カードレスでキャッシング比較(アコム・プロミス・SMBCモビット・アイフル)
更新日:
公開日:2017.8.8
カードレスのカードローンを比較しよう!

カードローンは基本的に各社ローン審査が終了すると、ATMで利用できるカードを発行して契約者に渡します。
消費者金融系の場合は郵送だったり、無人契約機で受け取ったりするのが通常です。しかし、大手の中にはカード発行なし、つまりカードレスで利用できるローンもあります。
そこで今回は、そのカードレス対応がどのようになっているか、大手4社についてまとめてみました。
カードレスでの利用によるメリットやデメリットには、どんなものがあるのか詳しく見ていきましょう。
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カードあり・なし?各社まとめ

まずは大手4社カードレスキャッシングの有無と、ある場合ではどのような条件で利用できるのかについて、表にまとめてみましょう。
消費者金融名 | なし | 利用条件 |
---|---|---|
アコム | なし | 契約完了後、口座振り込みによるカードレス融資は可能 |
プロミス | あり | Webで契約締結時、返済方法を口座振替に設定、カード発行なしを選択する(※1) |
SMBCモビット | あり | Webで完結契約を利用可能な環境にある方(※2) さらに三井住友もしくは三菱UFJ銀行に口座を持ち、社会保険証もしくは組合保険証を有する方(※3) |
アイフル | なし | 契約完了後、口座振り込みによるカードレス融資は可能 |
※1:本人確認の済んでいる金融機関普通口座が必要
※2:スマホ・パソコンなどのネット環境および本人確認書類・収入証明などの写真データをメール添付できる環境
※3:船員保険証、並びに国民健康保険証は不可
表を見て分かる通り、アコムとアイフルでは完全にカードなしでの利用はできません。
一方、条件はいくつかはありますがプロミスとSMBCモビットでは「Web」の利用によってカードを発行しない状態で融資を即開始できます。
返済方法ですが「カードあり契約」の場合は、そのカードを使っての返済も可能です。
カードレスの場合は、契約時に登録した契約者名義の口座から返済日に自動で引き落としされます。
WEB完結について詳しく知りたい人は、別記事「Web完結のカードローンを徹底解説|来店不要で在籍確認なしはある?」を参考にしてください。
カードあり・なし(レス)のメリット・デメリット

上記の説明で、カードなしでの契約をしたいと思った場合は「プロミス」もしくは「SMBCモビット」を選択しなければいけないことがお分かりでしょう。
しかし、何事にも良い点があれば悪い点があります。アコムやアイフルが完全なカードレスに対応していないのにも、それなりの理由が存在するはずです。
ここからは、それぞれの場合で考えられるメリットとデメリットを挙げていきます。
カードありのメリットとデメリット
まずは、基本のカードあり契約の場合です。
カードの利用やコンビニATMでの返済を使えば、「24時間365日可能」であることが最大のメリットでしょう。
特に返済に関しては、カードレスの対応がないアコムとアイフルは自由度が高く、
- 返済日:35日のサイクル制、もしくは任意指定日
- 返済手段:提携ATM、ネットバンキング、銀行振り込みなど
などを組み合わせて、自分の都合がいい返済方法を取ることが可能です。
しかし、カードの郵送では家族などにその存在がバレる危険もあります。無人契約機で受け取るにしても、結構目立つ看板を掲げている消費者金融系の無人機に入る姿を、誰が見ているか分かりません。
カードの紛失という物理的なデメリットもあります。この場合は不正使用を防ぐため、大至急金融期間に連絡し、一時的に利用を止めて再発行手続きをしなければいけません。
カードなし(レス)のメリットとデメリット
カードレス契約の場合では郵送はもちろん、無人機へ行く必要もないため、周囲にバレてしまうリスクが格段に下がります。
融資された分の利用も、一般の銀行ATMに行っていつものキャッシュカードで引き下ろすことになるため、「財布からのぞくカードで気付かれてしまった!」なんてことも皆無です。
SMBCモビットの場合、Web完結申し込みで、必然的に在籍を確認できる社会保険証・組合保険証を必須書類として提出します。
そのため、希望すれば職場への電話による在籍確認もなくなることも、うれしいメリットの一つです。
プロミスのカードレスローン最大の魅力は、「瞬フリ」が利用できることでしょう。これは、土・日・祝祭日を含め365日24時間、スマホなどで融資を申し込めば「最短10秒」で口座振り込まれる、機動力抜群のサービスです。
「明日合コンなのを忘れてたけど、もう夜中!」という場合に便利でしょう。
三井住友銀行やPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)をはじめとした、全国約200の金融機関で24時間365日土日・夜間でも振込みが可能です。
もしプロミスでのカードレス契約を検討するときは、前もってこれらの口座を開設しておくと、その利便性がよりアップするでしょう。
しかし、プロミスの場合はメガバンクから地方銀行まで約200近くの銀行で口座振り込みによる融資を受けられるのに対して、SMBCモビットは2行のみと選択肢に乏しいです。
返済方法は口座振替オンリーなので、うっかり指定口座にお金を残し忘れたときには遅延扱いとなってしまうデメリットもあります。
カードレスでキャッシング比較まとめ
一人暮らしの場合だと、カードの郵送を気にすることもありません。ネット環境がなかったりすると、いくらそのメリットを得たくてもカードレス契約ができないケースもあるでしょう。
今回紹介してきたように、カードレスにしてもカード発行スタイルにしてもそれぞれ一長一短、いい面も不便なこともいろいろとあります。カードあり・なしについてもライフスタイルによって正しい選択をし、賢くその利用ができるように、いろいろな角度から申込先を検討しましょう。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。