みずほ銀行カードローンの解約について|解約証明書を取得しておこう
更新日:
公開日:2019.10.17
「全部返済が終わったから解約したい!何か注意すべきことってあるのかな?」
みずほ銀行のカードローンを通じて融資を受けていた人の中には、借り入れを全て返済できた段階で、余計な借り入れをしないためにも解約をしておきたいと思う人もいるでしょう。
ここでは、積極的な勧誘が行われる加入時と比べて少し分かりにくい解約の方法について詳しく解説します。解約時の注意点と解約によるメリット・デメリットも一緒に見ていきましょう。
これから自動車ローンや住宅ローンを利用する予定がある人は、解約証明書を取得しておくと安心です。
この記事はこんな人にオススメ!
- みずほ銀行のカードローンを契約中の人
- カードローンの解約方法を事前に知っておきたい人
この記事の目次
担保不要でお金借りる!最短60分
- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
みずほ銀行カードローンの解約手続きの方法や流れ
みずほ銀行カードローンの解約手続きの方法・流れを見ていきましょう。
解約するためには、必ず店頭に赴いた上で手続きを踏む必要があります。
昨今主流となっているインターネットを使ったオンラインでの解約手続きは一切行えないので、注意してください。あくまでも、店頭の指定窓口を通じた手続きが前提です。
みずほ銀行カードローンの解約手続きの流れを表にまとめました。
手順 | 解説/注意点 |
---|---|
1.みずほ銀行の 店舗窓口へ行く |
・窓口の開いている平日9:00~15:00の間に行く必要がある ・元金や貸越利息金額の確認などに時間がかかることがある |
2.元金や貸越利息を 確認する |
・元金や貸越利息が残っている場合には精算する |
3.ローンカードの 返却を行う |
・カードローン専用カードを発行した人のみが対象 (キャッシュカードにカードローン機能が付いているキャッシュカード兼用型カードは返却しない) |
4.必要書類の記入を行い 解約完了 |
・解約証明書が必要な場合には解約手続きが終わる前に伝える |
5.必要に応じて 解約証明書を発行する |
・解約証明書は希望者のみに発行 ・解約証明書の発行には1,620円/1通の手数料がかかる ・今後住宅ローンや自動車ローンを組む場合にはこのような解約証明書があるとプラスになる |
インターネット支店で契約していた場合
みずほ銀行カードローンを、店頭ではなくインターネット支店の専用サイトから申し込み契約をした場合のみ、インターネット支店専用ダイヤルへの電話を通じた解約手続きが必要です。
電話番号ならびに受付時間については、以下の通りです。
インターネット支店 0120-3242-99
【受付時間】
月~金曜日:9時00分~21時00分
土・日曜日・祝日・振替休日:9時00分~17時00分
みずほ銀行カードローン解約時に必要なもの
みずほ銀行カードローン解約時に必要なものについて、表にまとめました。
必要なもの | 解説/注意点 |
---|---|
ローンカード | キャッシュカード兼用型は解約後、キャッシュカード機能のみに |
返済用普通預金口座の取引印鑑 | カードローンの返済に使用している銀行口座に登録された印鑑 |
本人確認書類 | ・顔写真があるものは1点(運転免許証、パスポート、在留カードなど) ・顔写真がないものは以下から2点 (健康保険証、住民票の写し、印鑑証明書、公共料金の領収書など) |
みずほ銀行カードローンを解約するときの注意点
みずほ銀行カードローンを解約する際には、以下の点に留意してください。
- 解約には本人確認が必須
- 信用情報機関の情報は一定期間残る
- 解約証明書は必ずもらっておく
これらの注意点を理解しているかどうかで、解約時や解約後の手間や労力も変化します。できるだけ全てを踏まえた上で解約手続きを行ってください。
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
解約には本人確認が必要
みずほ銀行カードローンの解約手続きでは必ず本人確認が行われるため、本人が来店した上での手続きが必須です。したがって、本人に代わって親族など代理人が解約手続きのために銀行窓口まで出向いても、対応してもらえません。
カードローンの解約には本人の意思確認が必要です。また、本人直筆による委任状を持参してもカードローンの解約はできないので、その点もご注意ください。
信用情報機関の情報は一定期間残る
カードローンやクレジットカードの利用状況は、子弟の信用情報機関に履歴として全て登録されています。そして、これらの信用情報は種別によって抹消されるまでの保存期間が別々に定められています。
このため、たとえみずほ銀行カードローン自体を解約しても信用情報は抹消されず、解約後もカードローンの利用については履歴として一定期間残る点にも気をつけましょう。
解約証明書はもらっておく
カードローンサービスを解約する際には、希望者に対して、解約したことを公的に証明する「解約証明書」という書面が発行されます。通常、こういった証明書をもらわなくても特に問題はありません。
ただし、金利を下げることを目的に借り換えすべくおまとめローンを利用する場合、それまで契約していたカードローンをきちんと解約したことを証明しなくてはいけません。その方法として、この解約証明書という書面が必要になります。
解約後に自動車ローンや住宅ローンの利用する場合にも、解約証明書は有効です。審査の際には必ず信用情報がチェックされ、このときにカードローンの利用履歴も全て把握されます。
審査を行う側からみると、カードローンをすでに解約している利用者と解約しているかどうか分からない利用者では、貸し出しに対するリスクの度合いも違います。
審査を受ける前に解約したことを証明する解約証明書を提出しておくことで、審査時のリスクを減らし審査にも通りやすくなるのです。
したがって、カードローンの完済後、すぐに自動車ローンや住宅ローンの利用を想定している人は、以後に備え解約証明書を取得しておいてください。
解約証明書はみずほ銀行の店舗窓口で申請し、手数料を払うことで発行してもらえます。ただし、旧みずほコーポレート銀行の店舗は発行対象外となっているので、解約を申し出る店舗にご注意ください。
みずほ銀行カードローンを解約するメリット・デメリットを知ってから判断する
みずほ銀行カードローンを利用していた人が解約する場合の手続きと流れ、そして注意点などについて詳しく解説してきました。
まずは、解約によって得られるメリット・デメリットのおさらいをしましょう。
【メリット】
- 借り過ぎを防げる
- 自動車ローン・住宅ローンの審査に対して有利に働く
【デメリット】
みずほ銀行カードローンだけでなく全てのカードローンの解約に共通するデメリットとして、再度お金が必要になった場合にもう一度審査を受け直す必要があります。
審査は、あくまでも申請時の状況を元に判断されるものです。前回通ったからといって必ずしも今回も通るわけではなく、審査落ちの可能性も想定してきましょう。
以上の点以外にも、解約後にも一定期間にわたってカードローンを利用した履歴は信用情報に残ってしまいます。またカードローンを契約し続けていれば、その旨も記録されます。
信用情報をできるだけ良い状態にキープしたいのであれば、できるだけ早い解約を心がけてください。
以下のような人はすぐに解約しましょう。
- 高額なローンの利用を検討している人
- 信用情報をクリアな状態にしておきたい人
逆に、以下のような人は解約しない方が良いでしょう。
- みずほ銀行カードローンの完済後に住宅ローンや自動車ローンといった高額なローンを利用する機会がない人
- すぐにまたお金を借りる可能性がある人
ご自身の今とこれからをしっかりと見極めた上で、状況に合わせて適宜判断するようにしましょう。
みずほ銀行カードローンの基本情報などについてもっと知りたい人は、別記事「お金を借りる人にみずほ銀行のカードローンをおすすめする4つの理由」も参考にしてください。
※記載されている内容は2023年2月現在のものです。