デンタルローンとは?月々いくら?支払い回数やシミュレーション
更新日:
公開日:2018.3.30
「歯科矯正やインプラント治療を受けたいけど、費用が高額で躊躇している」という方は多いのではないでしょうか。
美しく健康な歯を保つためにも歯の治療は必要なものですが、中には数十万円以上かかる高額な治療が必要な場合もあります。
そこで利用したいのが「デンタルローンです。」
デンタルローンを利用すれば、諦めがちな高額歯科治療もローンを組んで利用することができるようになりますよ。
今回は、デンタルローンとは何か、月々の返済はいくらなのか、支払い回数など具体的な利用法について調べてみました。
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デンタルローンとは?どんな治療に使える?

デンタルローンとは、歯科治療を利用目的として使えるローン商品です。
主に歯科矯正やインプラント、審美歯科での治療費などに利用可能です。
また入れ歯や差し歯、ブリッジなどの自由診療などにも利用することができます。
これまで高額だからと諦めていた方の多い、歯科矯正やインプラント治療などにも利用できるため、まとまった資金がなくても治療を開始することができるのです。
デンタルローンの支払いシミュレーション
デンタルローンで治療費を払うと、どれくらい返済しなくてはならないか気になるところですよね。
ここではクレジットカードなどでも有名なジャックスが取り扱うデンタルローン「デントキュア」を用いて実際の返済をシミュレーションしてみましょう。
デントキュアの基本情報と返済シミュレーション
デントキュアではの借入が可能です。
ここでは、50万円・100万円・150万円を借り入れた場合の返済シミュレーションを紹介します。
借入金額 | 月々の返済額 | 返済回数 | 返済総額 |
---|---|---|---|
50万円 | 21,823円 | 24回(2年) | 523,762円 |
100万円 | 18,643円 | 60回(5年) | 1118,545円 |
150万円 | 23,772円 | 72回(6年) | 1714,353円 |
※返済回数は自由に選択することができます。
アコムのカードローンで同じ金額を借り入れした場合
ここまでデンタルローンの返済シミュレーションで月々の返済金額と、返済総額を紹介しました。
歯科治療として利用できるローンには多目的で使えるカードローンがありますので、アコムのカードローンを例に、同じ金額、同じ返済回数で返済した場合のシミュレーションを見ていきましょう。
金利は、50万円の借り入れで(年)18%、100〜150万円の借り入れで(年)15%として計算します。
借入金額 | 月々の返済額 | 返済回数 | 返済総額 |
---|---|---|---|
50万円 | 24,962円 | 24回(2年) | 599,079円 |
100万円 | 23,789円 | 60回(5年) | 1427,378円 |
150万円 | 31,717円 | 72回(6年) | 2283,628円 |
デンタルローンの方がカードローンよりもお得に利用できる
このように同じ借入額、返済回数で比較しても、50万円を借り入れた場合で支払い総額の差はおよそ7万円ほどになり、150万円の借入の場合には50万円近くの差がついてしまうことがわかります。
これは、大手消費者金融をはじめとするカードローンの金利は10〜20%ほどに設定されていることが多く、デンタルローンの5%前後の金利を大きく上回っているためです。
借入金額が比較的低額で短期間で返済ができる場合には、大手消費者金融で設けられている「無利息期間サービス」を利用することによってデンタルローンよりもお得に返済できる可能性があります。
カードローンの返済シミュレーションについて、別記事「カードローン返済シミュレーション早見表|損しないために計画する」で、わかりやすく早見表にて解説をしています。
短期間でお得に利用したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
しかし、長期的に少しずつ分割での返済を考えているのであれば、デンタルローンを利用した方が総返済額の節約に繋がります。
デンタルローンのメリット・デメリット
デンタルローンを利用する場合のメリット・デメリットを紹介します。
デンタルローンのメリット
デンタルローンのメリットには以下のようなものがあります。
- 治療の幅を広げられる
- お金を貯めなくてもすぐに治療がスタートできる
- 多目的ローンに比べて金利が低めの設定になっている
デンタルローンのメリットは、高額治療でも後から分割払いで治療費を返済することができるので、費用の面で諦めていた治療これまでが受けられるようになります。
そのため治療の幅も広がり、すぐに治療をスタートできるのです。
また、カードローンやフリーローンなどに比べて金利が低めに設定されていますので、多目的ローンを利用するよりも支払い総額を抑えることができます。
デンタルローンのデメリット
デンタルローンには以下のようなデメリットがあります。
- 利用には審査が必要
- 一括で支払うよりも支払い総額が高くなる
当たり前のことですが、デンタルローンは住宅ローンや自動車ローンなどと同様に融資を受けるための審査に通る必要があり、誰にでも利用できるものではありません。
したがって、現在収入のない方や申し込み条件を満たしていない方の場合には、審査に落ちる可能性もあります。
また、デンタルローンを利用すると利息が発生しますので、一括で支払う場合よりも支払い総額が高くなりますし、返済期間が長くなればなるほど、その分利息がかかり返済総額が高くなってしまうのです。
気になるデンタルローンQ&A
それでは最後にデンタルローンで気になる、よくある質問をQ&A形式にて見ていきましょう。
頭金は必要なの?
必ずしも必要な訳ではありません。
基本的にデンタルローンでは、頭金がゼロだと絶対に審査に通過できないということはありません。
そのため頭金なしでも申し込みをして審査に通過できる可能性は十分にあります。
ただし、頭金があったほうが借入総額が少なくなるので、貸し倒れのリスクも少なくなり審査に通過しやすくなるという可能性はあります。
頭金が全くなくても、申し込みは可能ですが頭金が多少はあった方が審査通過がしやすくなることは覚えておきましょう。
治療費は一括で支払いが必要?
治療を受ける医院やクリニックによって異なります。
インプラントや歯科矯正の治療費は、治療を受ける医院やクリニックによっても治療費の支払い方法が異なります。
基本的には以下の2つのいずれかになるでしょう。
・治療開始前に一括で支払うパターン
・治療の進行に合わせて毎回支払うパターン
支払い方法がどちらのタイプなのかによって、デンタルローンを利用するかどうかも変わってくるでしょう。
支払い方法がどのようになるのか、受診する病院やクリニックに事前に確認しておくことをおすすめします。
ボーナス払いなどはあるの?
デンタルローンによってはボーナス払い可能なところもあります。
利用するデンタルローンによっては、ボーナス払いなどの支払い方法が選べるようになっています。
たとえば「デントキュア」というデンタルローンでは、ボーナス払いのサービスも利用可能です。
自分が利用したいデンタルローンや医院の提携ローンにボーナス払いがあるかどうかは、事前に確認しておきましょう。
デンタルローンに連帯保証人などは必要?
基本的に不要です。
デンタルローンでは、基本的に連帯保証人は必要ありません。
ただし、審査状況次第では、保証人が必要と言われる可能性もあります。
未成年でデンタルローンは可能?
可能な場合もありますが、親の同意が必要になります。
デンタルローンへの申し込み資格は、年齢18歳以上や年齢20歳以上の場合が多くなっています。
そのため20歳未満の未成年でも申し込みは可能ですが、必ず親の同意が必要です。
親の同意が得られない場合には、申し込み資格が18歳以上となっていても利用はできません。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。