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主要9社カードローン最低返済額まとめ|月々の負担を減らしたい!

更新日:

公開日:2019.12.3

この記事では、主要9社カードローンの「最低返済額」を表にまとめて紹介しています。とにかく毎月の返済額を少なくしたい場合は、銀行カードローンを選びましょう。

しかし、お得にカードローンを利用するには繰り上げ返済が欠かせないので、しっかりと検討する必要があります。

この記事はこんな人にオススメ!

  • 毎月の返済金額が低額なカードローンを利用したい人

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最低返済額とは

最低返済額とは、毎月必ず支払わなければいけない返済金額のことで、借入金額によって変動します。設定金額はカードローン会社によって異なるため、事前の確認が必要です。

例えば、50万円の借り入れでは「3,000~5,000円」の最低返済額が設けられていますが、3,000円と5,000円では2,000円の差があります。

各社の最低返済額の比較表は後述しているので、ぜひ参考にしてください。

最低返済額だけでは元金は減らない

毎月の返済金額が低ければ低いほど、負担は軽くなります。しかし、最低返済額のみの支払いでは元金が減りにくいのが特徴です。

支払金額の多くが元金に充てられるのではなく、利息に充てられていると思っておきましょう。

分かりやすく順序立てて説明したものが、以下です。

  1. 最低返済額は「ローン会社がまず返済してほしい利息部分」がメイン
  2. 元金がなかなか減少しない
  3. 返済期間が長くなり、総支払額が増える

このことについて例を作成し、表で比較します。

元金 月々の返済額 回数 支払総額
最低返済額で返済した場合 50万円 1万5,125円
(最終回は6円)
47回 69万5,756円
約5,100円多く返済した場合 50万円 2万287円
(最終回は2万276円)
31回 62万8,886円

※2019年12月現在

約5,100円を最低返済額にプラスして返済すると、支払回数は16回減り、支払総額の差額は6万6,870円もあることが分かります。

これは他のローン返済に充てたり、軽自動車なら車検代金に充てたりできるほどの金額です。繰り上げ返済(任意返済、追加返済ともいう)を積極的に行うことで、時間もお金もお得になるのです。

カードローンをお得に返済する方法をもっと知りたいという人は、「カードローンのおすすめ返済方法|手間と手数料を省いて早く完済する」を参考にしてください。

カードローン各社の最低返済額

主要9社カードローンのそれぞれの返済方式や、最低返済額を一覧にしました。
「とにかく毎月の返済額を軽くしたい」という人は、最低返済額が低いカードローン業者を選びましょう。

以下表の赤文字はその借り入れ金額で、最も低い最低返済額の金融業者を表しています。

【各社金額ごとの最低返済額】
金融機関名 借入10万円 借入30万円 借入50万円 借入100万円
プロミス 4,000円 1万1,000円 1万3,000円 2万6,000円
アイフル
(約定日制)
4,000円 1万1,000円 1万6,000円 2万6,000円
アコム 3,000円 9,000円 1万5,000円 3万円
レイク 4,000円 1万2,000円 1万4,000円 2万7,000円
SMBCモビット 4,000円 1万1,000円 1万3,000円 2万6,000円
みずほ銀行カードローン
(【2】)
2,000円 6,000円 1万円 2万円
楽天銀行スーパーローン 2,000円 5,000円 1万円 1万5,000円
三井住友銀行カードローン 2,000円 6,000円 1万円 1万5,000円
バンクイック 2,000円 6,000円 1万円 2万円

※2019年12月現在

赤文字を見ると、借入金額ごとの最低返済額が低いものは、銀行が扱うカードローンだということが分かります。
その中でも楽天銀行スーパーローンはすべての借入金額において最低返済額が最も低いです。

別記事「楽天銀行カードローンはコンビニ手数料無料!返済額を抑える方法は?」で解説をしているとおり、コンビニATMからの返済も手数料がかかりません。

プロミスの最低返済額について

プロミスの最低返済額の計算は「残高スライド元利定額返済方式」に基づいています。かみ砕いて説明をすると、最低返済額が設定されていてその金額以上の返済ができる方式です。計算式は以下です。

【最低返済額】

借入残高 × 一定の割合

「一定の割合」は、以下のように契約した借り入れ残高によって決まります。

  • 30万円以下で3.61%
  • 100万円以下で2.53%
  • 100万円超で1.99%
借入残高 最低返済金額
一定の割合 3.61%で計算
1~2万円 1,000円
3~5万円 2,000円
6~8万円 3,000円
9~11万円 4,000円
12~13万円 5,000円
14~16万円 6,000円
17~19万円 7,000円
20~22万円 8,000円
23~24万円 9,000円
25~27万円 1万円
28~30万円 1万1,000円
一定の割合 2.53%で計算
31万円 8,000円
32~35万円 9,000円
36~39万円 1万円
40~43万円 1万1,000円
44~47万円 1万2,000円
48~51万円 1万3,000円
52~55万円 1万4,000円
56~59万円 1万5,000円
60~63万円 1万6,000円
64~67万円 1万7,000円
68~71万円 1万8,000円
72~75万円 1万9,000円
76~79万円 2万円
80~83万円 2万1,000円
84~86万円 2万2,000円
87~90万円 2万3,000円
91~94万円 2万4,000円
95~98万円 2万5,000円
99~100万円 2万6,000円

※2019年12月現在

以下、プロミスの計算式を使って事例を作成しました。

実質18.0%で10万円借り入れた場合

【一定の割合は30万円以下で3.61%】

10万円×3.61%=3,610円

1,000円未満の端数に当たる610円は、1,000円切り上げ扱いとなるため、最低返済額は4,000円です。上記表でもそのことが分かります。

実質18.0%で50万円借り入れた場合

【一定の割合は100万円以下で2.53%】

50万円×2.53%=1万2,650円

このときの最低返済額は1万3,000円です。

アイフルの最低返済額について

アイフルでは毎月の最低返済額があらかじめ決められており、「残高スライド元利定額リボルビング返済方式」に基づいています。
返済日は、約定日制とサイクル制の2種類から選べます。これらについては表から下を参考にしてください。

以下、アイフルの100万円までの最低返済額です。

借入残高 最低返済額
約定日制 サイクル制
~10万円 4,000円 5,000円
10万超~20万円 8,000円 9,000円
20万超~40万円 1万1,000円 1万3,000円
40万超~50万円 1万3,000円 1万5,000円
50万超~60万円 1万6,000円 1万8,000円
60万超~70万円 1万8,000円 2万1,000円
70万超~80万円 2万1,000円 2万4,000円
80万超~90万円 2万3,000円 2万7,000円
90万超~100万円 2万6,000円 3万円

※2019年12月現在

アイフルの約定日制とは

利用者が都合のいい返済日を指定して毎月の返済をする方法で、返済日が一定で明確なのが特徴です。これは多くの消費者金融やローン会社に採用されています。

返済日の10日前以内であればいつでも返済ができます。

アイフルのサイクル制とは

返済の翌日から35日後が次回の返済日になる方法です。約定日制とは異なり、返済日の前であれば35日間いつでも返済できます。

返済期日が土・日・祝日の場合など、アイフルの休業日に当たる場合は翌営業日が返済期日なので、注意してください。返済日が流動的なため、自分でしっかりと管理しなければいけません。

アコムの最低返済額について

アコムの最低返済額は「定率リボルビング方式」に基づいています。最低返済額が規定されており、その金額以上の返済をする方式です。

【最低返済額】

借入残高×一定の割合

アコムの「一定の割合」とは、契約上の利用限額である契約極度額によって決まります。これはアコムが審査を通じて決定するため、自ら選択できません。

極度額は通常、実際に借りられる利用上限額より高い金額が設定されています。

  • 30万円以下の場合:借入残高の4.2%
  • 30万超、100万円以下の場合:借入残高の3.0%
  • 100万円超の場合:借入金額の1.5~3.0%以上

以下表は、一定の割合を「借入残高の3.0%」で計算しています。

借入残高 最低返済金額
10万円 3,000円
20万円 6,000円
30万円 9,000円
40万円 1万2,000円
50万円 1万5,000円
60万円 1万8,000円
70万円 2万1,000円
80万円 2万4,000円
90万円 2万7,000円
100万円 3万円

※2019年12月現在

実質18.0%で10万円借り入れた場合

【一定の割合が4.2%の場合】

10万円×4.2%=4,200円

1,000円未満の端数を切り上げるため、最低返済額は5,000円です。

【一定の割合が3.0%の場合】

10万円×3.0%=3,000円

この場合は端数が出ないため、そのまま3,000円が最低返済額です。

レイクの最低返済額について

レイクの返済方式は「残高スライドリボルビング方式」と「元利定額リボルビング方式」の2種類があります。

残高スライドリボルビング方式は、返済につれ返済額が下がるため、ゆっくり返済したい人に向いています。
一方の元利定額リボルビング方式は、残高が減った状態でも毎月の返済額は一定なため、支出の管理がしやすいです。しかし、元金が減りにくいという特徴があります。

以下表は、前者の残高スライドリボルビング方式の最低返済額です。

【残高スライドリボルビング方式:金利18.0%の場合】
借入残高 最低返済額
1~10万円 4,000円
10万超~20万円 8,000円
20万超~30万円 1万2,000円
30万超~40万円 1万3,000円
40万超~50万円 1万4,000円
100万円 2万7,000円

※2019年12月現在

SMBCモビットの最低返済額について

SMBCモビットの最低返済額は、最後に借入を行った際の残高総額で自動的に決まります。返済方式は「借入後残高スライド元利定額返済方式」です。

借入残高 最低返済額
10万円以下 4,000円
10万超~20万円 8,000円
20万超~30万円 1万1,000円
30万超~40万円 1万1,000円
40万超~50万円 1万3,000円
50万超~60万円 1万6,000円
60万超~70万円 1万8,000円
70万超~80万円 2万1,000円
80万超~90万円 2万4,000円
90万超~100万円 2万6,000円

※2019年12月現在

ここまで消費者金融の最低返済額を紹介してきましたが、ここからは銀行カードローンを紹介していきます。

みずほ銀行カードローンの最低返済額について

みずほ銀行カードローンでは、毎月10日に借入残高に応じた毎月一定の最低返済額が引き落とされます。こちらも「残高スライド方式」が採用されています。

返済額の適用条件には以下2種類があります。

     
  1. 2012年7月31日以降に契約の締結あるいは変更を行い、かつ利用限度額が200万円以上(変更を行った場合は変更後のもの)の場合
  2. そうでない場合

みずほ銀行カードローンを契約したばかりの人は後者の「そうでない場合」が大半のため、その最低返済額を見ていきます。

借入残高 最低返済額
2,000~10万円 2,000円
10万超~20万円 4,000円
20万超~30万円 6,000円
30万超~40万円 8,000円
40万超~50万円 1万円
50万超~60万円 1万2,000円
60万超~70万円 1万4,000円
70万超~80万円 1万6,000円
80万超~90万円 1万8,000円
90万超~100万円 2万円

※2019年12月現在

これ以降は、利用残高が10万円増すごとに返済額が2,000円追加されます。

楽天銀行スーパーローンの最低返済額について

楽天銀行スーパーローン(カードローン)では、以下2種類の返済方式を用意しています。

  • 残高スライドリボルビング返済
  • 元利込定額返済

新規申込者は、残高スライドリボルビング返済が設定されます。

借入残高 最低返済額
~10万円 2,000円
10万超~30万円 5,000円
30万超~50万円 1万円
50万超~100万円 1万5,000円

※2019年12月現在

公式サイトに返済シミュレーションがあるので、返済のイメージを固めたい人はぜひやってみましょう。

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンでは、毎月の最低返済額があらかじめ決められています。返済方式は「残高スライド方式」です。

例えば12万円を借り入れた場合、月々4,000円の返済です。しかし借入残高が10万円以下になれば、月々2,000円の返済に変わります。

借入残高 約定返済金額
~1,999円 全額(元金+利息)
2,000~10万円 2,000円
10万超~20万円 4,000円
20万超~30万円 6,000円
30万超~40万円 8,000円
40万超~50万円 1万円
50万超~60万円 1万1,000円
60万超~70万円 1万2,000円
70万超~80万円 1万3,000円
80万超~90万円 1万4,000円
90万超~100万円 1万5,000円

※2019年12月現在

バンクイックの最低返済額

バンクイックは、三菱UFJ銀行が発行しているカードローンです。借り入れ利率によって最低返済額が異なります。

     
  1. 金利8.1%超
  2. 金利8.1%以下

新規契約者の多くが金利8.1%超に設定されるため、その最低返済額を見ていきましょう。

借入残高 最低返済額
~10万円 2,000円
10万超~20万円 4,000円
20万超~30万円 6,000円
30万超~40万円 8,000円
40万超~50万円 1万円
50万超~60万円 1万2,000円
60万超~70万円 1万4,000円
70万超~80万円 1万6,000円
80万超~90万円 1万8,000円
90万円超~100万円 2万円

※2019年12月現在

まとめ|月々の返済額を減らしたいなら銀行カードローンがおすすめ

「毎月の返済額の負担を軽くしたい」という場合には、銀行カードローンがおすすめです。

中でも、楽天のカードローンは毎月の負担が少なく利用できます。詳しくは、別記事の「楽天銀行スーパーローンの審査から融資までの流れを徹底解説」をご覧ください。

最低返済額だけだと総額がとても大きくなるため、結果的には損をします。小額でも良いので、余裕があるときに繰り上げ返済をすることがカードローンと上手に付き合うコツです。

銀行カードローンは消費者金融と比べて審査が厳しいため、不安がある人は最低返済額が低い消費者金融で契約しましょう。おすすめは借り入れ金額30万円までの最低返済額が最も低いアコムです。

詳細は、別記事「アコムの審査から融資までの流れを徹底解説!」を参考にしてください。

※記載されている内容は2023年4月現在のものです。

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