延滞と滞納って何が違うの?言葉の意味や使用されるケースと対策を解説!
更新日:
公開日:2018.8.31
延滞と滞納の違いを理解していないという方もいるのではないでしょうか?似ている言葉ですが、実は意味が違います。お金の貸し借り等を行う際、意味を知っておいて損はありません。
共通しているのはどちらも長期に渡って行ってはいけないということです。もし、延滞もしくは滞納を続けていると、後々大きな問題に発展します。
今回は延滞と滞納の意味を説明した上でどのようなケースで用いられているかについて触れていきます。
この記事の目次
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延滞と滞納の違いとは
延滞と滞納は同義語で意味の差はほとんどないと言っていい
どちらも大きな差があるという訳ではありません。期間内にお金を収めていない状態です。いずれにしても、早めに解決しないといけないもので後に大きな問題に発展にします。それを避ける意味でも、延滞や滞納を行わない様にしておく必要があります。
言葉の最後に「金」が入ると多少の差別化が図れる
延滞と滞納の差別化を図る際、どうすれば良いのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?言葉の最後に「金」を入れると、多少の差別化を図ることができます。
延滞金は支払いが滞っていることで発生したお金のことを指し、滞納金は支払いが滞っているお金を指します。つまり、支払いが遅れた際、滞納金に加え、延滞金を余分に支払う義務が発生するということです。
一例を挙げると、レンタルビデオ店でBD等をレンタルして、期限内に返却しなかったことで発生する遅延損害金が延滞金に当たります。元々支払わないといけないレンタル料金が滞納金です。
滞納金は家賃等に使われている
滞納金は家賃等、不動産関係に使われることが多く、支払いが滞ると、強制退去等の問題が発生します。人によっては経験したことがあるのではないでしょうか?住む場所を追われるとなっては目も当てられないので、早めに家賃を支払うのが大事です。
後はローンや税金等を滞納している場合も人によってはあります。いずれにしても、後々財産の差し押さえ等の問題が発生するため、そうならない様にしないといけません。
延滞の意味
延滞はお金の支払いを期限が過ぎても滞っていることを意味します。クレジットカードを使っていると、延滞という単語を目にする機会があるのではないでしょうか?延滞すると、重いペナルティが課されます。
滞納の意味
滞納はお金を定められた期間までに納めないことを意味します。TVで家賃滞納等の問題が取り上げられているため、滞納という言葉を目にしたことがある方が大半なのではないでしょうか?
延滞・滞納状態にあるときは…
延滞や滞納は先程触れましたが、レンタルビデオ店や家賃の支払ない等に使われることが多いです。それを踏まえた上で延滞や滞納を行っている際にどのような対処を行わないといけないかを紹介します。
一日でも早く支払いを済ませる
滞納・延滞状態を早めに解決しないといけません。なので、1日でも早く支払いを済ませることが大事です。それにより、延滞金を最小限にしたり、財産の差し押さえ等の問題を避けます。
いつまでに支払いを済ませるかを伝える
家賃を滞納している際、諦めたり、時効を待ち続けるといったことは根本的な解決になりません。一度、大家さんに相談し、いつまでの家賃の支払いを行うかを伝え、滞納している家賃を計画的に支払っていくのが対処法として挙げられます。
3ヵ月以上の滞納で強制退去の可能性が出てきます。そうならない様にするのも大事ですが、普段の生活で家賃を支払えるだけのお金を確保することも心掛けておかないといけません。
何かお金になるものを売ってお金を作る
まとまったお金を用意するためにできることとして、身近にあるものを売り、お金に換えるのも一つの対処法です。物によっては予想以上の値段になることもあるため、色々チェックしてはいかがでしょうか?
中古ショップもしくはネットオークションで身近にあるものを売っていくことになります。
中古ショップを利用する際、何が高価買取の対象になっているか、状態によっては減額されることを頭に入れておかないといけません。持ち運びを行う際、量が多かったり、重いと中古ショップへ行くのに一苦労します。
ネットオークションは写真や説明文をしっかりと記載しておくのが大事です。後々、トラブルが起きない様に落札者との対応を丁寧に行う必要があります。
誰かからお金を借りる
すぐにお金を用意できない場合、誰かからお金を借りて延滞・未納状態をすぐに解決するのも対処法です。ですが、借りたお金はキチンと返済しないといけません。
家族や親戚等、身近に相談できる人に事情を説明し、どの位のお金が必要なのか、いつまでに返済するかを伝えるのが大事です。後はお金を借りる際、誠実な態度で行う必要があります。
返済しなさそうといった印象を与えると、お金を借りれる可能性も下がってしまいます。
もし、誰からもお金を借りるのが難しい場合、カードローンでまとまったお金を用意するのもありです。カードローンによっては審査結果がすぐに出ます。もし、利用する際は1日でも早く支払いを済ませるということは頭に入れておかないといけません。
お金を借りて延滞・滞納を済ませても、借りた分を返済しないと同じことを繰り返します。そういったことにならない様、支出と収入の管理をキチンと行うのも大事です。
レンタルしている物を紛失したら適切な対処を行う
レンタルビデオ店でBDやDVD等をレンタルしているけど、紛失して延滞してしまったという可能性もあります。そういった場合、お店にすぐ事情を伝え、必要な手続きを行わないといけません。
また、BD等を破損した場合も対処が異なるため、すぐに連絡するのが大事です。
クレジットカードの決済方法を見直す
クレジットカードを普段から頻繁に使っている方も多いのではないでしょうか?何も考えずに使っていると、利用料金が予想以上になっている場合もゼロではありません。そうならないためにも、自分に合った決済方法を選択することが大切です。
一括払い、分割払い、リボ払いそれぞれの特徴を事前に理解しておくことをおすすめします。それぞれメリット、デメリットがあるので、どれが合っているかはあなた次第です。
大きなトラブルに発展しないためにも、延滞や滞納を行わない様にし、何を払わないといけないか、いつまでが期限かを把握しないといけません。何かお金で問題が発生した際は身近に相談できる人に事情を説明することをおすすめします。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。