信販系カードローンの各社を比較!消費者金融カードローンとの違いも解説
更新日:
公開日:2017.9.19
この記事では信販系カードローンの比較を一覧表で紹介しています。
この記事はこんな人にオススメ!
- クレジットカードと同じ会社のカードローンを利用したい人
- 信販系カードローンを比較したい人
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信販系カードローン各社を比較
急にお金が必要になったときにはカードローンが便利です。
銀行や消費者金融だけではなく、クレジットサービスを展開する信販会社もカードローンを発行しています。
これを総称して「信販系カードローン」と呼ばれていますが、消費者金融よりも低金利でお金を借りられる可能性があります。
それでは、各社信販系カードローンを比較表で見ていきましょう。
信販系カードローンの一覧表
以下表では、金利、限度額、融資スピードなどを確認できます。求めている項目で比較し、自分に合ったカードローンを見つけてください。
金融機関 | 金利 | 限度額 | 融資スピード・備考 |
---|---|---|---|
三井住友カード 「ゴールドローン」 |
3.5~15.0% | 700万円 | 最短申込の翌営業日に融資 |
JCB 「firstloan+」 |
5.8~17.8% | 500万円 | 新規受付終了 |
ポケットカード 「Fマネーカード」 |
4.4~17.8% | 500万円 | およそ2週間程度 |
オリコ 「CREST」 |
4.5~18.0% | 500万円 | 最短5営業日後に融資 |
三菱UFJニコス 「ローンカード」 |
6.0~17.6% | 500万円 | 最短10日後に融資 |
ジャックス 「プレミアビアージュ」 |
4.5~18.0% | 500万円 | およそ2週間程度で融資 |
アプラス 「a倶楽部カード」 |
6.9~18.0% | 300万円 | 新規受付終了 |
クレディセゾン 「マネーカード」 |
8.0~17.7% | 100万円 | 最短即日融資(※) |
(※)セゾンカウンターでカード発行をし「ONLINE即振込サービス」を利用した場合
赤文字の「JCB『firstloan+』」と「アプラス『a倶楽部カード』」は、新規受付を終了しているため、お金を借りることができません。他のカードローンを検討してください。
「ゴールド」「VIP」の審査には要注意
信販系カードローンもクレジットカード同様、「ゴールド」「VIP」と名前が付くカードは、審査が厳しめです。年収、他社の借り入れ状況などの信用情報に自信がない人は、申し込みは控えた方が無難です。
信販系カードローンは融資スピードが遅い
大手消費者金融は融資スピードが早く、申し込んだその日に融資してくれるところや、最短30分前後で融資をする消費者金融もあります。
それに比べて信販系カードローンは、上記表をご覧の通り、融資スピードは早くありません。利用までに数日~2週間程度かかると思っておきましょう。
このことから、信販系カードローンは「急いでお金を借りたい」という人には向いていません。
大手5社消費者金融カードローンと信販系カードローンを比較してみよう
信販系カードローンとの比較で、大手消費者金融カードローンの金利と限度額を見ていきます。
下記表でも分かる通り、消費者金融の上限金利は高く、利息制限法に合わせた金利です。
消費者金融 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
アコム | 3.0~18.0% | 800万円 |
アイフル | 3.0~18.0% | 800万円 |
プロミス | 4.5~17.8% | 500万円 |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 800万円 |
レイク | 4.5~18.0% | 500万円 |
この中でも上限金利が最も低いのは、17.8%の「プロミス」です。プロミスは融資スピードに力を入れており、その早さは信販系カードローンをしのぎます。「急いでお金を借りたい」という人に最も適したカードローンでしょう。
プロミスについて詳しく知りたい人は、別記事「プロミスの審査から融資までの流れを徹底解説!」をご覧ください。
借入限度額と審査について
信販系カードローンの審査は、銀行カードローンの方が厳しく、消費者金融よりも甘いといわれています。審査の甘さを測る基準は「金利」を比較すると分かりやすいでしょう。
銀行カードローンが最も低金利で、消費者金融が最も高金利です。
信販系カードローンは、その中間といったところでしょうか。
銀行(審査厳しい) > 信販系 > 消費者金融(審査甘い)
このように覚えておいてください。
どの金融機関にもいえることですが、限度額がいくら高額でも、契約したばかりは数十万円に設定されることが多いです。
借入限度額が低いということは、金利が高めに設定される可能性が高いということです。各社の設定金利については以下をご覧ください。
信販系カードローンと消費者金融系カードローンの違い
消費者金融は信販系カードローンに比べて融資までのスピードが早く、金利が高い傾向にあります。
したがって、お金を借りてすぐに返せる場合は消費者金融を、まとまったお金が必要なら信販系を選びましょう。
カードローンはリボ払い方式を採用している金融機関が多いため、完済しづらいと思う人もいるかもしれませんが決してそんなことはありません。
別記事「カードローンの総返済額を減らすコツは「少しの繰り上げ返済」」で解説しているとおり、少しのコツで完済することが可能です。事前に知識を深めてから利用することをおすすめします。
信販系カードローンの設定される金利について
信販系カードローンを契約した際に設定される金利の基準について、見ていきましょう。
限度額を設定されたと同時に、それに応じた金利が設定されます。しかし、各社の適用金利は基準が異なります。
ここから各社の適用金利を見ていきます。
限度額が高額になるにつれて、金利が下がります。
三井住友カード「ゴールドローン」の適用金利
限度額 | 金利 |
---|---|
700万円 | 3.5% |
500~690万円 | 4.5% |
300~490万円 | 7.8% |
110~290万円 | 9.8% |
60~100万円 | 12.4% |
50万円以下 | 15.0% |
注目すべきは上限金利の15.0%で、消費者金融よりも大きく下回ります。
金利を抑えたいという人に向いている信販系カードローンでしょう。
また、ゴールドローンには以下のような特長があります。
・最短カード申し込みの翌営業日に振り込み
・3.5~15.0%の金利設定
・全国のATMで借り入れが可能
JCB「firstloan+」の適用金利
JCB「firstloan+」は新規受付を終了しています。
限度額 | 金利 |
500万円 | 5.8% |
400万円 | 6.2% |
350万円 | 6.9% |
300万円 250万円 |
8.0% |
200万円 | 12.0% |
150万円 | 13.2% |
100万円 | 14.8% |
50万円 | 17.8% |
ポケットカード「Fマネーカード」の適用金利
限度額 | 金利 |
---|---|
500万円 | 4.4% |
400万円 | 5.8% |
300万円 | 7.8% |
200万円 | 11.8% |
100万円 | 13.8% |
50万円 | 15.8% |
30万円 | 17.8% |
ポケットカード株式会社が発行する「Fマネーカード」の特長は、カードキャッシング30日間無利息サービスです。
これは大手消費者金融によく見られるサービスで、信販系カードローンでは珍しいでしょう。
上限金利はプロミスと同じですが、限度額100万円の適用金利は消費者金融よりも大きく下がります。
Fマネーカードについて詳しく知りたい人は、別記事「Fマネーカード|ポケットカード社のカードローンについて」をご覧ください。
オリコ「CREST」の適用金利
限度額 | 金利 |
---|---|
500万円 | 4.5~9.6% |
300~400万円 | 4.8~9.6% |
200万円 | 5.4~12.0% |
100万円 | 7.8~15.0% |
50万円 | 9.6~18.0% |
30万円以下 | 15.0~18.0% |
大手信販会社のオリコが発行するカードローン「CREST」の特長は、何といっても大手が発行しているという安心感でしょう。キャンペーンを頻繁に行っており、2019年12月現在では「金利2.0%優遇キャンペーン」を行っています。
多くの金融機関が遅延損害金を20.0%に設定しますが、CRESTは18.0%です。万が一、返済が遅れてしまった場合でも上限金利と変わりません。
別記事「オリコカードローン「CREST」とは|審査時の注意点」では、CRESTの審査について詳しく解説しています。
三菱UFJニコス「ローンカード」の適用金利
限度額 | 金利 |
---|---|
500万円 | 6.0% |
400~500万円未満 | 6.5% |
300~400万円未満 | 7.0% |
200~300万円未満 | 9.9% |
100~200万円未満 | 13.2% |
10~100万円未満 | 14.95~17.6% |
三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社、三菱UFJニコスが発行するカードローンが「ローンカード」で、消費者金融よりも上限金利が低いのが特徴です。
ジャックス「プレミアビアージュ」の適用金利
限度額 | 金利 |
---|---|
500万円 | 4.5% |
400万円 | 5.1% |
300万円 | 5.7% |
250万円 | 8.1% |
200万円 | 9.6% |
150万円 | 12.0% |
100万円 | 13.2% |
70万円 | 14.4% |
70万円未満 | 18.0% |
信販会社大手のジャックスが発行するカードローンが、「プレミアビアージュ」です。上限金利は18.0%と、消費者金融と変わりません。
アプラス「a倶楽部カード」の適用金利
SBI新生銀行グループのアプラスが発行するカードローン、「a倶楽部カード」は新規受付を終了しています。
限度額 | 金利 |
200万超~300万円以下 | 6.9~9.2% |
150万超~200万円以下 | 7.2~11.2% |
100~150万円以下 | 9.2~13.2% |
10~100万円未満 | 11.2~18.0% |
信販系カードローンは総量規制の対象
信販系カードローンは総量規制の対象です。そのため、年収の3分の1以上は借り入れできません。他社も利用している場合は合計の金額です。
借り入れが複数ある人は、申し込む前に借入状況を確認しておきましょう。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。