みずほ銀行カードローンをうまく返済する方法とは
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「みずほ銀行のカードローンを使う予定だけれど、前もって返済方法をチェックしておきたい!」
メガバンクとしても有名なみずほ銀行が提供しているカードローンは、返済方法のバリエーションの豊富さも魅力の商品です。
口座振替やATMといった従来の方法だけでなく、任意のタイミングや金額での返済が可能なスマホ対応のインターネットバンキングも提供されており、忙しい人にこそおすすめといえるでしょう。
ここでは、みずほ銀行カードローンをお得に使う上で、より賢く返済する方法と注意点について詳しくお伝えしていきます。利用を検討している人は、事前にぜひお読みください。
この記事はこんな人にオススメ!
- みずほ銀行カードローンを利用中の人
- これからみずほ銀行カードローンの利用を検討している人
この記事の目次
担保不要でお金借りる!最短60分
- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
みずほ銀行カードローンの返済方法は3種類
みずほ銀行カードローンでは、借り入れに対する返済方法として
- 銀行口座からの自動引き落とし
- ATMを使った任意返済
- みずほダイレクトを通じた任意返済
以上の3つの方法が提供されており、ご利用の環境や条件に合わせて自由に選べます。これらの返済方法で注意すべきポイントは、次の通りです。
基本は銀行口座からの自動引き落とし
毎月10日夜を期限に、指定の銀行口座から自動で当月の返済分が引き落とされます。
後述しますが、任意返済を利用した場合も自動引き落としは別途行われるので、その月は重複返済となる点に注意してください。
追加で返済したいならATM・みずほダイレクトで任意返済しよう
銀行口座からの自動引き落としでは、借入残高に応じてあらかじめ決められた設定から算出された最低返済額のみが引き落とされます。
毎月返済分とは別に追加で返済したい場合、ATMもしくはインターネットバンキング「みずほダイレクト」の任意返済を活用しましょう。
ATMを使って返済する際には、利用するATMの種類にも注意してください。
任意返済を使って追加返済する場合、一部のATM(ゆうちょ銀行・提携金融機関ATM)は返済には対応しておらず利用できません。みずほ銀行ATMなど、返済に対応したATMを使いましょう。
みずほ銀行のインターネットバンキング「みずほダイレクト」を利用すれば、パソコンやスマホ・電話などお手持ちの機器を使って24時間いつでも好きなタイミングで返済できます。
ただし「みずほダイレクト」の利用には、事前の利用登録が必須かつ利用登録から開始まで時間を要するので、前もって登録しておきましょう。
「みずほダイレクト」の登録については、後ほどの項目で詳しく紹介します。
みずほ銀行カードローン返済の負担を減らす方法
みずほ銀行カードローンでの借り入れに対する返済の負担を減らす方法は、大小問わずさまざまです。
例えば、みずほ銀行の公式サイトで提供されている「返済シミュレーション」を利用すれば、自身の毎月返済額や返済回数、もしくは完済までの総返済額などの各種情報を瞬時に確認できます。
いずれもより計画的な返済を実現する上で重要な情報ばかりで、これを活用すれば滞りなくお得な返済も実現できるでしょう。
「返済シミュレーション」は、カードローンの利用中だけでなく契約前でも利用できるので、想定している借入額や期間を使って一度シミュレーションしてみることをおすすめします。
自動引き落としの金額は借入残高に応じて決まる
みずほ銀行カードローンでは、「残高スライド方式」という返済方式を採用しています。
これは、銀行口座から引き落とされる金額が借入残高に応じて増減する点が特徴で、この返済方式によって導き出された毎月返済額は「最低返済額」です。
残高スライド方式のカードローンでは、毎月引き落とされる金額も異なります。日頃からカードローンの借り入れを頻繁に行っていたり追加で返済を行ったりしている人は、ご自分の借入残高と最低返済額の現状をこまめに確認しておきましょう。
前月10日のご利用残高 | 毎月の最低返済額 |
---|---|
2,000円未満 | 利用残高 |
2,000円以上20万円以下 | 2,000円 |
20万円以上40万円以下 | 4,000円 |
40万円以上60万円以下 | 6,000円 |
60万円以上80万円以下 | 8,000円 |
80万円以上100万円以下 | 1万円 |
100万円以上120万円以下 | 1万2,000円 |
120万円以上140万円以下 | 1万4,000円 |
140万円以上160万円以下 | 1万6,000円 |
160万円以上180万円以下 | 1万8,000円 |
180万円以上200万円以下 | 2万円 |
200万円以上220万円以下 | 2万2,000円 |
220万円以上240万円以下 | 2万4,000円 |
240万円以上260万円以下 | 2万6,000円 |
260万円以上280万円以下 | 2万8,000円 |
280万円以上300万円以下 | 3万円 |
300万円以上320万円以下 | 3万2,000円 |
320万円以上340万円以下 | 3万4,000円 |
340万円以上360万円以下 | 3万6,000円 |
360万円以上380万円以下 | 3万8,000円 |
380万円以上400万円以下 | 4万円 |
400万円以上420万円以下 | 4万2,000円 |
420万円以上440万円以下 | 4万4,000円 |
440万円以上460万円以下 | 4万6,000円 |
460万円以上480万円以下 | 4万8,000円 |
480万円以上500万円以下 | 5万円 |
500万円以上520万円以下 | 5万2,000円 |
520万円以上540万円以下 | 5万4,000円 |
540万円以上560万円以下 | 5万6,000円 |
560万円以上580万円以下 | 5万8,000円 |
580万円以上600万円以下 | 6万円 |
600万円以上620万円以下 | 6万2,000円 |
620万円以上640万円以下 | 6万4,000円 |
640万円以上660万円以下 | 6万6,000円 |
660万円以上680万円以下 | 6万8,000円 |
680万円以上700万円以下 | 7万円 |
700万円以上720万円以下 | 7万2,000円 |
720万円以上740万円以下 | 7万4,000円 |
740万円以上760万円以下 | 7万6,000円 |
760万円以上780万円以下 | 7万8,000円 |
780万円以上800万円以下 | 8万円 |
800万円超 | 20万円増すごとに8万円に2,000円ずつ 増加した金額 |
少しずつでもこまめに任意返済するのがおすすめ
残高スライド方式を採用しているみずほ銀行カードローンでは、返済が進むごとに借入残高が減少する関係から、毎月の返済額も徐々に減っていきます。
ただし、自動引き落としのみで返済していると、毎月返済額の少なさからどうしても返済期間が長引きがちです。
返済期間が延びることでその分だけ利息負担も増えてしまうので、お得に返済するためにも積極的な任意返済が欠かせません。少しでも資金に余裕があるのなら、ATMやみずほダイレクトの任意返済をおすすめします。
以下の表は、みずほ銀行が提供している「返済シミュレーション」を使って返済回数がどうなるかを計算したものです。借入額10万円・年利14.0%の条件で最低返済額2,000円のみで毎月返済した場合の結果となります。
返済回数 | 毎月返済額 | 総返済額 | 利息 |
---|---|---|---|
78回 | 2,000円 | 15万3,673円 | 5万3,673円 |
最低返済額2,000円のみで返済を続けると、わずか10万円の借り入れでも6年半(総返済回数78回)もの長期間に渡る返済が必要になる結果に。利息が、元本の50%を超えて高額になっている点にも注意すべきです。
例えば、これに毎月返済額3,000円上乗せした5,000円で返済を続けたとすると、2年1ヶ月(総返済回数25回)となり、3分の1以下の期間に短縮できます。利息も1万6,046円と、3分の1以下に節約できる計算です。
このように、毎月の返済額を数千円プラスしただけで返済期間・利息を含めた総返済額にも大きく違いが現れるので、1,000円程度の少額でもこまめに任意返済の活用をおすすめします。
みずほ銀行カードローン返済方法の一つ「みずほダイレクト」とは
みずほ銀行では他行の例に漏れず、インターネットでの取引サービスを提供しています。それが「みずほダイレクト」です。 「みずほダイレクト」は、所有しているみずほ銀行の普通預金口座に関するさまざまな手続きがスマホやパソコンから手軽に行え、入金済みの資金を使ったカードローンの返済もできます。
ただし、インターネットバンキング「みずほダイレクト」を使うためには、事前の準備や手続きが必須です。その内容については、以下の項目をご覧ください。
みずほダイレクトの利用前に「かんたん残高照会」へ登録が必要
「みずほダイレクト」を利用するためには、事前準備として同じくみずほ銀行が提供している「かんたん残高照会」に、利用登録を済ませておく必要があります。
インターネット上から簡単に登録が可能で、「かんたん残高照会」の利用登録ページ内の入力フォームに従って必要事項を入力し、任意のパスワードを設定するだけで完了です。
みずほダイレクトの登録には2週間かかる
「かんたん残高照会」への利用登録が完了したら、いよいよ「みずほダイレクト」への利用登録を行います。
「かんたん残高照会」と同様、指定の入力フォームに従って必要事項を入力することで申し込みが完了です。
ただし、申し込み完了から利用開始までおよそ2週間程度の時間が必要な点に注意してください。登録が完了した段階で、みずほ銀行から「みずほダイレクト」の利用カードが郵送されます。
このカードと同封されている書類を元に、「みずほダイレクト」のログイン画面の指示に従って必要事項を入力しログインすることで、正式に利用可能となります。
登録を済ませておけばカードローンの返済以外にも利用可能
「みずほダイレクト」では、事前に暗証番号やログインパスワードを設定しておく必要があり、これらは全て初回ログイン時に設定を行います。このため初回時のみ、やや手間が必要となる点に注意してください。
2回目以降のログインでは、お客様番号と初回ログイン時に登録したログインパスワードのみでログインが可能で、複雑な入力は一切不要です。
「みずほダイレクト」では、ログイン後の専用ページ内の各メニューを通じてさまざまな手続きや申し込みができます。 例えばカードローンの任意返済の申し込みも行えるほか、他口座への振込依頼や残高照会、宝くじの購入といった手続きも行え、大変便利です。
また、スマホ専用のアプリとして提供されている「みずほダイレクトアプリ」の利用もおすすめです。
このアプリを使えば、お持ちのスマホだけで簡単に口座残高や明細の確認が行え、さらに便利にインターネットバンキングを活用できます。
このほかにも、配偶者や親族など親しいパートナーと共有してお金の管理などが行える大変便利な「ペア口座アプリ~Pair~」も提供されているので、ご家族単位での利用にも最適です。
まとめ|みずほ銀行カードローンの返済方法は3種類!必要に応じて使い分けよう
自由に使える3つの便利な返済方法や、インターネットバンキングを活用したさらなる銀行口座の活用術など、みずほ銀行カードローンは銀行ならではの質の高いサービスが魅力の商品です。
金利面も比較的割安な設定となっており、審査難易度の高ささえクリアできるなら、候補の一つとして真っ先に検討したいカードローンといえます。
ただし、とても便利なインターネットバンキング「みずほダイレクト」も、登録には事前の準備や手続きを経る必要があります。いきなりすぐに利用できるわけではありません。
便利なサービスであるからこそ、そこに潜む注意点についてもしっかりと把握しておきましょう。
損せずお得にカードローンを使うためにも、口座引き落としと合わせて任意返済を積極的に活用など、しっかりとした返済計画の元でゆとりある利用を心がけてください!
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。