みずほ銀行カードローンの一括返済の方法/どれだけお得になるのか
更新日:
公開日:2019.10.31
「みずほ銀行カードローンでお金を借りているが、臨時収入があるのでこの際一括返済してしまいたい」
「みずほ銀行カードローンからの借り入れを一括返済したいけど、どうやって手続きすればいいか分からない」
みずほ銀行カードローンの借り入れを一括返済すれば、またいつでも借りられる環境が整い、精神的な負担からも解放されるでしょう。しかし、一括返済をするにはそれなりの手順を踏まなくてはなりません。
今回は、みずほ銀行カードローンの一括返済の手続きや注意点などについて解説していきます。
この記事はこんな人にオススメ!
- みずほ銀行カードローンを利用してきたが、お金に余裕ができて一括返済をしたい人
- みずほ銀行カードローンの一括返済の手続きについて知りたい人
この記事の目次
担保不要でお金借りる!最短60分
- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
みずほ銀行カードローンを一括返済する方法
みずほ銀行カードローンを一括返済する方法について見ていきましょう。
みずほ銀行カードローンの一括返済について
みずほ銀行カードローンを一括返済する場合は、みずほ銀行の支店窓口で手続きを行います。
カードローンの利息はお金を借りている日数に応じて発生するため、一括返済する日によって返済額は異なってきます。
店頭窓口で、現時点での借入残高(元金)と前回返済期日から一括返済する日までの利息を計算してもらいましょう。元金と利息を合計した金額を支払えば、一括返済が完了します。
完済を機に、みずほ銀行カードローンを解約したければその場で解約の手続きも行えます。解約してしまえば気軽にカードローンを使うことがなくなるので、借金がこれ以上増えることもありません。
みずほ銀行カードローンを解約する場合は、以下を持参してください。
- ローンカード(カードローン専用型カードを持っている人のみ)
- 返済用普通預金口座の取引印
- 本人確認書類(運転免許証・各種健康保険証など)
インターネット支店の場合は電話をする
みずほ銀行カードローンの返済口座としてインターネット支店を指定している場合は、インターネット支店に問い合わせをして一括返済の手続きを行ってください。
インターネット支店 | 0120-3242-99 |
---|
月~金曜日 | 9:00~21:00 全額清算の当日扱いの手続きの受付は9:00~14:00 |
---|---|
土・日曜日・祝日 | 9:00~17:00 全額清算の手続きは受け付けていない |
みずほ銀行カードローンはATMで一括返済できないので注意!
カードローンにはATMから一括返済できる商品もありますが、みずほ銀行カードローンはATMからは一括返済ができません。
みずほ銀行カードローンではATMからの返済は任意返済として扱われます。任意返済では、返済した金額は利息には充当されず全て元本の返済に充てられるので、利息だけが残ってしまうのです。
利息を含めた残高を清算してみずほ銀行カードローンを一括返済する場合は、みずほ銀行の店頭窓口で手続きをしましょう。
みずほダイレクトからも一括返済できない
みずほ銀行カードローンは、インターネットバンキングであるみずほダイレクトからも一括返済できません。
みずほダイレクトからの返済はATMでの返済同様に任意返済とみなされ、返済金額は利息には充てられず全て元金に充当されます。
ATMやみずほダイレクトからの任意返済は、みずほ銀行カードローンの借入残高を減らして利息負担を小さくするには有効です。しかし、これは一括返済できない返済方法なので、その点は覚えておきましょう。
みずほ銀行カードローンの一括返済をするとどれだけお得なのか
みずほ銀行カードローンで一括返済をすると、支払利息や総返済額をどのくらい抑えられるでしょうか?
みずほ銀行カードローンでの借り入れにはどのくらいの利息がかかる?
みずほ銀行をはじめとするカードローンの利息は、借入残高と借入日数によって決まり、以下の計算式で求められます。
利息=借入残高×金利÷365日×借入日数
例えば、金利14%で10万円を20日間借りた場合の利息を計算してみましょう。
10万(円)×0.14(%)÷365×20(日)=767円
みずほ銀行カードローンで10万円を借りたとしても、20日後に一括返済してしまえば700円程度の利息で済みます。借入金額が多く、借入日数が長くなるほど、支払利息は増えていくのです。
一括返済でどれくらい利息が抑えられるか
一括返済をすると、どのくらい利息を抑えられるのでしょうか?
返済回数 | 利息合計 | 支払合計 |
---|---|---|
1回(一括返済) | 1,166円 | 10万1,166円 |
78回(約定返済) | 5万3,673円 | 15万3,673円 |
差額(-) | 5万2,507円 |
みずほ銀行カードローンで10万円を借りた場合の適用金利は14.0%、最低返済金額は2,000円です。10万円を翌月に一括で返済してしまえば、利息はたったの1,150円で済みます。
ところが、最低返済金額で返済を続けていくと返済回数は78回、支払利息は5万2,507円にもなります。
支払回数 | これまでの支払額 | 借入残高 | 返済総額 |
---|---|---|---|
12回目(1年) | 2万4,000円 | 9万661円 | 11万4,661円 |
24回目(2年) | 4万8,000円 | 7万8,588円 | 12万6,588円 |
36回目(3年) | 7万2,000円 | 6万4,707円 | 13万6,707円 |
48回目(4年) | 9万6,000円 | 4万8,757円 | 14万4,757円 |
60回目(5年) | 12万円 | 3万2,053円 | 15万2,053円 |
上の表は、みずほ銀行カードローンで10万円を借り、最低返済額での返済途中に一括返済したらどのくらい利息を抑えられるかを調べたものです。
1年間返済した時点で一括返済をすれば、支払総額は11万4,661円で済みます。一方、返済し始めて2年経過してから残債を一括返済すると、支払総額は12万6,588円に増えます。
早めに一括返済をすれば、支払総額が少なく済むことが分かります。
みずほ銀行カードローンの一括返済をする際のメリット・デメリット
みずほ銀行カードローン一括返済するメリット・デメリットについて見ていきましょう。
みずほ銀行カードローンの一括返済をするときのメリット
みずほ銀行カードローンを一括返済するメリットとしては、どのような点が挙げられるでしょうか?
返済総額を減らせる
返済期間が短縮されれば、将来発生するはずだった利息をカットできますので、その分支払利息を減らせます。
みずほ銀行カードローンで同じ金額を借りても、完済までの期間が短ければ利息は少なく済み、返済期間が長期化すれば多く支払わなければなりません。
一括返済をすれば返済期間が短縮されるので、支払利息・返済総額ともに抑えられます。
精神的に楽になる
借金をしていると気持ちの上でストレスになります。また、毎月返済日が近づくたびに返済金額がきちんと口座に残っているか気にかけていなければなりません。
しかし、みずほ銀行カードローンを一括返済をしてしまえばそのような心配もなくなり、精神的な負担は大幅に軽減されます。
信用情報に良い影響が出る
みずほ銀行カードローンを一括返済すると、その情報は信用情報に登録されます。
クレジットカードやローンの審査の際には、金融機関は申込者の信用を調査するために必
ず信用情報を照会します。
信用情報に一括返済をしたという情報が記載されていると、以下のように判断され、クレジットカードやローンの審査にも通りやすくなるのです。
- 返済に積極的
- 返済能力が高い
みずほ銀行カードローンの一括返済をするときのデメリット
一括返済をするには、ある程度まとまった金額をみずほ銀行に支払わなければなりません。しかし手持ちの資金が大きく減りますので、支払後の生活が苦しくなる可能性があります。
毎月きちんと返済していくだけで精一杯という状況なら、無理して返済をしない方がいいでしょう。無理に返済をして生活に支障が出れば、また借り入れに頼ってしまうかもしれません。
一括返済は、近いうちに大きな出費がなく、生活資金も十分にあると判断できたときにすべきです。
みずほ銀行から一括返済を求められる場合
利用者から一括返済するのではなく、みずほ銀行側からカードローンの一括返済を求められる場合もあります。
みずほ銀行カードローンの一括返済を求められるのはどんなとき?
みずほ銀行カードローンで一括返済を求められるのは、次のようなときです。
- みずほ銀行カードローンの返済で2ヶ月以上の長期延滞などのトラブルを起こした
- 他社借入の返済でトラブルを起こした
- 規約違反をした
一括返済を求められる理由で最も多いのが、「返済でトラブルが発生した」場合です。
一括返済を請求されないようにするために
みずほ銀行カードローンは、「次の約定返済日までに約定返済金額を返済しなかったとき」には借り入れを全額返済するよう規定しています。みずほ銀行からカードローン残債の一括返済を請求されないようにするには、期日に遅れることなく返済することが重要です。
みずほ銀行カードローンの返済は毎月10日、引き落としは返済当日の夜間に行われます。返済金額以上の金額を、みずほ銀行の返済用普通預金口座に必ず入金しておきましょう。
みずほ銀行カードローンの返済日に返済用口座から他の引き落としがあると、残高が不足して返済額を引き落としできないことがあるので注意が必要です。
返済がどうしても難しい場合は、返済日を過ぎてしまわないうちにみずほ銀行の取引店に相談してください。引き落としできないまま放置すると一括請求される可能性が高まりますので、必ず連絡をとることが大切です。
まとめ|一括返済できるときはした方が後が楽!
みずほ銀行カードローンは、口座引き落としで自動的に返済できるため、返済忘れを防ぎやすいです。ただし、手軽だからといって口座引き落としだけに頼っていると、支払利息がかさんでしまいます。
一括で返済すれば利息負担を抑えられますので、経済的にゆとりがあるのなら早めに返済をしてしまいましょう。
いざというときに、いつでもみずほ銀行カードローンを利用できる環境づくりをしておきたいですね。
みずほ銀行のカードローンを利用したい方は、「お金を借りる人にみずほ銀行のカードローンをおすすめする4つの理由」を参考にしてください。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。