メディカルローン比較|オリコ・アプラスなどの信販会社と銀行ローン
更新日:
公開日:2018.4.26
「美容整形やアンチエイジングなどの治療をこれから受けたい」
「レーシックなどの視力回復などの治療を受けてみたい」
生活の中でそう考える方も少なくないでしょう。
しかし、これらの治療は「自由診療」とされており、健康保険の適用外となってしまいます。
そのため治療を受ける本人が費用を全額負担する必要があり、治療を受けることで大きな負担がかかります。
そこで、一括で大きな治療費が払えない場合に利用したいのが「メディカルローン」です。
一言でメディカルローンと言っても、現在ではさまざまな金融機関が取り扱いを行っています。
お得なメディカルローンを選ぶためにも、それぞれのメディカルローンの特徴は申し込み前にある程度掴んで置きたいものです。
今回紹介するのは、オリコ・アプラスなどの信販会社と銀行のメディカルローンです。
それぞれ比較し、詳細を解説していきます。
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メディカルローンを取り扱う金融機関は信販会社と銀行

メディカルローンを取り扱っている金融機関には大きく分けて信販会社と銀行があります。
信販会社とは、クレジットカードなどを発行する会社のことでオリコカードでおなじみのオリエントコーポレーションや、ジャックスカードでおなじみのジャックスなどが信販会社にあたります。
銀行も数は少ないのですが、メディカルローンを取り扱っているところがあり、銀行から自由診療のための融資を受けることも可能です。
ただし、カードローンなどの取り扱いのある大手消費者金融などではメディカルローンの取り扱いはありません。
また、通院するクリニックによってはすでにメディカルローンと提携しているところも多く、病院の窓口でローン契約を行うことが可能な場合もあります。
それでは、次項から信販会社と銀行にはそれぞれどのようなメディカルローンがあるのかをみていきましょう。
信販会社のメディカルローン

信販会社のメディカルローンには、主に以下のようなところがあります。
- オリコ
- アプラス
- ジャックス
- セディナ
ローン名 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
オリコ メディカルサポートプラン(チケット制) | 8.9% | 最大300万円 |
アプラス 多目的プラン | 7.2%〜14.4% | 最大300万円 |
ジャックス メディカルクレジット | 不明 | 不明 |
セディナ ショッピングクレジット | 不明 | 不明 |
それぞれにどのような特徴があるのかを調べてみました。
オリコ メディカルサポートプラン(チケット制)
オリコの公式サイトからメディカルローンに当たるものを探してみると、「メディカルサポートプラン(チケット制)」というものが見つかりました。
このメディカルサポートプランは、事前にオリコから配布されたチケットを利用し、診療や治療を受けた後の会計時にチケットにて支払いを行うというタイプのローンです。
病院側がチケットを受け取ると、オリコが一時的にそのチケット分の治療費を立て替えるというシステムになります。
利用者は、病院やクリニックに支払いを行う必要がなく、オリコにローン分を分割にて支払っていきます。
手数料の実質年率は年8.9%となっており、30万円〜最大300万円までの融資が可能です。
アプラス 多目的プラン
アプラスでは、「メディカルローン」や「医療ローン」などの名称のローン商品を公式サイトから見つけることができませんでした。
しかしアプラスには「多目的プラン」というローンがあり、このローンはインプラントやレーシック、エステなどの美容関係でも利用できるという記述があります。
そのためメディカルローンとして利用するのであればこの「多目的プラン」を利用することになります。
貸付金利は年7.2〜14.4%となっており、10万円以上300万円以内での借入が可能です。
また返済回数は最大で84回まで分割することができますので、月々の支払額を低めに設定してゆっくり返済していくこともできます。
返済方法には、毎月の返済に加えてボーナス加算返済なども利用できるようになっていますので、ボーナスを利用して早めに返済することも可能です。
ジャックス メディカルクレジット
ジャックスで取り扱っているメディカルローンで公式サイトで見つけることができたのが、「メディカルクレジット」です。
メディカルクレジットは、病気医療とは異なる美容整形外科の各種美容整形施術やインプラント、歯科矯正、審美歯科の治療費に利用することができます。
こちらは金利や最高利用限度額など具体的な表記がなく、利用の詳細は不明です。
しかし支払い回数は利用者から提案できるため、比較的月々の支払額を抑えて長期的に支払っていくことが可能なようです。
病院やクリニックとの提携先も多いので、取り扱いがあるクリニックであれば、詳細を確認することができます。
また、直接ジャックスに問い合わせをして、金利や限度額について相談してみるのも良いでしょう。
セディナ ショッピングクレジット
セディナに関しては、公式サイトを確認してみましたが「メディカルローン」や「医療ローン」と呼ばれるようなローン商品は見つけることができませんでした。
しかし、利用できそうなサービスとしてセディナの「ショッピングクレジット」というサービスがありました。
セディナのクレジットカードがなくても利用できるという記載があるため、名称は「クレジット」となっていますが、セディナのローン商品と言えるでしょう。
またこのセディナのショッピングクレジットでは、利用例としてメディカル(医療・眼科)やデンタル(歯科)などが記載されているので、医療費にも利用できることがわかります。
金利や最高利用限度額の詳細な記載はありません。
そのため、こちらもジャックス同様に利用するためには一度セディナに詳細を問い合わせてみることをおすすめします。
銀行のメディカルローン

銀行にも医療ローンが用意されているところがありますが、多くの銀行では医療費に利用するのであればカードローンやフリーローンをオススメしています。
そのため、メガバンクなどでは美容外科やレーシック、審美歯科などを専門に利用できるローン商品の用意がありません。
ここでは、専門のメディカルローンがある銀行としてスルガ銀行のメディカルローンを紹介していきます。
ローン名 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
メディカルローン | 7.0%〜11.0% | 800万円 |
レディースクリニックプラン | 7.0%〜11.0% | 800万円 |
オルソケトロジープラン | 7.0%〜11.0% | 800万円 |
スルガ銀行のメディカルローン
スルガ銀行のメディカルローンでは、以下のようなローン商品が見つかりました。
- メディカルローン
- レディースクリニックプラン
- オルソケラトロジープラン
名称にはそれぞれ違いがありますが、メディカルローンは自由診療全般、レディースクリニックプランは美容整形などの整形外科専用、オルソケラトロジープランはレーシック専門のローン商品名称となっているようです。
名称には違いがありますが、利用条件は基本的に同じとなっており、金利は7.0〜11.0%、最高利用限度額800万円、最高支払い回数は120回までで利用が可能になっています。
信販会社と銀行のメディカルローンはどちらがお得?

信販会社と銀行のメディカルローンの特徴がわかったところで、次にそれぞれのメリットデメリットをみていきましょう。
信販系メディカルローンのメリット・デメリット
まずはオリコ・ジャックス・アプラス・セディナなど信販系デンタルローンのメリット・デメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
医院やクリニックなどと直接提携しているところが多く申し込みしやすい | 融資額が銀行メディカルローンに比べて低めに設定されている |
銀行のメディカルローンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
利用限度額が高めの設定になっている | 金利の幅が広く高めの金利が設定される可能性がある |
自分に合ったメディカルローンを利用しよう
今回は、メディカルローンを信販会社と銀行の2つに大きく分けて紹介をしてきました。
実際には各信販会社や銀行によっても細かく特徴が別れています。
そのため、自分で利用する際には、金利や限度額また月々の支払額などを入念にチェックした上で返済できるかの確認をしっかり行なっていくことが大切です。
自分に合ったメディカルローンを利用して、お得に返済していきましょう。
※記載されている内容は2023年4月現在のものです。