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カードローン審査の「スコアリング」では何を見られているのか

更新日:

公開日:2019.8.7

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「カードローン審査時のスコアリングシステムって何?」
「スコアリングと信用情報ってどっちが大切なの?」

カードローンやクレジットカードの審査をする際に、必ずと言っていいほど行われていることがあります。

それがスコアリング、スコアリングシステム、オートスコアリングと呼ばれるものです。

申し込んだ方の属性(居住環境や年収など)を点数化し、そこから融資するべきかどうかの判断に役立てます。

主に仮審査から本審査する際の「ふるいにかける作業」の時に多く使用されますので、スコアリング後に担当者による本審査がある、といったイメージです。

ここでは、カードローン契約時の注意点ともいえるスコアリングについての情報を解説していきます。


この記事はこんな人にオススメ!

  • スコアリングについて知りたい人
  • スコアリング内容・点数について知りたい人

カードローンの審査に使われているスコアリングとは

まず、カードローンやクレジットカードの審査で使われる「スコアリング」について基本的な部分から解説していきます。

結論から申し上げますと、スコアリングとは「融資を申し込んだ人の信用度を数値ではかること」を指します。

消費者金融でカードローンに申し込んだ際に当然審査が行われるわけですが、この審査の際に申込者の信用度をはかる「ものさし」がないと、審査をする担当者によって結果が変わってしまいます。

また、審査担当者によって審査基準が変わると、結果として間違った審査をしてしまい消費者金融にとっては返済不能のリスクが高まることになります。

したがって、ある一定の基準をもとに申込者のイメージや人の感情で融資可否を判断しないように「スコアリング」という“ものさし”を使って定量的な審査を行うのです。

スコアリングで測られる要素としては「本人の年収」や「勤続年数」など、さまざまな情報が対象となりますが、それらの要素を「属性」とも言います。

スコアリングではそれらの属性を点数化し、ローンに申し込んだ人の信用度を数値化していきます。当然スコアリングの点数が高ければ高いほど「お金を貸してもいい相手」という判断になります。

また、当然ながら、その点数が高いほど信用度が増すので融資限度額も上がり、返済不能に陥るリスクが低くなるため金利は下がります。

属性ってなに?

さきほども触れた「属性」という言葉についても詳しく解説していきましょう。

属性とはスコアリングで判断される「申込者の個人情報」です。

たとえば、以下のような情報が属性として扱われ、各々スコアリングで点数が付けらます。

【属性として扱われる主な項目】

属性として扱われる項目
返済能力① 年収、勤続年数、勤務先の安定度、会社でのポジション(管理職か否かなど)
返済能力② 他社ローンの借入件数、借入金額
返済能力③ 家賃や住宅ローンの負担額、扶養家族の人数
信用度 他社ローンの返済履歴、延滞情報の有無

コンピューターによる自動審査

上記でご紹介したさまざまな「属性」は、スコアリングで点数が付けられますが、この「点数評価」は「オートスコアリング」という方法で、自動的に算出されます。

たとえば、公式WEBなどで消費者金融に申し込む場合、本人の年収や勤務先の情報などさまざまな情報を入力する必要があります。そこで入力された情報はすべて「オートスコアリング」というシステムに連携され、コンピュータにより自動的に点数が付けられていきます。

また、本人が入力した情報に加え、金融機関が信用情報機関に照会したデータも併せてオートスコアリングにかけられますので、本人属性+信用情報機関のデータの二つが点数化され自動審査が行われています。

ただ、すべて審査可否が自動化されているかというとそうでもなく、微妙な判断や限度額の増額可否については審査部門の責任者の判断に委ねられる部分も残されています。

業界で初めて自動与信システムを使用したのはプロミス

ちなみに、消費者金融業界でこのような「オートスコアリングシステム」の運用を始めたのは「プロミス」が最初と言われています。

下記にこのあたりの記事が掲載されたプロミスの参考URLを載せています。プロミスでは1983年以降スコアリングシステムで得られた情報をもとに、融資の与信審査が行われる仕組みになっています。

スコアリング内容・点数を公開

つぎに、ここまでご紹介した「スコアリング」において、実際にどの項目がどんな点数配分で評価されるのか、代表的なスコアリングシステムでの評価例をもとにご紹介していきます。

なお、下記でご紹介する「属性」と「点数評価」については、あくまで一例として挙げるものです。

各金融機関が重要視する項目は異なり、点数配分についても各金融機関の判断となるため、あくまで参考としてご覧ください。

項目 属性の内容と点数
年収 100万円未満(20点)→1,000万円以上(700点)
婚姻状況 未婚(5点)→既婚(10点)
扶養家族 0人(5点)、2人(20点)、4人(5点)
※子供などの扶養家族が多いほど返済余力が乏しいと判断される。
住居 賃貸(50点)→持ち家(90点~100点)
※一戸建てなど担保価値が高いほど高評価
雇用形態 専業主婦(5点)→パートアルバイト(20点)→派遣社員(50点)→正社員(100点)
職業 パートアルバイト(30点)→自営業(60点)→会社員(80点)→公務員(100点)
勤続年数 半年未満(5点)→3年(40点)→10年(80点)
加入保険 未加入(0点)→国民健康保険(30点)→社会保険(40点)→共済保険(50点)

「評価される項目が多すぎてよくわからない…」という方のために、代表的な2つのパターンで各々スコアリングの点数を比較していますので、こちらも参考にしてください。

属性 申込者Aさん 申込者Bさん
内容 点数 内容 点数
婚姻状況 既婚者 10 未婚 5
子供(扶養義務あり) 2人 20 4人 5
住居形態 賃貸 50 持ち家 100
雇用形態 正社員 100 自営業 30
勤続(営業)年数 10年 80 3年 40
年収 500万円 300 1,000万円 700
健康保険証 社会保険 40 国民健康保険 30
合計点数 600点 910点

なお、上記の例でいくとAさんよりBさんのほうがスコアリングの点数は高いため、与信度は高いと判断され、Bさんは好条件で融資を受けることができます。

高得点が欲しいからといって嘘をついた場合は審査に落とされる

ここまで、おおよそのスコアリングの内容を説明してきました。

ただ「どうしても審査に通りたい」という一心で、上記でご紹介した「属性の内容」について虚偽の申告をするのは正直おすすめできません。

たとえば年収や勤務先、他社の借入額などについて嘘の情報を申告する方がいますが、ローン会社の審査担当者も素人ではありませんので、そのような嘘はすぐに見破ってしまいます。

たとえば、各々の項目でどのように嘘が見破られるのかを一覧表にしていますので、こちらも参考にしてください。

勤務先を架空の会社で申告した ・本人への細かなヒアリング(従業員数や通勤経路など)で嘘がバレる
・在籍確認が完了しないため、バレる
虚偽の住所を使用した ・郵送物が届かないことでバレる(ローンカードが届かないなど)
・本人確認書類の整合性が取れないため、バレる
年収をごまかした ・金融機関の社内データベースではおおよそのサンプルデータがあるため、勤務先の会社規模や年齢を考えて多すぎる年収の場合は収入証明書の提出を求められる
他社借入金額を過少申告した ・信用情報機関のデータ照会でバレる

なお、嘘の情報が理由でカードローンの審査に落ちた場合、その情報はローン会社の社内データベースには半永久的に残ってしまいますので、再度同じローンに申し込んでも二度と審査には通りません。

また、最近の消費者金融は銀行カードローンの保証業務も担っているため、審査に落ちたローン会社が保証している他金融機関のローン審査にも影響を及ぼしてしまいます。

くれぐれも、申込情報は「正確に」そして「正直」に入力することがポイントとなります。

スコアリングと信用情報の比重は?

カードローンの審査では「スコアリングで評価される点数」の他にも「信用情報機関の情報」が影響しますが、審査の際にはいったいどちらの情報が重視されるのでしょうか?

結論から申し上げると、「信用情報機関の情報」が重視されます。

いくら大きな会社に勤務していて年収が多くても、直近でローンの延滞事故や債務整理をした履歴がある人には、金融機関は融資をしません。

また、消費者金融を規制している貸金業法では「返済能力のない人に融資をしてはならない」という取り決めがあります。そのため、消費者金融では信用情報機関の内容にキズがあるような人には通常、融資を許可しません。

この点に関しては「カードローン審査時に必ず照会する「信用情報機関」って何?」でも解説していますので、詳しくはそちらをご覧ください。

ちなみに、「信用情報機関の情報」とは申込者と金融機関との取引履歴のことを指しており、主に以下の情報が該当します。

  • カードローンやクレジットカードの契約内容
  • ローンの借り入れ、返済実績
  • 延滞履歴
  • 任意整理や自己破産などの債務整理の履歴

これからは信用スコアの時代と言われている

ちなみに最近ローン審査で使われる「スコアリング」とは全く別の用語として、「信用スコア」という言葉が非常に話題になっています。

両方とも「スコア」という言葉が使われているので、同じ意味では?と勘違いしてしまう人もいるようですが、実は各々の意味は全く異なり、簡単に比較すると下記のようになります。

内容 データが使われるところ
スコアリング ・年収や勤続年数など、主に本人の返済能力が評価されるもの ・銀行や消費者金融のローン審査
・クレジットカードの審査
信用スコア ・本人の性格、趣味趣向、生活環境や学歴などが評価されるもの ・金融機関の与信審査
・生活関連サービスの特典付与(信用度が高い人にはより多くの特典が与えられるなど)
・個人間取引の与信判断(各種シェアリングサービスなど)

ちなみに、中国は信用スコア社会と言われており、現在「芝麻信用」という信用スコアが実際に各企業で利用されています。

「芝麻信用」は中国のAmazonとも呼ばれる「アリババ」という巨大企業の子会社が運営しているものですが、この信用データをもとに以下のようなサービス判断が行われています

  • 個人向け融資の審査、限度額や金利の判断
  • 各企業での後払いオプションの利用可否や上限額の判断
  • カード発行における「デポジット免除」
  • マッチングサービスにおける信用判断
  • ビザ取得の際の書類免除

スコアリングサービスとは

ちなみに、これからは「信用スコアの時代が来る」と言われています。

日本でもLINEのサービスに代表されるような各企業のサービス提供において、スコアリングサービスが欠かせない存在になってきています。

以下のような企業では既にスコアリングサービスを使ってさまざまなサービスが展開されています。

【スコアリングサービスを利用している企業の一例】

  • クラウドワークス…クラウドスコア
  • J.Score…AIによる融資判断
  • LINE…LINEスコアによる各種サービスの提供
  • ヤフー…Yahoo!スコアによる各種サービスの提供

スコアリングと信用情報についてのまとめ

金融業界における「スコアリング」とは、本人の信用度を判断する重要な数値です。

スコアリングでは年収や勤続年数、さらには扶養家族の人数でも点数が左右され、融資審査に影響を与えます。

スコアリングの点数はいわゆる「社会的信用度」を表す点数と言っても過言ではありません。

また、スコアリングの点数はカードローンだけではなく、住宅ローンやマイカーローンなどの審査にも影響を与えます。

つまり、今後の生活を豊かにするためのサービスが受けられるかどうかを左右する重要な指標です。

信用度を下げないように、勤続年数や昇進など自分で点数アップできる部分は早いうちから努力することをおすすめします。

※記載されている内容は2019年11月現在のものです。

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