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カードローン返済シミュレーション早見表|損しないために計画する

更新日:

公開日:2017.6.21

返済シミュレーションとは、金融業者の多くが利用者の健全なカードローンの利用を促す一環として導入している制度の一つ。「将来の返済計画の確認」と「毎月返済額の計算ならびに完済のタイミング」が把握できる便利なサービスです。

これをうまく活用すれば、不安を一気に解消した上でカードローンを損せず、よりお得に利用することも十分に可能です。その使い方を、代表的なモデル例を活用して分かりやすく早見表の形で解説します。

この記事はこんな人にオススメ!

  • 返済シミュレーションが何かを知りたい人
  • 金融業者ごとのカードローンの詳細を調べている人

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カードローン返済シミュレーション|10万円を1年で返す場合

カードローンとひとくくりにして見ても、会社ごとで金利など条件には違いがあります。
より具体的な借り入れと返済に関する情報をチェックしたいなら、利用予定のカードローンを提供している会社の、返済シミュレーションを使うことをおすすめします。

一例として10万円を10ヶ月間で返済した場合の、各カードローン会社の具体的な返済額についてまとめましたので、以下の表をご覧ください。

金融業者 上限金利 毎月の返済額 累計返済額
プロミス 17.8% 9,158円 10万9,894円
アコム 18.0% 9,167円 11万11円
アイフル 18.0% 1万円 10万9,137円
みずほ銀行カードローン 14.0% 9,853円 10万8,373円
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
14.6% 9,006円 10万8,077円
三井住友銀行カードローン 14.5% 9,002円 10万8,020円

※各社の返済シミュレーターから算出した値です
※実際の返済額と異なる場合があります

銀行系カードローンは、大手消費者金融系カードローンより低金利にもかかわらず、累計の返済額は数百~千円程度しか違いがありません。
銀行は消費者金融よりも返済期間が長く、その分金利が上乗せされて返済金額が高くなってしまうためです。

したがって10万円程度の少額であれば、銀行系より審査が通りやすい、大手消費者金融カードローンで手軽に利用するのがおすすめです。

カードローン返済シミュレーション|30万円を2年で返す場合

30万円を2年間(24回)で返済する条件で行った、各社の返済シミュレーションの結果は以下の表の通りです。

金融業者 上限金利 毎月の返済額 累計返済額
プロミス 17.8% 1万4,948円 35万8,746円
アコム 18.0% 1万4,977円 35万9,441円
アイフル 18.0% 1万5,000円 35万9,239円
みずほ銀行カードローン 14.0% 1万5,121円 34万7,773円
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
14.6% 1万4,489円 34万7,725円
三井住友銀行カードローン 14.5% 1万4,474円 34万7,386円

※各社の返済シミュレーターから算出した値です
※実際の返済額と異なる場合があります

大手消費者金融で最も累計返済額が低いのが「プロミス」でした。
同じく銀行系カードローンでは、「みずほ銀行カードローン」が最も低い値を見せています。

カードローン返済シミュレーション|50万円を3年で返す場合

50万円を3年間(36回)で返済する条件で行った、各社の返済シミュレーションの結果は以下の表の通りです。

金融業者 上限金利 毎月の返済額 累計返済額
プロミス 17.8% 1万8,026円 64万8,918円
アコム 18.0% 1万8,076円 65万721円
アイフル(34回) 18.0% 1万9,000円 64万546円
みずほ銀行カードローン 14.0% 1万7,686円 61万8,984円
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
14.6% 1万7,234円 62万444円
三井住友銀行カードローン 14.5% 1万7,210円 61万9,563円

※各社の返済シミュレーターから算出した値です
※実際の返済額と異なる場合があります

この例では、大手消費者金融で最も累計返済額が低いのが、「アイフル」でした。
銀行系カードローンでは、30万円の例と同じく「みずほ銀行カードローン」が低い値を見せています。

大手消費者金融系で最も低い値を見せたアイフルは、他社と比べ返済回数が少なく設定されている点が特徴です。総回数34回となっており、回数が少ない分だけ1回辺りの返済額がやや高く、これが最終的な累計返済額にも大きく影響しています。
その理由として、返済回数が少ないということは、その分だけ最終的な利息も少なくなるからです。

カードローン返済シミュレーション|100万円を3年で返す場合

最後に、100万円を例に、各社の返済シミュレーターを用いた返済計画をまとめてみました。
借入額が100万円以上になると、利息制限法に基づき上限金利は15.0%になります。

金融業者 上限金利 毎月の返済額 累計返済額
プロミス 15.0% 3万4,665円 124万7,934円
アコム 15.0% 3万4,665円 124万7,934円
アイフル 15.0% 3万5,000円 124万4,561円
みずほ銀行カードローン 12.0% 3万4,343円 120万2,017円
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
13.6% 3万3,983円 122万3,397円
三井住友銀行カードローン 12.0% 3万3,214円 119万5,696円

※各社の返済シミュレーターから算出した値です
※実際の返済額と異なる場合があります

大手消費者金融系で最も累計返済額が低いのが「アイフル」で、銀行系カードローンでは「三井住友銀行」という結果になりました。

100万円以上となった段階で、大手消費者金融3社はいずれも金利が利息制限法上の上限金利である15.0%に設定されています。毎月返済額、累計返済額にもほぼ違いがありません。

銀行系カードローンでは、全ての会社が15.0%よりさらに低い金利を設定しています。そのため、消費者金融との差額がより大きくなっています。

審査の厳しさはありますが、100万円を超えると銀行系カードローンの良さが生かされるというわけです。

カードローン返済シミュレーションであらゆるケースを想定しよう

カードローン各社が提供している返済シミュレーションを使うことによって、損をしないカードローンの使い方が自ずと見えてきます。その方法の一つが「毎月返済額の増額」です。

月々の返済額をわずか数千円程度増やすだけで最終的な支払総額が大きく変わり、カードローンをよりお得に利用できます。

では、下記表をご覧ください。
大手消費者金融の一つ「プロミス」のシミュレーションを例に作成した、返済額の増額による返済回数と総支払額の違いについてまとめたものです。
月々の返済額をいくら増額すればどの程度影響が出るのか、簡単にチェックできます。

月々の返済額 返済期間(回数) 総支払額
1万2,000円 5年6ヶ月(66回) 78万4,353円
1万5,000円 3年11ヶ月(47回) 69万4,862円
1万8,000円 3年1ヶ月(37回) 64万9,220円
2万5,000円 2年(24回) 59万7,524円

上記表の一番上に当たる「月々の返済額1万2,000円」を基準にご覧ください。
例えば、1万2,000円から3,000円アップしただけで、返済期間(回数)が1年7ヶ月(19回)に短縮し、総支払額に至っては約9万円も節約できるという結果になりました。

基準から2倍に当たる「月々の返済額2万5,000円」に増額すると、返済期間は65%以下に短縮し、総支払額も約20万円弱節約できます。

よりお得にカードローンを返済したいという人は、「カードローンのおすすめ返済方法|手間と手数料を省いて早く完済する」を参考にしてください。

まとめ|カードローン上級者はシミュレーションをする

カードローンを初めて利用する人や初心者の人ほど、カードローンの契約内容や条件にばかり目が行きがちです。
カードローン上級者は、どの程度の返済期間や支払いが必要になるか事前に計算し把握すべく、返済シミュレーションを行っています。

カードローンの返済シミュレーションを使うことで、「いくら借りた上で毎月いくら返していけば無理なくお得に利用できるか」が見えてくるでしょう。

できるだけお得にカードローンを使うために、事前の計画と計算をしっかりと行い、返済シミュレーションをぜひ活用してください。

カードローンの返済期間を把握していない人は、「カードローンの返済期間とは|いつまでも続く返済を早く終わらせる方法」で、返済期間の割り出し方を確認しておきましょう。

※記載されている内容は2023年2月現在のものです。

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