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不妊治療のためにお金を借りるべきなのか|助成制度について

公開日:

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不妊治療には助成制度がありますが、まだまだ充実しているとはいえません。そのため、費用面で苦しむ女性が多くいます。
ここでは不妊治療の実態やお金にまつわる情報をお伝えしていきます。

この記事はこんな人にオススメ!

  • 不妊治療を受けたい、受けているが経済的に不安がある人

いつになれば終わるのか……長引く不妊治療に追いつめられる女性たち

日本では晩婚化が進んでいることもあり、不妊治療を受けている人が少なくありません。
しかし、一回の不妊治療で妊娠に至る確率は決して高くはないため、長期間の治療で精神的・肉体的・経済的に追い詰められている女性が非常に多いのが実情です。

費用の総額は数百万?それでも授かるとは限らない不妊治療

一口に不妊治療と言ってもその治療内容はさまざまですが、一般的な不妊治療としては、

  • タイミング法
  • 人工授精
  • 体外受精

の3種類が挙げられます。

不妊治療法 保険適用の可否 1回当たりの費用
タイミング法 保険適用(月1度まで) 数千~1万円程度
人工授精 保険適用外 1~3万円程度
体外受精
顕微受精
保険適用外(助成あり) 20~70万円程度

不妊治療は病気だと認められていないため、費用のほとんどが保険適用外で自己負担です。表を見れば、不妊治療を受けることで経済的な負担が大きくのしかかることが分かります。

こうした治療を行っても、1回の治療で妊娠に至らない可能性が高いので、複数回処置を受ければ数百万円かかることもあるのが不妊治療なのです。

助成制度もまだまだ不十分|不妊治療のためにお金を借りる人も珍しくない

不妊治療のお金を借りる前に知っておくべきことがあります。それは「特定不妊治療費助成制度」というもので、利用すれば不妊治療の費用を一部助成してもらえます。

制度を利用するには所得制限などの条件をクリアしなければなりませんが、金額も費用全体をまかなえるほどではないので、今後さらなる内容の充実が期待されます。

まずは、助成金を申請できる条件について見ていきましょう。

特定不妊治療費助成制度の対象者

特定不妊治療以外の治療法では妊娠の見込みがない、あるいは妊娠の見込みが極めて少ないと診断された夫婦

治療初日の妻の年齢が43歳未満である夫婦

身体的な負担や妊娠率などを考慮すると、43歳を超えての不妊治療は難しく、年齢制限が設けられています。

所得制限で引っかかってしまうケースが多い!

夫婦合算の課税所得額が730万円未満であれば不妊治療の助成金を申請できます。
しかし、30代の後半~40代の共働きの夫婦だとこの所得制限に引っかかってしまうケースが意外と多いです。

都市部と地方では所得格差などもあるため、都市部では地方と比べて不妊治療の助成金申請ができない割合が高いとの指摘もあります。
そのような経緯もあって、東京都では2019年4月から所得制限を730万円未満から905万円未満へと大幅に緩和しています。

特定不妊治療費助成制度の助成金額はいくら?

特定不妊治療助成制度の対象となる治療は以下の二つです。

  • 体外受精
  • 顕微授精

不妊治療にはいろいろな種類があり、治療方法によって助成金額が異なります。
例えば、

  • 卵巣から卵子を取り出して受精をさせ、その後移植する
  • 精子を精巣から採取するための手術を行う
  • 凍結していた受精卵を解凍して移植する(凍結胚移植)

など、人によって受ける治療はさまざまです。

基本的には1回の治療につき15万円までの助成を受けられますが、凍結胚移植のように採卵を伴わない治療に関しては7万5,000円までの助成となります。

凍結胚移植以外の治療に関しては、初回に限り30万円まで助成を受けられます。

治療内容 助成額 備考
体外受精 15万円まで 初回に限り30万円まで
顕微授精
凍結胚移植 7万5,000円まで

助成金は何度でも受けられる?

特定不妊治療の助成は不妊に悩む夫婦にとっては非常に助かる制度ですが、助成は誰でも制限なく受けられるわけではないので注意が必要です。

治療期間の初日における妻の年齢 助成回数
40歳未満 6回まで
40歳以上 3回まで

2013年以前から特定不妊治療の助成を受けていて、2015年までに通算5年間助成を受けている場合には、助成は受けられないといった点にも気をつけましょう。

フルで特定不妊治療助成制度を活用すれば100万円程度の助成を受けられますが、不妊治療を何度も繰り返しているようなケースだと、助成制度だけでは不足してしまいます。

子どもを授かるための治療を続けるためにお金を借りる、という夫婦が多いのが現実だといえるでしょう。

積み重なる治療費、それでも不妊治療をやめられない

助成金では費用を賄いきれない……。治療が何年も続けば、しっかり貯金していても蓄えは底をついてしまうでしょう。

不妊治療はスピードが重要|お金を借りてでも意識したいこと

不妊治療の成功率は年齢を重ねるごとに低くなっていきます。そのスピードは目まぐるしく、特に30代後半、40代にもなればたった1年で明暗が分かれることもあります。

不妊治療における年齢 不妊治療による出産率
30歳 19.9%
35歳 16.3%
40歳 7.7%
41歳 5.3%
42歳 3.7%
43歳 2.0%
44歳 1.3%
45歳 0.6%

表を見ると、30歳から35歳までの5年間では出産率が3.6%しか下がっていないのに対し、35歳から40歳までの5年間では16.3%から7.7%と半分以下に低下していることが分かります。

女性が妊娠できる年齢は限られており、不妊治療をしていても35歳を超えると妊娠率は低下し、流産率は増加します。それが40歳を超えると妊娠率の低下と流産率の増加は急激に加速するのです。

まさに不妊治療は「待ったなし」で、時間との勝負という一面があることは否めません。

今が最後のチャンスかも⋯⋯募る焦燥感が不妊治療の特徴

経済面でも心身面でも限界を感じたら、不妊治療を一時中断する決断も必要でしょう。
しかし、年齢が進めば進むほど妊娠率が下がる現実がある以上、「今中断すればもう妊娠できないのでは」という不安を振り払うのは難しく、以下の4パターンのような焦燥感から治療を続けるといったケースも多くみられます。

  • 妊娠のチャンスを逃したくないのに年齢はどんどん迫ってくる
  • 周りの皆には子どもがいるのに自分にはどうしていないのだろう
  • 子どもを産めない自分は人として不完全なのではないか
  • もう少し頑張ればうまくいくかもしれないという希望にすがっては毎月落胆する

こうした気持ちから不妊治療にのめりこんでしまい、どうしても治療をやめる決心がつかない人は非常に多いです。妊娠しないまま不妊治療をあきらめてしまうのが怖くて治療をやめられないのです。

つらい不妊治療の悩みを誰にも打ち明けられず

妊娠や不妊治療はデリケートな問題なので、うかつに周りに話せない面も見過ごせません。

「子どもを産みたいのに産めない」といった悩みは口には出しづらいです。
誰かに打ち明けることもできず一人で抱え込んだ結果、精神のバランスを崩してしまうことも珍しくありません。

不妊治療に真剣に取り組んでナーバスになってしまうのは、ある意味自然なことだとも言えますが、

  • パートナーを責めてしまって関係がギスギスしてきた
  • 子どもがいる友人と疎遠になってしまった
  • 周囲から「お子さんは?」と尋ねられて落ち込んでしまった

などで、さらに心にダメージを受けてしまうこともあります。

幸せになるために治療を受けているのに、それが原因でうつ状態になってしまったのでは本末転倒です。

  • 頑張らなければ
  • しっかりしなければ

と一人でため込んでしまわないようにしましょう。

時には妊治療中心の生活から離れて、自分の趣味や友人との会話を楽しむ時間を作ってみることも大切です。

不妊治療が成功するには身体面はもちろん、精神面のコンディションも非常に重要だということを忘れないようにしてください。

不妊治療を諦めないために|お金を借りることも視野に

不妊治療を受けるに当たっては身体的、精神的にダメージを受けることも多いですが、経済的な問題にも直面しがちです。そのような場合には、お金を借りることで問題を解決するのも一つの方法です。

不妊治療を続けられれば妊娠の可能性はゼロじゃない

不妊治療は少しでも若いうちに始めるのが望ましいですが、高い治療費をすぐに準備できない場合もあります。当座の資金がないなら、金融機関などからお金を借りることも視野に入れてみてもいいでしょう。

一部の金融機関では妊活・不妊治療を対象にしたローンを取り扱っています。そのうちのいくつかを紹介していきます。

大垣共立銀行不妊治療関連ローンFutari-de(フタリ・デ)の基本情報

借入限度額 30万円以上200万円以内(1万円単位)
金利 4.475%(変動金利)
申し込みできる人 満20歳以上満65歳以下で安定した収入がある人
保証会社の保証を受けられる人
資金使途 本人および配偶者が子どもを授かるための以下の費用
1. 不妊治療にかかる検査・投薬・治療費用
2. 生殖補助医療(人工授精・体外受精・顕微授精)にかかる費用
3. 妊娠・出産に備えるために必要な物品購入費用など
借入期間 1年以上5年以内(6ヶ月単位)
保証会社 オリエントコーポレーション

※金利は2019年9月現在(4月と10月に金利見直し)

大垣共立銀行不妊治療関連ローンFutari-de(フタリ・デ)の特徴

Futari-de(フタリ・デ)は、ユニークな商品を次々と発表して話題を集めることが多い、大垣共立銀行が取り扱う不妊治療関連ローンです。

この商品の魅力は金利の低さです。営業エリア内に住んでいて不妊治療の費用で悩んでいる人は、ぜひ利用を検討してみてください。

「フタリ・デ」を借り入れ中に夫婦の間に子どもが生まれた場合、一定の要件を満たしていれば年金をプレゼントしてもらえるのもうれしいポイントでしょう。

「フタリ・デ」の審査に通過できなかった場合には、資金使途が自由な「ライフプランポピュラーローン」で審査を行う「リトライサービス」が実施されています。そのため、審査に不安がある人でも救済してもらえる可能性があります。

ただし、大垣共立銀行は地方銀行なので、営業エリア内に居住しているか勤務している人でなければ利用できないので注意が必要です。

「ライフプランポピュラーローン」はいったん借り入れをしたら後は返済をしていくタイプのローンです。不妊治療期間のめどが立たないとどのくらい借り入れればよいのか迷ってしまうという点にも注意すべきです。

東京スター銀行スターバンクローン(不妊治療サポートタイプ)の基本情報

借入限度額 一律100万円(繰り返し利用可能額)
金利 7.8%
申し込みできる人 満20歳以上満64歳以下で、本人または同居の配偶者が不妊治療を受けている人
正社員の人
年収300万円以上の人
申込時に不妊治療に関する受診を確認できる書面を提出できる人
保証会社の保証を受けられる人
資金使途 本人または同居の配偶者に関する以下の費用をはじめ、資金使途問わず利用可能
不妊治療にかかる検査・投薬・治療費用および治療のための交通費・宿泊費など
生殖補助医療(人工授精・体外受精・顕微授精)にかかる諸費用
代替医療などの費用
借入期間 新規貸越可能期限の10年後応当日
保証会社 東京スター・ビジネス・ファイナンス

東京スター銀行スターバンクローン(不妊治療サポートタイプ)の特徴

東京スター銀行スターバンクローン(不妊治療サポートタイプ)は、カードローンタイプのローンなので、長期の不妊治療にも利用できるのが大きなメリットです。

金利は大垣共立銀行の不妊治療関連ローンと比べると多少高いですが、全国どこに住んでいても申し込みから借り入れまでインターネットのみで手続きできるのは魅力です。

ただし、雇用形態や年収などの要件を満たしていなければ申し込めません。不妊に悩む人全てが手軽に利用できるわけではないので注意が必要でしょう。

ASMILE(アスマイル)不妊治療サポートローンの基本情報

借入限度額 5万円以上200万円以内
金利 6.9~13.9%
申し込みできる人 満20歳以上満64歳以下の安定した収入のある人
不妊治療に関する診断書のコピーを提出できる人
資金使途 不妊治療にかかる検査・投薬・治療・および代替医療等の費用
生殖補助医療(人工授精・体外受精・顕微授精)にかかる費用
不妊治療にかかる交通費・宿泊費・物品などの購入費用
借入期間 1ヶ月以上5年以内
保証会社

アスマイルの不妊治療サポートローンの適用金利は、借入限度額によって異なります。

借入金額 適用金利
5~30万円 13.9%
30~50万円 11.9%
50~100万円 9.9%
100~150万円 8.1%
150~200万円 6.9%

ASMILE(アスマイル)不妊治療サポートローンの特徴

アスマイルは、中小消費者金融には珍しく不妊治療専用ローンを取り扱っているのが特徴的です。30日間の無利息期間がある点が魅力的です。

無利息期間を設けている大手消費者金融をお探しの方は「初回なら無利息で借りられる」という記事でまとめています。

また、アスマイルの不妊治療サポートローンは返済方法が「自由返済方式」のため、毎月必ず支払う金額は利息のみです。利息以上の金額であれば、元金の返済は自分で自由に決められるのは大きなメリットでしょう。

しかし、アスマイルでの借り入れには総量規制が適用されます。借入限度額は200万円までとされていますが、実際には年収の3分の1までの金額までしか借りられないので、注意しなければなりません。

アスマイルは消費者金融なので、上記2銀行の不妊治療用ローンと比べて金利が高いというデメリットもあります。

不妊治療は「お金を借りてまで」か「お金を借りてでも」か

借金をして不妊治療をすることに、お金を借りてまで……と抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、「お金を借りてでも子どもを産みたい」という人も多くいます。

まとまったお金が用意できてから不妊治療を始めるのも間違いではありません。しかし年齢が妊娠率に大きく関わってくる以上、治療を受けるなら少しでも早く始めることに越したことはないでしょう。

「時間(=妊娠できる可能性)を買う」と考えれば、不妊治療のためにお金を借りるのも一つの選択肢となります。

不妊治療のためにお金を借りるとなると、ある程度大きな金額になることを覚悟しなければならないわけですが、借りたお金は返済しなくてはいけません。

可能であれば、できるだけ金利の低い銀行の不妊治療ローンを利用したいところです。

「妊娠がゴールではない」ことは忘れずに

不妊治療は妊娠するための手段であり、たとえ妊娠できたとしても妊娠自体がゴールになるわけでもありません。無事に妊娠できればその先には出産があり、さらにその先には育児生活が待っているのです。

そこからが本当のスタートなのだということを念頭に置いて、不妊治療を受けましょう。

無事妊娠したところからが本当のスタート!

不妊治療自体は確かに大変ですが、いずれ妊娠して出産すればその後は何十年も育児が続きます。不妊治療を始めると妊娠すること自体をゴールにしてしまいがちですが、「その先」の生活をイメージして不妊治療に取り組むべきです。

「たとえ妊娠できなくても、希望を捨てるようで不妊治療をやめられない」

というように、不妊治療を続けることが目的になっているなら、一度立ち止まって考えてみる必要があるでしょう。

  • 子どもができない原因がどちらにあるのか
  • 不妊治療のために多くの時間を費やして、勤務先や家族にいつまで気を遣い続ければいいのか
  • どこまで不妊治療のためにお金を使えばいいのか

などの問題は不妊治療中の人に重くのしかかってきます。

しかし、妊娠中のこと、出産や育児のこと、さらには仕事のことなどで、悩み傷つきながら生活するのは建設的とは言えません。将来の生活をイメージして不妊治療に取り組むことで、心の負担も軽くなるでしょう。

不妊治療で前向きになれるのであればお金を借りるのもあり!

妊娠はゴールではなくスタートだからこそ、身体面や精神面の健康を保つことが重要です。

せっかく不妊治療をしているのにつらい気持ちになってしまったり、必ず妊娠しなければという思いにとらわれてしまったりする人もいます。
そのような人はお金を借りてまで不妊治療をする意味はどこにあるのだろうと考えてしまうでしょう。

お金を借りて不妊治療をしたおかげで、希望が湧き妊娠に対して前向きになれるのなら、不妊治療のためにお金を借りたことは二人にとって正解だったと言えるのではないでしょうか。

ただし、前向きになれる不妊治療ならお金を借りる意味があるとはいえ、不妊治療のために気が済むまでお金を借りてしまうという姿勢は問題です。

そこで、ここまでならお金を借りても大丈夫という着地点をあらかじめ設定しておき、その範囲内で不妊治療行うことをおすすめします。
線引きが難しいですが、妊娠はゴールではないということを念頭に置いて、そこから先の人生設計を考慮した上でラインを決めましょう。

不妊治療でお金を借りるのは決して悪い事じゃない

不妊治療の技術は飛躍的に進歩しており、治療を受けること自体特別珍しいものではなくなっています。不妊治療を受ければ妊娠できる確率は高まりますので、子どもを授かりたいと考えているならチャンスに賭けてみたいと考えるのは当然のことでしょう。

しかし不妊治療はそのほとんどが保険適用外で、公的な助成制度も十分とはいえないため、経済的な問題に直面するケースが多いです。

本当に二人が前向きに不妊治療に取り組めるのなら、そのためにお金を借りることは悪いことでもやり過ぎでもありません。ネガティブにならない希望のある「妊活」ができることを心からお祈りしています。

※記載されている内容は2019年10月現在のものです。

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