引き落とし日は毎月10日や15日で設定されるケースが多いですが、信用金庫によって引き落とし日は異なります。

返済方式は残高スライド方式を採用している信用金庫が多く、この場合は毎月の残債に応じて最少返済額が決まります。
参考までに、水戸信用金庫の借り入れ残高に対する毎月返済額を表にしたので、ご覧ください。

例:水戸信用金庫カードローンの毎月返済額
融資残高 毎月の返済額
30万円以下 5,000円
30万円超50万円以下 1万円
50万円超70万円以下 1万5,000円
70万円超100万円以下 2万円
100万円超200万円以下 3万円
200万円超300万円以下 4万円
300万円超500万円以下 5万円

信用金庫でお金を借りるメリットとデメリット

信用金庫でお金を借りる場合の「メリット」と「デメリット」を見ていきましょう。

信用金庫でお金を借りる3つのメリット

信用金庫のローンを利用する場合、「低金利で融資が受けられる」メリットがあります。中でも一般の銀行と違うのは「配当金がもらえる」という点です。

[1]低金利で借りることができる

信用金庫で融資を受ける際の1つ目のメリットは「ローンの金利が低い」ということ。

下表は横浜信金のカードローン金利一覧表です。
上限金利を見ても14.5%となっており、消費者金融の上限金利と比較すると3.5%低いことが分かります。

ただし、一般の銀行カードローンの上限金利は14%~15%程度なので、信用金庫の金利が特別低いわけではありません。

例:横浜信金のカードローン金利一覧表
融資利率(極度額ごとの利率)(保証料を含む)
~50万円 14.5%
~100万円 13.5%
~200万円 12.5%
〜300万円 10.5%
~400万円 8.5%
~500万円 6.5%
~600万円 5.5%
~700万円 4.5%
~800万円 3.5%
~900万円 2.5%

[2]出資した場合に配当金がもらえる

信用金庫の2つ目のメリット、は「出資した金額に応じて配当金が出る」という点です。
一般の株式投資と同じように、出資した信用金庫が高い業績を出した場合、出資者には「配当金」という形で利益が還元されます。

実際の配当額は出資金に対し「5~6%」程度なので、1万円を出資した場合は500~600円程度が還元されます(配当額は信用金庫の業績に連動するので、配当が出ない場合もあります)。

預金していても利息が0.001%程度という時代なので、ローンを利用しつつ配当金で利益を得る……という考え方もあるかもしれません。

「Yahoo!知恵袋」での信用金庫の配当金に関連する質問を、参考までにご覧ください。

[3]中小規模事業者や個人事業主も融資を受けやすい

信用金庫の経営理念には「地域貢献」ということが明記されているので、信用金庫が営業する地域に居住している個人であれば、メガバンクよりも審査優遇を受けやすいメリットもあります。

特に信用金庫と勤務先企業が企業融資などで関係しており、信用金庫が「安定している勤務先」と認めているような場合はなおさらです。

信用金庫でお金を借りる3つのデメリット

「即日融資に対応していない」という点は、信用金庫の最も大きなデメリットといえます。

[1]営業地区が限定的

メガバンクや消費者金融などは、基本的にどの地域に住んでいても融資の申し込みができます。
その点、信用金庫は地元密着の金融機関なので、ローンの利用条件として「該当店舗の営業エリア内に住んでいる」または「勤務先が営業エリア内にあること」という条件を設けています。

自分の住んでいる地域の信用金庫に希望のローンがない場合は、メガバンクやネットバンクなどのカードローンを検討するしかありません。

[2]会員になる必要がある

信用金庫は利用者が全員で経営を支える仕組みになっており、融資を受けるためには「出資金」を支払う必要があります。

前述した通り、一般的に出資金は1口「1万円」です。

信用金庫のカードローンなどに申し込む場合には、出資金を支払い会員になってから申し込む流れとなるので、手間が発生します。
出資金は脱会時には戻ってきますが、手続きが少々面倒と感じる人も多いでしょう。

[3]即日融資に対応していない

信用金庫での融資は、一般的な銀行融資と同じく即日借り入れはできません。

銀行については、2018年1月以降審査時に反社会的勢力の確認を取らなければいけないため、警察庁データベースへの照会が必要となりました。そのため、照会に時間がかかり即日融資はできないのです。

一方、信用金庫は全銀経には加盟していませんが、独自調査で反社会勢力に関する調査をしてから融資をするので、銀行と同じく即日融資は行われていません。
もし申し込み当日にお金が必要なら、即日融資が可能な消費者金融をおすすめします。

数ある消費者金融の中でも、業界最大手の「アコム」なら自動契約機や振り込みキャッシングで即日融資ができます。

アコムで即日融資を受けるための方法については「アコムの審査から融資までの流れを徹底解説!」で詳しく解説しています。

まとめ

信用金庫は、会員になる手間などを除けば融資条件は銀行とほぼ同じで、個人でも気軽に利用できます。一般の銀行とは異なり、配当金が出るなどの「信用金庫ならではのメリット」も魅力でしょう。

個人が金融機関から融資を受けたい場合は、「銀行」や「信用金庫」以外にも「ろうきんからお金を借りる」という方法があります。
ろうきんカードローンも低金利で利用できるので、詳しい内容が気になる方は「ろうきんカードローンの特徴まとめ」をご覧ください。

※記載されている内容は2020年4月現在のものです。

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