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カードローンは一括返済をするとこんなに違う!メリット・デメリット

更新日:

公開日:2019.11.22

「まとまったお金が手に入ったけど、カードローンを一括返済した方がいいのかな」
「一括返済するのにデメリットってあるのかな」

カードローンには毎月決まった金額を返済していく以外に、全額まとめて一括で返済する方法があります。一括返済を行えば無駄な利息を支払わなくてよくなり、メリットも非常に大きな返済方法です。

しかし、そんな一括返済にもデメリットは存在します。そこで今回は、カードローンの一括返済について解説していきましょう。
カードローンの一括返済のメリット・デメリットや主なカードローン会社の一括返済の連絡先についても記載します。

この記事はこんな人にオススメ!

  • カードローンの一括返済をしようか迷っている人
  • 一括返済をするメリットやデメリットを知りたい人

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カードローン一括返済をすると利息がこんなに減る!

カードローンを利用すれば、借りたお金とは別に利息を支払うことになります。この利息は日割り計算されるので、お金を借りた翌日から借りた金額に対して借りた日数分の利息が発生します。

つまり、借りる日数を短くすればそれだけ支払う利息が減るということ。
支払う利息が減るということは支払い総額が減るということです。よって、長期間で少しずつ分割返済するよりも、一括返済した方が利息の負担が少なくなります。

例えば、大手消費者金融のプロミスで100万円を借りた場合に、1年間で返済した場合と、1ヶ月で一括返済した場合を比べてみましょう。

【1年で返済した例】
元金 100万円
金利 17.8%
利用日数 365日
利息 9万9,012円
【1ヶ月で一括返済した例】
元金 100万円
金利 17.8%
利用日数 30日
利息 1万4,630円

1年間で8万4,382円の差額が出てしまいます。これが3年や5年と長くなっていけば、さらに多くの利息を支払わなければならないことが、容易に想像できるでしょう。

この例では100万円を借りているので、一括返済はなかなか難しいかもしれません。
しかし一括返済するということは、当初支払うはずだった利息を支払わないようにするための措置です。例に挙げた約8万4,000円は1ヶ月の家賃程度にはなり、生活費に充てることもできます。

このため、可能であるなら一括返済をした方がよいでしょう。ただし一括返済はメリットばかりではなく、多少なりともデメリットもあります。
次に、一括返済のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

カードローンの一括返済をするメリット・デメリット

一括返済にはメリットが多くあります。しかし、無理な一括返済はデメリットにもつながってしまいます。メリット・デメリットを理解した上で、一括返済するようにしなければなりません。

カードローン一括返済のメリット

カードローンの一括返済のメリットには、以下のようなものがあります。

  • 利息が減る
  • 返済期間が短くなる
  • 利用額が増える
  • 返済実績がつく(信用情報にプラスになる)

利息が減る、返済期間が短くなることについてはいうまでもないでしょう。ここで覚えておきたいメリットは、「利用額が増える」「返済実績がつく(信用情報にプラスになる)」についてです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

利用額が増える

例えば、50万円の限度額で契約して、40万円を借りていたとします。このとき、残りの利用可能枠は10万円です。このままでは10万円しか利用できませんが、一括返済をすることで、また50万円を利用できるようになります。

一括返済をすれば解約してしまう人も多いですが、解約は強制ではありません。多くのカードローンでは年会費などもかからないため、万が一の備えとして持っていても問題ありません。

万が一何かが起こった際に、10万円利用できるのと、50万円利用できるのとでは大きな違いがあります。急に大きなお金が必要になったときに利用枠を空けておくことで、自分を助けることにもなります。

返済実績がつく(信用情報にプラスになる)

一括返済をすると「この人は○○万円返済した」という情報が、信用情報機関に登録されます。
もちろん、毎月遅れることなく返済を続けていても返済実績にはなります。しかし、全て返済した事実と返済中では多少なりとも差があります。

この「返済実績がある」ことが後々良い影響を与える可能性があります。それは、別のローンを組んだりクレジットカードを作ったりする際に、プラスの評価を与えるということです。
「しっかり返済をしてくれる信用できる人」と、相手に印象付けることが大切です。

カードローン一括返済のデメリット

カードローン一括返済にもデメリットはあります。考えられる一括返済のデメリットは以下の通りです。

  • 一括返済したことで生活苦になり、再借入する可能性がある
  • 手間がかかる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

一括返済したことで生活苦になり、再借入する可能性がある

一括返済をして早く借金をなくしたいと考えるのは悪いことではありません。しかし、無理な一括返済はおすすめできません。一括返済をしたはよいが、それによって生活が苦しくなり、またカードローンで借り入れをしてしまうケースもあるためです。

それでは一括返済をした意味がなくなってしまいます。一括返済する際は、余裕があるときにしましょう。単純なことですが、とても大切なことです。

一括返済をしても問題ないと考えていたものの、いざやってみたら、考えていたよりも生活が苦しくなったということもあるでしょう。
止むを得ず新たな借り入れをする場合には、以前利用していたカードローンよりも、低い金利のものを利用しましょう。一括返済したことで、金利の低いカードローンの審査に通る可能性もあります。

低金利カードローンの審査については、別記事「低金利カードローンの審査について|信用力が必要不可欠」を参考にしてください。

手間がかかる

口座振替を利用していれば、普段の返済は何の手間もかからないでしょう。しかし、一括返済の場合は事情が異なります。

利用するカードローンの会社にもよりますが、一括返済の場合には電話で確認したり、振込手続きを取らなければならないこともあります。自社ATMや店頭窓口まで足を運ばなければならないケースもあるでしょう。
一括返済の方法はカードローンの会社によって異なるので、カードローン会社に事前に電話確認をした方が賢明です。

一括返済は人によっては高額になることもあるので、今後の生活のことも考え慎重に行動してください。住宅ローンや自動車ローンなど高額なローンを組む予定の人は、カードローン会社に連絡し「完済証明書」を発行してもらいましょう。

カードローン一括返済をする際の電話番号

一括返済する際には、支払い金額の確認なども含めて、カードローン会社に問い合わせる方がよいでしょう。
以下の表に、主に利用されているカードローン会社の一括返済時の連絡先を一覧にしています。

カードローン会社 窓口名 電話番号 受付時間
アコム アコム総合カードローンデスク 0120-629-215 平日9:00~18:00
プロミス プロミスコール 0120-24-0365 平日9:00~18:00
アイフル アイフル会員様専用ダイヤル 0120-109-437 平日9:00~18:00
SMBCモビット お問い合わせフリーコール 0120-24-7217 9:00~18:00
レイク レイクお問合せ窓口 0120-09-09-09 平日9:00~18:00
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 お問い合わせ・相談窓口 0120-76-5919 平日9:00~21:00、土・日・祝日9:00~17:00(12/31~1/3を除く)
三井住友銀行カードローン 三井住友銀行カードローンプラザ 0120-923-923 全日9:00~21:00
(1月1日は除く)
楽天銀行スーパーローン カードローンのご返済に関するご相談窓口 0120-730-115 平日9:00~17:00
(祝日・年末年始を除く)
みずほ銀行カードローン
(インターネット支店のみ)
みずほダイレクト[ヘルプデスク] 0120-3242-99 平日9:00~21:00
(土・日・祝日・振替休日は一括返済の受付なし)

一括返済をしたい場合には、上記連絡先へ電話して相談しましょう。
みずほ銀行で電話対応できるのはインターネット支店のみなので、注意してください。その他の場合には、店舗に足を運んで手続きをする必要があります。

借り入れの大部分を返済していても、1,000円未満の端数がある場合には解約手続きがとれません
もし解約希望で端数がある場合には、別記事「カードローン返済で手間をかけずに端数をなくす方法について」を参考にしてください。

まとめ|カードローンの一括返済は余裕があるときにしよう

カードローンを利用すれば借りた金額とは別に、借りた日数に応じて利息も支払わなければなりません。つまり、完済するまでの日数が早ければ早いほど支払う利息が少なくて済むということです。

支払う利息が少ないだけでなく、「利用額が増える」「返済実績がつく」などのメリットもあります。
一括返済をしたいのであればカードローン会社に事前に連絡し、返済額や一括返済の方法について確認するようにしましょう。

しかし、無理な返済は今後の生活を苦しめる可能性があります。生活に支障が出れば、一括返済をした意味がなくなってしまいます。一括返済はあくまでも余裕のあるときにするようにしましょう。

※記載されている内容は2023年4月現在のものです。

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