フリーローンのメリット・デメリット|カードローンとの違いは?
更新日:
公開日:2017.11.5
フリーローンのメリット・デメリットについて

「お金を借りたい」と思った時にフリーローンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンよりも自由に借り入れできるイメージのあるフリーローンですが、実際に利用する前にメリットやデメリットは知っておきたいものです。
またフリーローンに似たローン商品にはカードローンもありますが、一体どのような違いがあるのでしょうか。
今回はフリーローンのメリットやデメリットについて、カードローンとフリーローンの違いについて詳しく調べてみました。
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フリーローンのメリットは?

フリーローンとは、銀行などが取り扱うローン商品の1つです。
まずはフリーローンを利用するメリットにはどのようなものがあるのかをみていきましょう。
基本的に使い道が自由
住宅ローンや自動車ローンなどは、通称「目的別ローン」と呼ばれるローン商品です。
住宅ローンであれば住居の購入費用に使うこと、自動車ローンであれば自動車の購入費用に使うことなど、融資金額の利用目的が限定されています。
しかしフリーローンの場合には、個人としての利用であれば基本的に使い道を限定されることはない「多目的ローン」と呼ばれるローン商品となっています。
そのため好きな利用目的で融資を受けることが可能です。
ただし申し込み時の利用目的を「旅行代金」と申告したのであれば、旅行費用の見積書など、資金の用途が確認できる書類を提出しなければならない可能性もあります。
また使用用途の確認が必要ないフリーローンも存在します。
完済までのプランが立てやすい
フリーローンで借り入れを行えるのは1回のみです。
カードローンのように何度でも借り入れができる訳ではないので、借り入れ金額を把握しやすく、返済の管理がしやすいのも特徴です。
いつ返済が終わるのかなどもわかりやすいため、フリーローンの返済が終わった後に車を購入するなど、自己のライフプランを事前に作成するのにも向いています。
スピード審査に対応しているところが多い
フリーローンは保証会社の保証を受けられた方のみが契約できるローン商品です。
逆にいうと保証会社の保証さえ受けられれば、銀行からお金を借りられるようになるということです。
この手続きの流れはカードローンと同じになっており、大手であればカードローンのように融資までのスピードが非常に早いものが多くなっています。
住宅ローンなどのように、審査結果がでるまでに数週間かかるものは少ないので、急な出費にも対応してもらいやすくなっています。
ただし、カードローンのように即日融資に対応しているところはほとんどありません。
パートやアルバイトでも借り入れ可能なものもある
ローン商品の中には、雇用形態が正社員などの正規雇用でない限りは審査に通過できないというものもあります。
しかしフリーローンに関しては、安定した収入があればアルバイトやパートなどの非正規雇用の方でも借り入れ可能なものが存在します。
ただし年収の条件があるフリーローンも存在するので、申し込み前に申し込み条件をしっかり確認するようにしてください。
フリーローンのデメリットは?

これまでフリーローンのメリットを確認してきましたが、メリットがある分必ずデメリットも存在します。
ここではフリーローンのデメリットをみていきましょう。
融資を受けられるのは1回のみで追加融資ができない
これはメリットでもありデメリットにもなることですが、フリーローンは申し込みをした後に審査通過して融資を受けられるのは1回のみです。
そのため利用目的として必要な金額を一括で借りる必要があります。
必要な時に追加融資を行うことができないため、契約後の急な出費には対応できません。
即日融資には対応していない
住宅ローンなどの審査に比べると融資のスピードが早いといわれているフリーローンですが、残念ながらカードローンのように即日融資対応しているところはほとんどありません。
審査結果がでるまでに数日〜1週間程度の時間がかかってしまうところも少なくないので、即日融資を希望している方であればカードローンへの申し込みをおすすめします。
カードローンとフリーローン何が違う?

同じ多目的ローンとして比較されることの多いカードローンとフリーローンですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
フリーローンやカードローンも商品によって借り入れや返済の条件は違いますが、ここでは三菱UFJ銀行のカードローンとフリーローンを比較していきましょう。
三菱UFJ銀行のカードローンとフリーローンの比較一覧表
ネットDE多目的ローン (フリーローン) |
バンクイック (カードローン) |
|
---|---|---|
金利 | 5.475% | 1.8%〜14.6% |
利用限度額 | 50万円〜300万円 | 1000円〜500万円 |
融資までにかかる時間 | およそ2週間 | 最短即日 |
融資可能回数 | 1回 | 限度額までなら制限なし |
カードローンの方が適用金利は高め
三菱UFJ銀行のカードローンとフリーローンを比較してみると、フリーローンが5.475%、カードローンが1.8%〜14.6%になっています。
カードローンでは通常新規契約者の場合には上限金利である14.6%の金利が適用されることがほとんどです。
上限金利が適用されることを考えると、フリーローンを利用する場合とカードローンを利用する場合では金利におよそ9%以上の差が生じることになります。
そのため利息を節約するのであればフリーローンの方がおすすめですが、ローン商品は金利が低いほど審査難易度が上がる傾向があります。
カードローンは何度でも借り入れできる
フリーローンは1度の借り入れしか行えませんが、カードローンは基本的に限度額までなら何度でも借り入れが可能です。
そのためカードローンを契約してすぐに借り入れしなくても、急な出費に対応できるようになります。
使い勝手の良さや使用目的によってフリーローンとカードローンは使い分ける必要があるので、この記事を参考に自分がどちらの借り入れ方法があっているのかを確認してみましょう。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。