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子育てしながら家でできる仕事はある?経験・スキルごとのおすすめ在宅ワークと探し方

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「子育ての合間で仕事ができれば、家計も助かるのに……。外出せずに家でできる仕事ってどんなものがあるのだろう?」

育児と仕事を両立している方が多いなか、それまで勤めていた仕事をいったん退職・休職して子育てに専念する生活を選ぶ女性も増えています。
育児はとても忙しい作業です。とはいえ、必ずしも全ての時間が埋まってしまうわけではありません。その空いた時間を活用して何か仕事ができれば「ちょっとは家計の足しになるのに」と思う方も多いでしょう。

そんな方へおすすめしたいのが、今回ご紹介する「外出せずに家でできる仕事」の数々。実際のところ、子育てしながら家でできる仕事はたくさんあり、そのジャンルも多彩です。
ライフワークや経験・スキルに合わせて選べば、意外な高収入を得られる可能性もゼロではありません。もちろん、経験・スキルを問わず初めてでも始められる仕事もたくさんあります

気になる方は、今回ご紹介する仕事の探し方や注意点も合わせてチェックした上で、ご自身のスタイルに合った仕事を見つけましょう!

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子育てしながら家でできる仕事<経験・スキルが求められるもの>

高品質なインターネット回線・リモートワーク環境が整ったことなどを受け、以前と比べ家でできる仕事の種類・幅も大きく広がっています。
まずは、同様の仕事に従事した経験がある、または特定のスキルや資格が求められる在宅ワークからご紹介します。これらはいずれも一定の経験・スキルが求められるため、総じて専門性が高く報酬が高めのものが多いのが特徴です。

Webサイトの作成・更新

知りたい情報が分かるサイトから手軽に買い物が楽しめる通販サイトまで、今やなくてはならない存在となったWebサイト。
こういったWebサイトを作成する仕事は、家でできる仕事の筆頭格の一つ。ネット環境が整ったパソコンとWeb作成用のソフトウエア、特定の知識や経験を持ち合わせていれば場所を問わず従事できるので、子育て中の方におすすめです。

Webサイトの作成作業自体に、特別な資格は一切必要ありません。ただし、作る上で欠かせないソフトウエアやコンピュータ言語、ネットワークに関する知識がある程度求められるので、初心者の方はそこから勉強する必要があるでしょう。

Webサイトの作成とは別に、サイトの更新作業を専門的に行う仕事もあります。
こちらは、定期・不定期のタイミングでWebサイト内の情報を更新していく作業となり、作成ほどではありませんがある程度の知識・スキルが欠かせません。

どちらの作業も時給1,000円程度の報酬が一般的な相場で、実績などによってさらに増える可能性もあります。

翻訳・校正

海外で制作された書籍や映画、音声や論文などを日本語に翻訳・校正する仕事も、家でできる仕事として根強い人気があるもの。

必須資格は一切ありませんが、原則として、翻訳前の言語に精通している必要があります
世界的な公用語である英語はもちろんのこと、ニーズが急増している中国語を理解できる人材を求める求人も多くなっており、このような仕事は高収入が期待できるでしょう。
その上で、基礎的な文法はもちろんのこと、翻訳する案件によっては専門用語やスラングにも対応できる知識が翻訳者には求められます。

翻訳と同時に文章中の誤りや不備を修正する校正の仕事も一緒に募集されていることが多く、大抵の求人では両方できる人材ほど重宝されている模様。
実際の作業もパソコンやタブレットを使った文書作成が主な内容で、子育て環境でも達成しやすいでしょう。

言語に関する基本的な知識とともに専門性や口語的に自然な翻訳力も求められるため、Google翻訳などの機械翻訳を使った作業は一切認められません。
化学論文や医学書など、専門分野の翻訳ではそれぞれの分野に関する知識も必要ですので、求人に応募する際には仕事内容の確認もお忘れなく。

報酬は時間給のほか、翻訳した文字数×10円といった成果報酬も採用されており、報酬の高さだけでなく達成感が得られやすいのがこの仕事の魅力。海外滞在経験やTOEIC、TOEFLなどの資格を取得していると、採用時の待遇決定で有利に働くでしょう。

設計・製図

形がある物の大きさやデザインを設計し、その内容を図面に起こす製図業務も、経験やスキルが必要ながら家でできる仕事の一つ。
最近ではCADオペレーターという職業名も一般化したように、さまざまな業種で設計・製図は重要な仕事です。必然的に求人数も多く、実務経験がある人ほど仕事は見つけやすいでしょう。
反面、未経験OKの募集はあまり多くなく、就業のためには事前の学習が欠かせません。

実際の業務は2DCADや3DCADなどの専用ソフトウエアと、それが動くパソコンさえ用意すれば製図台などを別途用意する必要もなく、子育て環境のままで仕事が始められる点が魅力。

求人数の多さから仕事が見つけやすいだけでなく、専門職ゆえに他の職種と比べて待遇面でも好条件のものがたくさんあります。
アルバイト・パート採用でも時給1,500~2,000円のものが多く、在宅勤務の社員として採用されれば月給20~30万円程度の報酬も十分狙えるでしょう。

システム開発・プログラミング

SE(システムエンジニア)という職種でも知られるようになったシステム開発やプログラミング業務も、子育てと両立できる仕事。
コンピュータ言語やパソコンの応用的な操作、ネットワークやアプリケーションについての知識や経験が求められるため、経験者ほど働きやすいといえます。

最近ではスマホアプリの普及に伴いこういったアプリ開発が求人の多くを占めるようになっています。アイデア次第では、雇われではなく自ら起業して仕事を見いだしていくといった方法も可能
応用情報技術者(AP)やプロジェクトマネージャ(PM)といった国家資格を持っているなら、通常の待遇に加えてさらに好待遇を得ることも可能です。

報酬は、アルバイトやパートで時給1,000円からの求人が多く見られます

ソフトウエアのバグチェック

ソフトウエアやアプリ開発の知識に自信があるなら、ソフトウエアのバグチェックの仕事がおすすめ。

現在提供されているソフトウエアやアプリのほとんどは、市場への発売・提供前にバグチェックという前作業を行っています。
バグとは、ソフトウエアやアプリのなかに潜む欠陥であり、これをそのまま放置していると操作に支障を来たす危険性などが考えられます。
場合によっては会社の信用問題にもつながることから、専門の人材を雇用してバグの有無を確認するバグチェックを行っている会社は多く、子育て中のママの皆さんにはうってつけの求人でしょう。

バグチェックには、実際にチェック対象のアプリを操作して確認する「テストプレイ」と、ソフトウエアやアプリのプログラム内をチェックして修正する「デバッグ」があります。
このうちデバッグはテストプレイと違い、プログラミングに関する知識・スキルが求められる点に注意してください。
いずれの作業も、チェック対象のソフトウエアを起動させる環境(パソコンなど)さえ整っていれば、場所を問わず仕事に従事できます。

「ちょっとでも外出の可能性がある仕事はできない」というママの皆さんには、特におすすめできます。
報酬は、アルバイトやパートで時給1,000円程度が相場です。

ネットショップの運営・管理

実際にたくさんのママさんも利用されているであろうネットショップの運営・管理は、自由に使える時間が比較的確保しやすいママにこそおすすめの仕事。
最近では、市販のWebサイト作成ソフトを使うことで、特別な知識の必要なく簡単に自分のWebサイトが作れるようになりました。趣味のものから事業にも使える本格的なものまで、作る人のニーズに合わせて自由に作成できます。
これらをうまく活用して、今流行のネットショップを開設するママ経営者が急増していることをご存じでしょうか?

ネットショップなら、実店舗のような手間のかかる本格的な開店手続きを行う必要は一切ありません。あらかじめWebサイトとそこで販売する商材さえ用意すれば、誰でも簡単に全国対応のお店がオープンできます
もちろん、商品の販売や受注、仕入れや発送などの各種業務も、今は全て自宅からオンラインで可能。子育ての合間のちょっとした時間でビジネスに勤しむこともできます。
ニーズに合った商材を見つけられれば、片手間の仕事としては破格の利益も十分に狙えるでしょう。

ただし、決まった業務に従事する他の仕事とは違い、販売する商品の発掘・選定から販売作業までを全て、自分で企画・実行する必要があります。その上、販売や仕入れに関するノウハウも欠かせません。
手軽に始められる反面、初心者の仕事としてはややハードルが高い要素が多い職業ともいえるでしょう。

ハンドメイド品の販売

手先の器用さに自信がある人や、デザインやものづくりの経験がある方には、ハンドメイド品を売ってお金を稼ぐ方法もおすすめ。

最近ではわざわざ店舗を作らなくとも、個人で自由に商売できる環境が整えられています。ネットオークションやフリマサイトを活用すれば、自分の手持ちのものを売って自宅からそのまま発送するだけで、利益を得られます。
特に、市販品をそのまま転売スタイルで売るのではなく手作りのハンドメイド品を作って売れば、オリジナリティーも加わってさらに利益が見込めるでしょう。

もちろん、購入する側から見て魅力的な物や「ぜひ手に入れたい!」と思わせられる商品を常時取りそろえる必要があります。
物を作ることを苦労と感じないタイプの人にピッタリな仕事です。

インストラクター・家庭教師

新型コロナウィルスの流行に端を発するテレワーク環境の拡充により、在宅でできる新たな仕事として注目されているのが、インストラクターです。
カメラ付きのパソコンやスマートフォンを使うだけで、自宅に居ながらにして教える側に早変わり!持ち前の得意分野のインストラクターとして活躍することも、決して夢ではありません。

語学力に自信がある方なら、得意の言語を教える家庭教師として活躍してもいいでしょう。優秀な学歴をお持ちの方なら、勉強を教える家庭教師として活動するスタイルもあります。
そのほかにも、着物の着付けやダンストレーニングといったレクチャー系も在宅ワークに適しているので、こういったジャンルで秀でたスキル・経験を持っている方は、それを生かす方法を検討してみてください。

映像・音声の制作編集

動画や音楽・音声などの制作編集業務も、家でできる仕事の一つとして注目されています。
以前までは大がかりな編集機材が必要でしたが、現在はとても優れた制作・編集アプリやソフトウエアが登場しています。それらを使うだけで、プロ級の作品を作り出すことも可能になりました。

昨今は動画投稿サイトなどインターネット上の各種サービスの充実により、動画や演奏で使う素材への需要が一気に高まっています。
素材自体は、本格的な作品よりも日常の何気ない風景や効果音など作成難易度が低い作品のニーズが意外と高いので、未経験の人が練習を兼ねて制作する方法がおすすめ
もちろん、仕事として携わった経験があるプロの方なら、その技術を生かした高品質な作品を作って販売するのがよいでしょう。
子育ての合間の作業と割り切って作れる範囲の作品でも十分に利益を見込めるので、高望みしなければ子育てを邪魔することもありません。

作った作品は、同じくインターネット上で利用できる動画素材の販売サイトを通じて、個人でも簡単に売買できます。別途、自分で販売サイトなどを作る必要もありません。

もちろん、映像や音声の制作には感性や才能が欠かせません。そういった仕事をしていた方や、映像・音声の編集が大好き!という方は、仕事として選んでみるのも一つの手です。

子育てしながら家でできる仕事<未経験OKなもの>

次に、未経験の方でも応募しやすい、採用されやすい仕事をまとめてみました。
スキル・経験が求められる仕事と比べると、誰にでもこなせるという点からも報酬額はやや低め。それでも、好きな時間に気軽にできる仕事が多いので、とにかく「空いた時間を余らせておくのはもったいない!」と思っている方におすすめです!

データ入力

文字入力用のパソコンが自宅にあるなら誰でも簡単にこなせるのが、データ入力の仕事。文字通り、指定された文字列をパソコン内にデータとして保管するため入力する単純作業です。

ある程度タイピングに自信がある方ならたくさんの仕事を受け持てる上、初心者の方でも少しずつ練習しながら仕事として報酬が得られます
1件単位で仕事を受注する形が採用されており、自分の空き時間に合わせて仕事数を調整できる点も魅力。
報酬は入力する文字数での成果報酬が採られていることが多く、1文字当たり0.1~0.5円程度が相場です。

テープ起こし

テープ起こしは、指定された音声を聞いた上で、動画・音声のなかの言葉を文字に起こす仕事です。
特別なスキルや資格は一切必要なく、音声を聞いた上で正しく内容を表現できるだけの力があれば、誰でもこなせます。

テープの再生時間はおおよそ30分から1時間程度のものが多く、講演や講義を録音したものが主な題材。
なかには、英語など外国語のテープ起こしを行う求人もあり、こちらは日本語のテープ起こしの求人と比べ、2、3倍程度の高報酬が期待できるものもあります。
実際の作業も締め切りまでに作業を終えればよく、子育てしながら時間に余裕ができたら仕事するというスタイルで気軽に行えるでしょう

テープ起こしを専門的に行う職種を「ボイテックスライター」といい、専門職として従事している人もいるほどのメジャーな仕事でもあります。
求人サイトでもコンスタントに募集されている人気の求人なので、空いた時間を有効活用したいママさんにおすすめ。
ICレコーダーやテープレコーダーといった機材を準備する必要なく、パソコンやスマートフォンで再生できる形式の音声ファイルが提供され、それを使って作業を行います

伝票整理

データ入力の仕事とほぼ同様の作業となるのが、伝票整理の仕事。さまざまなデータを取り扱うデータ入力とは異なり、こちらは伝票の取り扱いに特化した作業です。
主に、さまざまな会社の伝票をパソコンなどにデータとして入力した後、それらを会社ごとや部門ごとなどで一元的に整理します。

文章だけでなく金額などの数字も全て入力する必要があることから、コンスタントに仕事を担当するにはそれ相応のタイピング能力が求められる点に注意が必要。
それでも、「初心者OK」と銘打った求人がとても多い仕事なので、未経験ママでも安心して応募できるおすすめの仕事の一つです。

添削・採点

各種試験の答案用紙の点数をチェックしたり、間違いを指摘したりといった添削・採点の仕事も、子育てしながら家でできる仕事です。

送られてきた答案を赤ペンで採点する昔ながらの仕事もありますが、こちらは少なく、最近ではパソコンを使ってデータ化された答案用紙の添削・採点を行うスタイルが一般的。
各種試験が実施される時期ほど求人が多い反面、それ以外の時期では求人自体があまり見られないという特徴があります。

作業は採点表や模範解答を参考にして行うので、特別な知識などは一切必要ありません
一求人当たりの仕事量が比較的多いため、短期集中でしっかり仕事をしたいという方におすすめです。

報酬は、採点を担当した用紙の枚数で決められる成果報酬で、1枚当たり10~100円程度と、教科や試験によって異なります

メールマガジン・広告メールの作成

通販サイトや不動産会社など、会社からの広告メールを受け取った経験がある方も多いと思います。こういった広告メールや登録者宛てに送付されるメールマガジンを作成する仕事も求人サイトから受けられ、子育て中のママに人気の求人です。

作成といっても自由自在に文章を書くわけではありません。あくまでも、事前に提供されたテンプレートに従って文章を作成するので、アドリブ的な要素を考える必要は全くなし
発注元の会社のなかには毎日メールマガジンの内容を更新しているところも多いので、こういった会社の求人を受注できれば、比較的コンスタントに仕事量をこなせるでしょう。

特別な知識や資格などは一切問われず、必要最低限のタイピング能力と密な連絡、納期を守ることを徹底するだけで、誰でもこなせます。

報酬は成果報酬が採用されていて、1通当たり500~1,000文字程度で500円から、文字数が多いほど高い報酬が受け取れます

Webライティング

子育て中のママさんはもちろんのこと、老若男女を問わず在宅ワークを実践している多くのユーザーから支持されているのが、Webライティングの仕事。

これは、主にWebサイトで掲載される記事の作成を代行する業務で、スキルや資格、経験などは原則必要ありません。
初心者歓迎の簡単なものから、より専門性の高い求人の数も多く、それぞれのスキルやニーズ、経験などに合わせて自由に選べる点が特徴です

およそWebサイトで提供されている全てのジャンルの記事が、その対象。
自分の好きなジャンルだけでなく、興味があるジャンルや関心がなかったジャンルの仕事を選ぶこともでき、飽きずに仕事をこなせる点も人気の高さの理由です。

一部の求人を除き、雇用主との直接契約ではなくWebライティングの求人サイトを通じて仕事を受けるため、面倒な契約手続きも一切必要ありません

成果報酬が採用され、1文字当たり0.1~2円程度が相場で、受け持つ仕事の内容や専門性の高さ、作品の完成度によっても変化します

アンケート回答・商品モニター

手軽にお小遣いを稼ぐ感覚で実践できる仕事としておすすめなのが、アンケート回答・商品モニター。アンケート回答は、商品やサービスを提供している会社から寄せられたアンケートに回答することで報酬が得られる仕事です。
パソコンなど大がかりな機材がなくてもスマートフォンから簡単に実践できるので、場所やタイミングを問わず好きな時間で実践できます。

商品モニターも同様で、こちらは会社から無償提供された商品を一定期間使用し、その感想をアンケート形式で会社側に提出するタイプの仕事です。商品の使用感を回答したアンケート自体が会社側の貴重なユーザーレビューとなるため、その対価としてお金が支払われる仕組み
申し込みとアンケートの回答どちらもスマートフォンで手軽に実践できるので、設備投資も極力避けたいママにおすすめの仕事です。

アンケート回答、商品モニターともに1件当たりの報酬は10~500円程度と、決して高額ではありません
必然的に数をこなすことで稼ぐスタイルになり手軽に実践できる反面、他の仕事と比べると申し込みの手間がやや掛かってしまう点がデメリットといえるでしょう。

オペレーター

商品やサービスを提供している会社の多くが、利用者からの問い合わせを受ける窓口としてカスタマーサービスを設けています。このカスタマーサービスの担当スタッフとして働けるのが、オペレーターの仕事です。

以前までは、オペレーターといえば特定の場所まで出勤して電話対応で仕事をするスタイルが一般的でした。
ところが、最近ではインターネットの普及に伴い、ネット回線を使ったオンライン型のシステムへと移行したことから、在宅ワークとしても注目されています。
自宅にネット回線さえ設置されていれば、後はパソコンと通話用のイヤホンとマイクを用意すれば、オペレーター業務に従事できます
午前8時から午後5時までなど決められた範囲内で仕事をする求人のほか、好きなタイミングでオペレーター業務に携わる短時間型の働き方も提案され始めています。子育てとの両立を図りながら家で仕事を探しているママにおすすめでしょう。

自宅での電話対応だと家庭内の物音が聞こえそうで心配という方には、チャットオペレーターの仕事もあります。
こちらは、パソコンからチャット機能を使って文字によるサポート対応を行う業務で、マイクを使う必要がないためプライバシーが侵される心配もありません

報酬は、時給1,000円程度からが一般的な相場で、サポート対応を行った件数に応じて別途報酬が増額される成果報酬を取り入れているところもあります。

軽作業

比較的簡単な作業が中心となる軽作業は、まとまった時間がとりづらいママさんにぴったりなお小遣い稼ぎの一つ。

軽作業とは、封筒のシール貼りや梱包用の箱や紙袋などを作る作業、造花や雑貨を作る作業などが主な仕事です。以前までは内職という言葉でも広く知られていましたが、最近では軽作業という名称で、求人サイトなどでも広く募集されています。

使用する部材は全て宅配などで送られ、完成した商品も同じように宅配で送付します。受け取り・送付以外は全て在宅で終えられるので、外出せずに家で仕事をしたい方に最適でしょう

あくまでも簡単な作業が中心なので、報酬面はあまり高くありません。
実際に作る商品1個当たりの成果報酬が導入されていて、完成品1個当たり0.1~0.5円程度が一般的な相場
単価は安い反面、納期内であれば好きな時間で自由に作業ができるので、本当に限られた時間も有効活用したい方におすすめの仕事といえます。

ブログ・Webサイト運営

インターネット普及時代の新しい仕事として注目されているのが、ブログ・Webサイトの運営です。

ブログやWebサイトを作ることでなぜ仕事になるのか?それは、これらのサイトに設置できる広告に理由があります。
ブログやWebサイトには、さまざまな会社が提供している広告を設置することができ、その広告の閲覧数に応じて設置者に報酬が支払われる仕組み。
必然的に、ブログやWebサイトの訪問者が多くなるほど広告収入もアップするので、多くの訪問者に興味を持ってもらえる話題や内容のサイトほど稼げるというわけです。

コツコツとこなせば確実にお金を稼げる他の仕事とは違い、必ずもうかるとは断言できないのがこの仕事の最大の欠点といえるでしょう。
それでも、自分の好きなタイミングで好きな話題を前提にマイペースで作成できるので、趣味を兼ねた仕事と割り切って実践できれば、気軽に楽しめる方法としてはおすすめです。

とはいえ、うまく訪問者数を稼げれば、他の仕事を優に上回る報酬も期待できます。他の仕事と同時進行で行ってみる気軽さで実践してみるといいかもしれませんね。

ネットオークション・フリマサイトでの販売

日頃からできるだけ安い物を選んで買うのが得意な方や、いらなくなった物を手放すのが得意な方には、ネットオークションやフリマサイトを使った販売の仕事がおすすめです。

ネットオークションやフリマサイトを使うことで、個人でも簡単に商品が売却できるようになりました。
これを利用して、お店での販売価格がネットオークションやフリマサイトの相場よりも安いものを購入し、それをフリマサイトで売却することで、差額を利益として稼げます。

1個当たり100円の差額であっても、それを10回20回と繰り返すほど利益はどんどん増えていくというのが、この仕事の仕組み。
他の仕事とは違い、実際に作業する時間は自分で自由に決められるので、たとえ短時間とはいえ仕事だけに時間を縛られるのはイヤという方にとっては、まさに適職ともいえるでしょう。

商品の発送などで外出する必要がある以外は、在宅でほぼ完結できます。「極力、家のなかでの仕事として実践したい」というママにおすすめです。

子育てしながら家でできる仕事の探し方

子育てしながら家でできる仕事は、ジャンルを問わずたくさんあります。では、その仕事を見つけるためにはどうすればよいのでしょうか?
子育ての合間の時間を有効に活用して仕事をしたいのに、探し方が分からず諦めてしまっては元も子もありません。

ここでは、子育て中のママの方が手軽に実践できる、在宅ワークの探し方を三つご紹介します。それぞれの環境に合わせてぜひ使い分けてみてください。

求人サイト

今も昔も、求人サービスを使った探し方は王道ともいえるでしょう。
昔は求人情報誌などを活用して探すのが一般的でした。最近では、インターネットの場に舞台を移す形でサービスが提供されています。
したがって、スマートフォンやネット接続可能なパソコンがあれば、誰でも簡単に求人を探せるようになりました。

全国的にも名を知られた大手求人サイトはもちろん、ここ数年以内に誕生したばかりの新興求人サイトの数も多く、ネットの検索機能を使えばすぐに見つけられます。
その後の探し方も至って簡単で、サイト内の検索画面から任意のキーワードで求人情報を絞ったり、あらかじめ設けられたメニューから好きな項目を選んで探したりします。
最寄り駅周辺やお住まいの住所がある都道府県や市区町村で絞る方法をはじめ、時給や勤務時間といった待遇条件でも探せます。
その上で気に入った求人があればそのままサイトから応募もでき、仕事だけでなく仕事探しの段階から在宅で全て完了できてしまう点も大変便利です。

ただし、求人サイトに掲載されている求人は、それぞれの職場に出勤して仕事をする従来までのスタイルのものが中心です。もちろん「コロナ需要」などを受け、在宅勤務が可能な求人も徐々に増えてはいます。それでも、サイト内で表示される全ての求人が家でできる仕事ばかりではない、という点にあらかじめご注意を。

求人サイトを使った探し方が向いているのは、以下のようなタイプの人です。

  • 引き受ける仕事には、なによりも安全性・信頼性を求めている
  • 不安定な収入よりも、安定した収入を確保したい
  • 前職までのスキル・経験を生かせる仕事がしたい

クラウドソーシング

掲載されている求人情報が在宅ワークばかりではないというデメリットを避けたいのであれば、求人サイトではなくクラウドソーシングを通じた仕事探しをおすすめします。

クラウドソーシングとは、ここ数年で新たに定着した仕事のWeb仲介サービスです。
クライアント(仕事を依頼する側)がそれぞれ仕事を発注し、その情報を見たワーカー(仕事をする側)が任意の仕事を受注することで、契約が完了します。
その後、仕事が完了した段階で再度クラウドソーシングから完了報告し成果を提出することで、クライアントによる検収の後に報酬が支払われる仕組み。サービスを利用することですぐに仕事が見つけられる点や、契約の手間がかからず短期集中で仕事をこなせる点が、求人サイトと大きく異なる特徴です。
また、クラウドソーシング上の求人の大半は在宅ワークが基本で、家でできる仕事を探す子育て中のママのニーズにもピッタリ合致するでしょう

その上で注意しておきたいのが、求人サイトに掲載されている仕事と比べると、総じて報酬単価が安いという点。
誰でもできる簡単なもので1件1~10円程度、一定の知識やノウハウが求められるものでも1件100~500円程度のものが多く、まとまった額を稼ぐには数をこなす必要があります
一部高額な仕事もありますが、その分だけ高い技術やスキル、ノウハウなどが求められるため、万人向けではありません。
ただし、クライアントの要望に沿った高品質な仕事を実現できれば、より単価の高い仕事を発注してもらえたり、固定契約で安定した報酬を得られたりといったメリットもあります。

ごく短期間で完了する発注・受注システムゆえに、信頼性や責任感が特に求められるサービスともいえるでしょう。

クラウドソーシングを使った探し方が向いているタイプは、以下に当てはまる人です。

  • どんな仕事にも責任感を持てる
  • まとまった時間がとれないため、短時間の仕事を繰り返しこなしたい
  • スケジュールに拘束されすぎず、好きなタイミングで仕事をしたい

ママ友・友人からの紹介

ママ友さんやお友達から、仕事を紹介してもらうという手もあります。
仕事の選り好みができない点がデメリットですが、すでに経験者として働いている・働いていた人からの紹介ゆえ安全性・信頼性は折り紙付き
子育て中という忙しいタイミングで仕事探しもままならない方も多いので、落ち着くまでの間の仕事としてチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
それに、同じ仕事している人が身近にいれば、分からないうちは相談したりアドバイスをもらったりと、何かと心強い存在にもなってくれるはず。

ただし、前述したようにこの探し方は仕事の選り好みができないことが大半。なので、仕事に対してたくさん要望があるようなら、別の方法で探すべきです。

絶対に選んではいけない悪徳在宅ワークの特徴

どんなジャンルのものにも、健全なものの裏に悪質なものが存在しています。家でできる仕事の求人も同様で、あの手この手で応募者をだまそうとする悪質なものが多く、この点にも注意しなくてはいけません。
もし気付かずだまされてしまうと、お金を稼ぐどころか逆に金銭や個人情報をだましとられてしまったり、違法な活動をさせられてしまったりする危険性もあります
仕事を探している場合でも、こういった求人詐欺には特に注意しましょう。

ここでは、仕事探し中に絶対に選んではいけない「悪徳在宅ワーク」が持つ特徴をご紹介します。これらの特徴のいずれか、もしくは複数に該当しているようであれば悪徳な在宅ワークの可能性があります。好条件だからとすぐ申し込まず、警戒してください。

「手軽に高収入が得られる」など好条件をうたっている

悪徳な在宅ワークの多くがうたい文句に使っているのが、短時間で高収入が得られるという文言。
なかでも、誰でも簡単にできるような仕事内容で高収入をうたっているようであれば、ほぼ間違いなく悪徳在宅ワークと断言してもよいでしょう。

実際のところ、家でできる仕事のなかにも、1件当たり1万円など高収入な案件はいくつかあります。しかし、それらはどれも専門性の高い内容であったり、特定の資格・スキルを求めるものだったりと、難易度の高い仕事ばかり
したがって「簡単な仕事なのに短時間で手軽に高収入が得られる」と甘い言葉を羅列しているような求人には、警戒心を持って接するべきです。

契約金などと称して現金を求めてくる

お金を稼ぐつもりで応募したら、逆にお金を払うことになってしまった。うそのような本当の話が、悪徳な在宅ワークの問題には潜んでいます。
なぜ、このようなことが起こるのか?それは、甘い言葉で利用者を誘う悪徳在宅ワークの言葉巧みな勧誘にあります。

現金を求めてくるような悪徳な求人では、以下のような表現を使って「利用前にお金を払ってほしい」と言ってきます。

  • 高収入の仕事を紹介するためには保証金が必要。後日返還されるので払ってほしい
  • 限定した人にだけ好条件の求人を案内している。そのためには契約金が必要

特にやっかいなのが、契約金の名目で現金を要求してくるケースです。
求人サイトに掲載されている在宅型の求人情報は、会社と雇用契約を結んで働くタイプのものが大半。クラウドソーシングもサイト利用時に登録作業が必要なので、どちらも契約などの形でなんらかの登録作業が必要になります。
その延長線上で「仕事を紹介してもらうためには契約が必要なんだ」と思ってしまう方が多く、好条件の求人を限定して紹介してもらえるという甘い言葉に乗りやすくなってしまうのです。

仕事の紹介時にお金を伴う契約を再度交わすという行為は、求人サイトやクラウドソーシング上では全くありません。求人に申し込んだのに逆に現金を払ってほしいと要求されたら、ほぼ確実に悪徳在宅ワークだと断言できます。

信頼性が低い求人サイトでの募集

全国的にも名の知れた大手と呼ばれる求人サイトとは違い、あまり聞いたことがないマイナーな求人サイトを使うときには、ちょっと警戒した方がいいかもしれません。
大手と呼ばれる求人サイトは、大手ならではの信頼性の高さや安全性の高さが売りの一つ。悪質な求人を載せてしまうと信用問題にも発展してしまうため、サイト運営側によるルール作りや管理も徹底しています。

マイナーな求人サイトは、こういった点でまだサービスが徹底されていないケースが多く見られます。利用者数を増やしたいがためにちょっと怪しい内容の求人も載せているなど、運営者の思惑が強い方針で運営されているサイトほど危険です。

大手の求人サイトでは、自社サイトに掲載する求人の信頼性などを逐一チェックしています。このチェックに漏れるような信頼性の低い求人は、チェックが甘い求人サイトに集まりがち。
サイト側も、少ない求人数では利用者も増えないため、内容まではチェックせずに数合わせで求人を掲載する可能性があるのです。

全てのマイナーな求人サイトが危険というわけではありません。しかし利用するのであれば、そういった危険性も少なからず潜んでいることを知っておくべき
その上で利用者側にも、求人を吟味するだけの肥えた目を持つ必要があるということを覚えておいてください。

会社名(法人名)を明かさない

安全性が低い求人サイトから仕事を探すときに気をつけておきたいのが、雇用主側の情報が一向に分からないタイプの求人です。
通常であれば、雇用主となる会社の名前や担当者名、連絡先などは全てが開示されます。ところが、連絡先や担当者の名前はおろか、雇用するはずの会社名(法人名)さえ明かさない求人があります。
なぜ会社名を明かさないのか?その理由は、次のうちのいずれかです。

  • 採用情報の漏洩防止や経営に支障を来す応募殺到を防ぐため
  • 会社自体が存在しないなど、悪質な求人

会社名を公開していないからといって、全ての求人が悪質なものというわけではありません。
求人情報で会社名を公表してしまうと、会社に連絡が殺到し営業に支障を来たしてしまったり、協業他社に採用条件が漏れてしまったりする危険性があります。
これを防ぐため、求人情報の段階では会社名を明かさない場合があり、これを非公開求人といいます。

とはいえ、非公開求人はあくまでも求人情報の段階で明かさないだけであり、採用希望者には応募後に改めて全ての情報が開示されます。大手求人サイトの非公開求人は、サイト側で事前にチェックされているのでそこまで警戒する必要はありません

注意しておきたいのは、マイナーな求人サイトで会社名が明かされていない場合です。会社名を明かせないのは、上記のような特別な理由がない限りはなにかやましい理由があるから。

  • 個人による求人なのに会社による求人とかたっている
  • 求人内容に虚偽がある可能性

このどちらかに該当している、と判断すべきでしょう。こういった特徴に該当する求人には、どんなに好条件をうたっていても絶対に応募してはいけません。

連絡先など個人情報の開示を求めてくる

クラウドソーシングで仕事を探す方に注意してもらいたいのが、ご自身の個人情報の管理についてです。
クラウドソーシングというサービスでは、利用者の個人情報はクラウドソーシングの運営側にのみ伝わり、仕事の依頼主(クライアント)には原則伝わりません
この点が、求人の仲介のみを行う求人サイトとの大きな違いの一つ。これにより、利用者は個人情報の管理まで気にすることなく、仕事に専念できるわけです。

とはいえ、全てのクライアントが健全な存在というわけではありません。なかには、自分が依頼した仕事に応募してきた利用者に対し、連絡先などの個人情報を聞いてくるクライアントがいます。

クラウドソーシングが持つシステムの特徴を見れば、双方が個人情報を交わす意味はほとんどありません
それでも個人情報の開示を求めてくるということは、個人情報の収集自体が目的か、もしくはサイト側を通さずに依頼したい仕事があることを意味します。
どちらも利用者にとって全くメリットがないので、サービス利用中にこういったアプローチがあったら、無視するかサイト運営側に通報しましょう。

こういったトラブルを避けるため、ほとんどのクラウドソーシングサービスでは利用者とクライアントとの直接連絡を禁止しています

子育てしながら家でできる仕事に向いている人・向いていない人

子育てしながら家でできる仕事も、それに向いている人もいれば向いていない人もいます。
仕事の形態はさまざま。ここでは、子育てしながら家でできる仕事が向いている・向いていない人をタイプ別でそれぞれ見ていきましょう。

子育てしながら家でできる仕事が向いている人

まずは、このちょっと特殊な状況での仕事に向いている人のタイプから。

安定した仕事の時間を確保できる

子育てしながら家でできる仕事も、仕事に従事できる時間が増えるほど収入もアップします。
無理のない程度で安定した仕事の時間を確保できるなら、その分好条件の仕事に巡り合えたり、自分の特徴に合った仕事も見つけられたりするでしょう。
クラウドソーシングを利用する場合、全体の求人数には限りがありライバルとの熾烈(しれつ)な取り合いになりがち
必然的に、仕事を探す時間の余裕がある人ほど、有利になるわけです。

集中力がある・責任感が強い

家での仕事となると、普段生活している環境がそのまま職場になります。そうなると、育児中のお子さんの泣き声が聞こえたり、突然の来客や電話が掛かってきたりする場合もあるでしょう。
こういった生活音が身近な環境では、人は集中力を欠きがち。そんな環境を気にしないほどの集中力が高い人ほど、自ずと結果も出やすくなるでしょう

家での仕事となると子どもを除き、基本的に自分一人の環境です。職場での仕事と比べると、上司や同僚の目を気にすることなく仕事に臨める反面、気が抜けてしまう場面もたくさん出てきます。ついつい休憩が長引いたり、昼寝が長くなってしまったりするかもしれませんね。
そういった誘惑に負けることなく、受け持った仕事を完遂するだけの強い責任感がある人は、在宅ワークに向いている人といえます

報酬に高望みしない

固定給が支払われる被雇用型の仕事と比べ、家でできる仕事の多くがフリーランスによる契約型です。
フリーランスは、個人事業主として固定給ではなく成果給や歩合給となるため、仕事をすればするほど稼げる反面、仕事量が少ないとその分だけ報酬も少なくなります
正社員やパート、アルバイトよりも絶対的な報酬は少なくなるので、報酬に高望みせずコツコツと稼げるタイプの人が向いています

スキルアップなど向上心がある

未経験OKやスキル・資格不問の仕事と比べると、それらを求める仕事の方が報酬額も高く設定されています。資格やスキル、経験がある人を重用する求人も多いので、家でできる仕事でもしっかり稼ぎたいというのであれば、必然的にスキルアップが欠かせません

日頃から、仕事とは別に資格取得の勉強をしたり、自分が得意なジャンルをさらに伸ばしたり、苦手な分野にも手を広げたりなど、向上心がある人ほど稼げるようになるでしょう

子育てしながら家でできる仕事が向いていない人

次に、家でできる仕事が向いていないタイプを見ていきましょう。こういったタイプに該当する人は、その部分を改善してみたり、いっそのこと別の方法で時間を有効活用してみたりするといいかもしれません。

とにかく短期間で高収入が欲しい

「せっかく貴重な時間を費やすのだから、高収入を獲得したい」と思うのは、おかしなことではありません。
それでも、仕事内容や仕事量に見合った分の報酬のみ支払われるのが、社会の常識。
ちょっと空いた程度の短時間でドカンと稼げるような在宅ワークは、よほど貴重なスキルや資格を持っていない限り見つからないでしょう。
それに、短期間で高収入が欲しいと思う人ほど求人詐欺など悪徳な在宅ワークにひっかかる危険性が高いので、別の方法を模索した方がいいかもしれません。

契約・納期を軽視しがち

会社内での仕事と比べると、慣れ親しんだ自宅という環境だと、仕事に対する責任感が薄れてしまうタイプの人もいます。
当然ながら、お金が対価として支払われる仕事は全て、勤める場所を問わず最後までしっかり全うすべきもの。特に、家でできる仕事の多くは個人としての契約となるため、その仕事で発生する責任は全て、契約したママさんに課されます。

きちんと最後まで全うできれば問題ありません。ところが、契約内容を守らなかったり、事前に決められた納期を過ぎても納品しなかったりすると、信用問題に発展します。
「あの利用者は、契約をきちんと守らない」という悪評はすぐに広まるので、どんどん仕事が見つからなくなり自分の首を絞める結果になりかねません

在宅での仕事だからといって契約や納期を軽視しがちなタイプの人は、残念ながら向いているとはいえません。

安定した仕事量・報酬をキープしておきたい

毎日決まった仕事が提供される勤務型の仕事とは異なり、家でできる仕事はその都度契約するタイプの仕事が多いため、仕事量が安定しません。
求人の供給がたくさんあるタイミングなら問題ないのですが、時期によっては求人の供給が少なくなるときがあります。こうなると、仕事量が減ることにより報酬も減ってしまいます。

仕事量も報酬も常に高い状態でキープしておきたいと思う人は、在宅ワークには正直向いていません。その場合は、在宅勤務OKな社員やパート・アルバイトの仕事を探しましょう。

子育てしながら家で仕事をするときの注意点

子育てしながら家で仕事をするのであれば、仕事を請け負う上でいくつか注意しておくべきポイントがあります。
このなかには、たとえ知らなかったとしても大きなリスクを背負いかねないものもあります。余計なトラブルを未然に防ぐためにも、ぜひこの機会に把握しておいてください。

仕事とプライベートの時間分けは明確にしておくこと

自宅を職場に仕事をするのであれば、プライベートと仕事の時間配分をきっちり明確にしておきましょう。
この境界線を曖昧にしたまま安易な気持ちで仕事を並行すると、いつの間にか私生活と仕事時間がごっちゃになってしまい、子育てに集中できなくなるなど支障を与えかねません
人任せにせず自分の手で子育てをしながら仕事を両立させるつもりが、仕事の影響で子育てがおろそかになってしまう可能性もあるので注意が必要です。

こうならないためにも、仕事とプライベートの時間分けは明確にして、メリハリのある生活を心がけてください

受注する仕事の内容・納期は正確に把握しておく

求人サイトやクラウドソーシングを通じて在宅ワークを請け負うのであれば、引き受ける仕事の内容や納期などは正確に把握しておきましょう。
曖昧な気持ちのまま仕事を受注すると、自分のキャパシティーを超える量の仕事内容で納期までに間に合わなかったり、おざなりな結果になってしまったりと、信用を落としかねません

受注する仕事に対する責任感を持つのは、社会人として基本中の基本。特に初めての頃ほど、慣れないせいもあって全ての情報にしっかり目を通せないこともしばしばあります。
そんなときほど、気持ちを引き締めて対応することが大切です。

一度に大量の仕事を受け過ぎない

在宅ワーク人気が高まったことを受け、求人サイトやクラウドソーシングなどに掲載される仕事は、同じように在宅ワークを求める他の人との取り合い状態になりがち。
しかし仕事の数は有限なので、タイミングによっては仕事をしたくても受注できないこともあります。

ここでついやってしまいそうのが、一度にたくさんの仕事を受け過ぎてしまうもの。
特に仕事の募集がたくさんあるときほど、つい欲張って自分のこなせる分量以上の仕事を受けてしまい、結果的に仕事を完了できない事態になってしまうのです。
これは、仕事が見つからない経験を一度でもしたことがある人ほど、おかしがちなミスの一つ。
完了できなかった仕事によっては信用度に大きな傷が残ることもあり、その後の受注にも影響を及ぼしかねません
こうならないためにも、現状の自分が完了できる分だけを受注する癖を付けておきましょう。

著作権・守秘義務は必ず守る

子育てしながら家でできる仕事といえば、ライティングによる文書作成や音楽・音声作成など、なんらかの作品を作って提出し、その対価としてお金を貰うものが主流です。

作成した段階では、その作品が帰属する著作権は作成者にあります。ところが、作った作品を依頼主に提出した段階で、この作品の著作権も依頼主に移ります。
つまり、たとえ作成者であったとしても著作権が移った段階で、以後その作品を勝手に取り扱ってはいけないのです。

これを無視して、すでに提出済の作品を自分や第三者のWebサイトに無断掲載したりすると、著作権の侵害になってしまいます。
依頼主や状況によっては、損害賠償を請求される危険性もあるので、著作権の存在を常に意識した対応を心がけてください。

著作権以外にも注意しておきたいのが、守秘義務について。
守秘義務とは、その役割を担う上で見知った情報を許可なく流布してはいけない義務です。引き受ける仕事によっては、契約段階で守秘義務を必ず守ることを定めているものがあります。
にもかかわらず、仕事を引き受けた上で見知った情報を第三者に話したりすると、守秘義務違反となり損害賠償請求の対象に。
家でできる仕事のなかには、データ入力や伝票整理の仕事がよく登場します。これらの仕事で取り扱うさまざまな会社の伝票や業務・帳簿の内容も、守秘義務の対象です。

余った時間でお金を稼ぐつもりが、賠償請求されてしまったのでは本末転倒。こうならないためにも、日頃から著作権と守秘義務の存在をしっかり認識しておきましょう。

まとめ

子育てしながら家でできる仕事を探しているのであれば、ネットを活用した仕事探しがベストです。今回は、子育ての合間のちょっとした時間からスタートできるおすすめの仕事と、その探し方をご紹介しました。

子育て中のママとはいえ、それぞれで事情も環境も異なります。ご自身の今の環境にあった仕事がどれなのかしっかりと吟味した上で、子育てと両立しながら無理なく続けられる仕事をぜひ見つけてください!

※記載されている内容は2023年4月現在のものです。

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