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JA教育ローンの厳しい審査に通過するための知識

公開日:

より低金利な金融機関の教育ローンを利用したいと考える人も多いですが、「低金利=審査が厳しい」です。
その中でも人気な教育ローンの一つ「JA教育ローン」も同様であり、あらゆる条件をクリアしなければ融資を受けることができません

この記事では、そんな厳しい審査を勝ち抜くための知識をお伝えしましょう。

  • 安定した収入を継続的に得ている
  • 信用情報が無傷であること

この2つは必須であり、記事中で紹介する「審査に通過できない6つの理由」を把握することで、審査通過率を上げることを目的としています。

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審査に影響大!JA教育ローンの融資条件を確認しよう

JA教育ローンの審査をする前には必ず融資条件を確認してください。
以下がその条件ですが、JA教育ローンは各JAによって大きく異なる場合があります。不明点がある時は窓口に問い合わせるのがスムーズで確実です。

例えば、「借り入れの限度額が思ったよりも少なかった」「融資期間の据置期間が短かった」となってしまっては、人生設計に影響を及ぼしかねません

特に注意して確認しておきたい項目が、以下表の、前年度税込年収、勤続年数、融資金額、融資期間です。この項目は赤文字で表示しています。

使用目的 ・就学の入学金
・授業料
・学費およびアパート家賃等教育に関する全てとし、資金使途の確認ができるもの(借入申込日から2ヶ月前に支払い済みとなった資金を含む)
借入時年齢 20歳以上
最終償還時年齢 71歳未満
前年税込年収 200万円以上
教育施設 「国の教育ローン」の対象校に準ずる。ただし、外国の教育施設の場合は、JAから振込可能な場合に限定した取扱とする)に就学予定または就学中の子弟を有する人
勤続年数 1年以上
融資金額 10~1,000万円以内
融資期間 据置期間を含めて最長15年(在学期間+9年)以内
返済方法 元利均等返済(ボーナス併用返済可)
担保 不要
融資金 固定金利型と変動金利型のいずれかより選択

JA教育ローンは固定金利と変動金利のどちらがいい?

JA教育ローンを契約する上で「固定金利か変動金利か」どちらを選べばいいのか迷う人もいるでしょう。審査の厳しさは双方とも変わりませんが「どんな人がどちらに適しているのか」は異なります。

ここで、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

【JA教育ローンの各種金利メリット・デメリット】
固定金利 変動金利
メリット ・低金利の場合は支払総額が抑えられる

契約当初の金利が適用されるのが特徴であり、景気動向や市場の金利相場の動向を気にする必要がない。
市場の金利相場が上昇しても影響を受けないため、結果的に支払総額が抑えられる。
・固定金利に比べて低金利

固定金利よりも変動金利を低く設定する金融機関が多く、支払総額を抑えやすい。
デメリット ・市場の金利相場が変動しなかった場合、変動金利よりも支払利息が多くなる

変動金利よりも固定金利を高く設定する金融機関が多く、市場の金利相場が下がった際に恩恵を受けられない。
・市場の金利相場が上がると固定金利よりも高くなる

固定金利とは異なり、契約時の金利よりも上がる可能性がある。
半年に1度金利の見直しが行われるため、金利相場を気にかけ、場合によっては返済計画を立て直す必要がある。

上記表から分かる通り、金利情勢が関係してくるため一概にどちらが良いとはいえません
強いていうならば「返済計画の立てやすさ」を重視するなら固定金利を、ある程度のリスクを考慮しても低金利が良いなら変動金利を選ぶといいでしょう。

月々の負担額は大きくなってしまいますが、JA教育ローンと上手に付き合っていく方法として以下があります。

  • 返済回数を少なくする
  • 繰上返済を積極的に行う

これができれば、金利変動が起こってもリスク分散がされ、固定金利でも利子を大きく減らすことができます。

JA所定の資格・要件をクリアする必要がある

JA教育ローンを利用するには、「JA所定の資格・要件」をクリアする必要があります。

例えば、JA茨城の場合は以下の条件を求めらます。

  • JAの組合員(組合員以外は一定の手続きにより准組合員になれる)
  • 契約時の年齢が満20歳以上、最終返済時満71歳未満の人
  • 教育施設に進学予定または在学中の子弟を有する人
  • 前年度の税込年収が正組合員(農業者)⋯⋯150万円以上
  • 准組合員(農業者以外)⋯⋯200万円以上
  • 原則勤続年数が1年以上で、JA地区内に1年以上居住している人

保証会社が各JAで異なる!過去に滞納をしたことがある場合は要注意

各JA教育ローンでは保証会社が異なるため、過去にその保証会社で滞納や返済トラブルを起こしてしまった場合には、審査に大きく影響します。
例として以下をご覧ください。

【各JA教育ローンの保証会社】
JA名 保証会社
JAバンク茨城 茨城県農業信用基金協会
JAあさか野 株式会社ジャックス
JAバンク大阪 大阪府農業信用基金協会
JA横浜 ・神奈川県農業信用基金協会
・三菱UFJニコス株式会社
JA東京スマイル 株式会社ジャックス

例えばJA東京スマイルの教育ローンを利用する場合、6年前にジャックスのマイカーローンで滞納を繰り返していたとします。
信用情報機関の延滞情報の保有期間は5年間なので、問題ないと思うかもしれませんが、ジャックスの社内で保有する情報は消えることがありません

この場合、今の利用者属性や信用情報に問題がなくても、ジャックスの保証を受けられない可能性が大きいのです。つまり、審査落ちします

審査をする前に、保証会社を必ず確認しましょう

JA教育ローンの仮審査を通過しなければならない

JA教育ローンを利用する前段階として仮申し込みをします。正式手続きまでには以下5つのステップを踏まなければいけません。

STEP1 JAを選択して金利をチェック
STEP2 ログイン画面より仮申し込み
STEP3 自宅または勤務先に申し込み内容確認の連絡
STEP4 仮申し込みの結果連絡
STEP5 取引希望のJA店舗の窓口で正式な手続き

最後に店舗で正式に申し込みをすることになりますが、不明点がある場合にはこの時までに情報をまとめておくと安心です。
後から「こんな話聞いていない!」というトラブルに陥ってしまわないようにしておきましょう。

JA教育ローンの審査基準

高額な学費などを用意するのにJA教育ローンは心強い存在ですが、審査に通過することが利用の条件です。
保証会社から返済能力がないと判断されれば、教育ローンを組むことができません

以下2つは、審査に通過するための絶対条件といっていいほど重要です。

  • 安定した収入を継続的に得ている
  • 信用情報が無傷であること

それぞれ詳しく見ていきましょう。

安定した収入を継続的に得ている

1年以上同じ職場に勤務していなければ、収入状況に不安があるとみなされて審査に落ちてしまう可能性が高まります
同じ企業での勤続年数が長ければ長いほど、審査には有利です。

その他金融機関では「勤続年数」について明確に提示されません。
それに比べてJA教育ローンでは「原則1年以上」と明記しているので、ここでも「JA教育ローンの審査が厳しい」ことが分かります。

間違っても虚偽の勤続年数を入力しないようにしてください。必ず見抜かれてしまいます

信用情報が無傷であること

  • 過去にローンやクレジットカードで長期間延滞したことがある人
  • 自己破産などの債務整理を行ったことがある人

上記に該当する人は、5~10年の間、個人信用情報機関に記録が残っています。
個人信用情報機関は、クレジットカードやローン、キャッシングなどの利用履歴、返済状況などを管理する機関です。

JA教育ローンに限らず金融機関から借り入れをする場合、個人信用情報機関のデータを照合することが基本的な流れです。
審査が厳しいJA教育ローンでは、この信用情報に問題がある人は審査落ちを避けられないでしょう。

個人信用情報機関に記録が残る期間は、利用記録・申込情報が6ヶ月、延滞・滞納は最長5年、自己破産は5~10年というように各機関ごとに決まっています。
もし自分の信用情報に不安がある人は、別記事「信用情報を扱うCICとは?審査が不安なら自分の情報を開示してみよう!」で解説している通り、情報を開示しましょう。

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JA教育ローンの厳しい審査に通過できない6つの理由

審査に通過しにくくなってしまう6つの理由を解説していきましょう。
年収や勤続年数の審査基準はクリアしていても、他の金融機関からの借り入れや過去に延滞した記録が残っていると、審査に通りにくくなります。

他には住宅ローン以外に返済中のローンがある人、そのローン残高が多い人はJA教育ローンの厳しい審査に通らない可能性もあるので注意が必要です。

  1. 虚偽申し込み
  2. 収入が安定していない
  3. 他社借入が多い
  4. 短期間に同時申し込み
  5. 既存借入で延滞、過去に金融事故を起こした
  6. 返済負担率のオーバー

それぞれ詳しく見ていきます。

審査に通過しない理由1:虚偽申し込み

JA教育ローンの審査は申し込みフォームに記載された情報を基に行うため、判断材料としてとても重要な役割を担っています

その情報が虚偽と判断された場合、「うその申告をしているということは、うそを付かなければけない理由がある?」と疑われたり、「詐欺の可能性が高い」と認定されて審査落ちを避けられません

虚偽の申し込みをしたことから、最悪の場合には二度とJA教育ローンを利用できなくなる恐れもあります。入力間違いや虚偽の申告をしないよう慎重に申し込み、確認を必ずしてください。

審査に通過しない理由2:収入が安定していない

安定した収入の有無について、審査で返済能力を判断する際に非常に重要なポイントです。

  • 勤続期間
  • 雇用形態
  • 業種、職種
  • 会社規模
  • 年収

これらが「収入の安定性」を判断するために必要な情報です。

特に勤続期間は重要で、高収入を得ていても転職して間もない状況では安定していないと判断されて、審査落ちする可能性があります。

審査に通過しない理由3:他社借入が多い

銀行やカードローンでの借入状況も審査時に確認されます。
借入件数や借入金額が多いと、「教育ローンを融資しても返済が滞るのでは?」と考えられてしまい、審査落ちしてしまうことも珍しくありません。

「年収に対して借入金額が多い」「目安として3社以上からお金を借りている」という人は厳しい目で審査されることを覚えておいてください。

中には「日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)を利用しているけれど、新たにJA教育ローンから借りれるの?」と疑問を抱く人もいるでしょう。

国の教育ローンを利用していても審査に通る?

結論から伝えると「年収に見合わない融資は原則として行われない」と考えておくべきです。
この状況時にできる現実的な対策としては、「日本政策金融公庫に追加融資の相談をすること」です。今まできちんと返済期日を守り、延滞などがなければ追加融資の余地があります

審査に通過しない理由4:短期間に同時申し込み

借入件数だけでなく、他社への借入申込件数が理由で審査落ちにつながることがあります。これは「申し込みブラック」という状態です。

JAから「同時に何件の申し込みで審査落ちする」という情報公開はありません。しかし、1ヶ月以内に3社以上の申し込みがある人は審査に落ちしやすくなるので、十分に気を付けてください。

「複数件の申し込みがある=かなりお金に困っている」と判断され、返済能力もないと思われてしまいます。

審査に通過しない理由5:既存借入で延滞、過去に金融事故を起こした

JA教育ローンの審査では、信用情報機関に問い合わせて、その人の借金状況や申込履歴などを確認します。
延滞・滞納、事故情報を確認できた場合には、その時点で返済に対する意識が低いと判断されます

審査に通過しない理由6:返済負担率のオーバー

返済負担率(返済比率)とは、「年収に対して年間返済額はどれくらいの割合か」を示すもの。主に、住宅ローンやマイカーローン、ショッピングクレジットで重要視されます。

「返済負担率が高い=収入に対してローン返済額が大きい」ということなので、「JA教育ローンで融資をしても返済できないのでは?」と思われてしまうかもしれません。

返済負担率の計算式は以下です。

返済負担率=年間返済額÷年収×100

年間返済額は、元金に利息を合わせた金額で算出してください。

「35%」が理想値といわれているので、これ以上の割合になるとJA教育ローンの審査に通ることは厳しいでしょう。

まとめ|審査落ちの原因を一つずつ解決していく

JA教育ローンの審査は厳しく、明確な条件が提示されています。
この記事で解説した「審査に通過しない6つの理由」を一つずつ確認し、解決できるものは申し込み前に解消しておきましょう。

解決できないからといって、うその情報や何度も申し込むことは避けてください。

※記載されている内容は2023年4月現在のものです。

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