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車を担保にお金を借りる方法|質入れ感覚で借りられるって本当?

更新日:

公開日:2018.4.6

「銀行や消費者金融で借入残高が残っている」「どこに申し込んでも融資を断られてしまい、途方に暮れている」という人もいるのではないでしょうか。

そんなときに車があれば、それを担保にしてお金を借りることができるのが「自動車金融」です。
ブラックの方でも融資可能としている業者も少なくありません。

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車を担保にお金を借りるための業者一覧

ここでは、車を担保にお金を借りるための業者を紹介していきます。
各社の特徴を比較し、表内リンクから詳細記事を参考にしてください。

自動車金融名 所在地 特徴
アールズ 東京都港区高輪 ・車検切れの自動車にも対応
・相談・出張費用なし
オーテック 東京都練馬区中村北 ・審査が甘いという口コミ多数
・出張査定に対応
エクセル
コーポレーション
埼玉県川越市南大塚 ・最短15分で契約完了
・出張可能エリアは一都十県
ナルト 東京都足立区綾瀬 ・電話による在籍確認なし
・最短30分で融資
マルユー 大阪府・大阪市・堺市
(梅田本店・堺本店)
・大阪の老舗自動車金融業者
・契約中でも車を利用できる
アーバンライズ 大阪府大阪市平野区 ・出張査定に対応
・契約中でも車を利用できる
・電話による在籍確認なし

車を担保にお金を借りるシステムは質入れに近い

自動車金融の基本的なシステムについて、解説していきましょう。

システムは質入れと似ている

自動車金融とは、手持ちの車を中古車として売却するときの査定額をもとに、キャッシングしてもらうシステムです。

ブランド物や貴金属を質屋に入れてお金を作るのと考え方は似ているので、そう考えると想像しやすいかもしれません。

車が担保になるから借り入れまでスピーディー

車が担保になるので、銀行や消費者金融で借入をする際に必要な保証人が不必要で、職場への在籍確認がありません。
その場で即時に査定してもらえ、手続きから借り入れまでのスピードがとても速いのも特徴の一つです。

車を担保にするので、ほとんどの場合借り入れが可能ですが、融資額がいくらになるのかは持ち込む車次第です。

車が担保でも総量規制の対象

いくら車が担保だとしても自動車金融を行う正規の業者は貸金業法に則り、総量規制の対象となります。したがって既に他社での借り入れが年収の3分の1を超えている場合は、追加で融資を受けることは事実上不可能です。

しかし、自動車金融を行っている業者の中にはそういった規制を無視したり、審査を甘くしたりして借り入れできてしまう悪徳業者もいるので注意してください。

借り入れ中の車の所有権は業者側

自動車金融には大きく分けて「お預かり方式」と「乗ったまま方式」の2パターンの方法があります。
どちらも業者側の貸し倒れを防ぐために、借り入れ中はその車の所有権が業者側に移るのが特長です。

借り入れの際に名義変更を余儀なくされますが、きちんと返済すれば所有権は戻ってくるので問題ありません。

しかし、普通に車を売却するのと違ってあくまでもキャッシングなので、利息がつきます。車の名義変更などの手続きに対して手数料を取るところが多いです。

ここまで見ると融資がスピーディーで保証人も不要、在籍確認もないなんて、自動車金融は得策に感じるかもしれません。しかし、果たしてそんな甘い話があるのでしょうか?

先ほど挙げた「お預かり方式」と「乗ったまま方式」の説明を交えて、詳しく解説していきます。

「お預かり方式」で車を担保にお金を借りるときの注意点

ここからは、「お預かり方式」の特徴を解説していきます。

借り入れ中は車を業者に預ける

お預かり方式とはその名の通り、持ち込んだ車を預けて借り入れする仕組みのことです。全額返済すれば車が手元に戻ってきます。

もし期限内に返済できないようであれば、業者が預かった車を売却して終了、というケースが多いです。

基本的には処分する前に業者側から返済の確認・催促とともに連絡があります。悪徳業者の場合だと事後通達や、初めから処分を目的にしているような業者もいるので注意しましょう。

お預かり方式の方が比較的安全

普段はそこまで車を使わないが、なくなるのは困る場合には、お預かり方式の方がいいでしょう。

お預かり方式の方が比較的優良な業者が採用している場合が多く、後で解説する「乗ったまま方式」より安全と言えます。

臨時的にお金が必要で返済の目途が立っているなど、短期的な借り入れの場合に適しています。

お預かり方式の問題点は?

お預かり方式には、あくまでキャッシングなので比較的安全ですが、利息を負担することは避けられません。

「他のところではもう借りれできなくて、仕方なく」というような経済状態が苦しい場合は、いっそ車を売却してしまった方が利息分はお得になります。

預けている間、傷や汚れなどで車の査定額が落ちないようきちんと管理される場合は、その手数料として多額の請求が別途課される可能性があるので注意してください。契約時に確認することをおすすめします。

「乗ったまま方式」で車を担保にお金を借りるときの注意点

ここからは、「乗ったまま方式」の特徴を説明していきます。

借り入れ中もそのまま車が使える

乗ったまま方式はお預かり方式とは異なり、借り入れ中であっても車を使用できるのがポイントです。ただし名義変更を余儀なくされるので、車の所有権は業者側に移ります。

借り入れ中に車に何かがあったら

例えば、借り入れ中に担保にしていた車が事故によって破損、故障したら、誰が責任を取るのでしょうか?
使用していたあなたが責任を負うのです。

そうなると返済金に追加して修理代がかかり、ますます苦しくなってしまいます。乗ったまま方式は便利ではありますが、こういったリスクが伴うことを念頭に置きましょう。

返済できないと車を取り上げられる場合も

お預かり方式の場合、返済ができないと業者が車を売却して返済することも可能です(※別途、遅延損害金を請求される可能性は十分あります)が、乗ったまま方式ではそうはいきません。

返さなければ踏み倒しとみなされて、厳しい返済の催促や取り立てはあるでしょう。
また車自体は業者側のものになっているため、強制的に車を取り上げられてしまう可能性もあるので、延滞のないように注意してください。

以上の点から、乗ったまま方式はお預かり方式と比べて危険と言えます。乗ったまま方式を採用している業者の中には、後の取り立てを目的とした悪徳業者も少なくありません。
他のサイトや掲示板等にあるような「自動車金融」の悪い口コミや評判は、こういった点が原因でしょう。

車を担保にお金を借りるときの返済期間・回数について

ここからは、自動車金融の返済期間、回数について解説していきます。

自動車金融の返済期間、回数は業者によって異なりますが、早いところで1年(12回)以内、長いところでも5年(60回)以内というところが多いです。

返済が長引くと……

返済期間が長ければ長くなるほど利息はたまっていきますが、それとは別に、預ける場合は管理費用を請求され、乗ったままでも事故や故障のリスクがついて回ります。

このため長期的な借り入れには向いていないので、あくまでもブラックで車も手放したくない人が、短期的に仕方なく利用する場合にとどめておくべきです。

まとめ

自動車金融は利息の他に別途費用が発生するため、銀行や大手の消費者金融で借り入れする場合と比べると得策とは言えません。

ブラックだけど車も手放したくない、どうしてもという方には「自動車金融」という方法も一つの手です。
しかしカードローンが利用できる可能性があるならば、自動車金融を利用する前にもう一度検討してみるのがいいでしょう。

それでも借り入れを検討していて、手続きの流れや申込方法などについて知りたい方や自動車金融について詳しく知りたい方は、関連記事もあわせて参考にしてください。

自動車金融に限らず、借り入れの際は契約内容をきちんと確認した上で、無理のない返済計画の上で利用しましょう。お金に困って借り入れをするのに、さらに損をすることになってしまっては元も子もありません。

※記載されている内容は2023年4月現在のものです。

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