「すでにレイクを利用している」という方の中には、レイクの初回契約時には最小限の限度額しか設定されないため「今の限度額では少ない」と思っている方も多いのではないでしょうか？

しかしレイクの増額は誰でもできる訳ではなく、対象となる人の条件も決まっていますし、増額には審査が必要です。

そこで今回はレイクの増額手続きについて、また増額対象になる人の基準や増額審査に通るコツに至るまでわかりやすく解説していきます！

この記事はこんな人にオススメ！

自分が増額手続き可能か申し込み前に事前確認しておこう！

まずレイクの増額を希望する場合、いきなり増額を申し込むのではなく事前に自分が増額可能な対象になっているかどうかを確認しておくことをおすすめします。

消費者金融や銀行カードローンの中には、わざわざコールセンターに連絡して増額可能かどうか確認しないといけないところもあるのですが、レイクの場合は以下の方法で自分が増額対象になっているかどうかを確認することができます。

レイク増額案内の確認方法

レイクの場合、以下の四つの方法で増額の可否を確認することができます。

レイクの会員ページで確認する

一つ目はレイクの公式WEBページで確認する方法です。

まず公式WEBページから会員ページにログインし「ご利用限度額アップのご確認、お申込み」のページで確認するという方法です。

もちろんここで増額の対象になっていたからといって必ず増額できるというわけではないのですが、ひとまずは増額の対象になっているかどうかは確認することが可能です。

参考までに会員ページの画面を載せておきますので、参考になさってください。

会員専用のメールで確認する

二つ目は契約者専用のメールサービスで確認する、という方法です。

先ほどお伝えした公式WEBページから会員ページにログインし、「お得な情報ご案内」に事前登録しておくと自分が増額対象になった時点で案内のメールが届くようになっています。

ただ、このメールが届いたとしても実際には増額審査に通らなければ増額してもらうことはできません。

SBI新生銀行レイクのATMで確認する

三つ目はATMで確認するという方法です。

ただしATMと言っても、コンビニなどの提携ATMや提携銀行のATMでは確認できません。

レイクの増額可否を確認できるのは、提携先であるSBI新生銀行レイクのATMのみです。

なお、SBI新生銀行レイクのATM画面で「ご利用限度額アップその他ご契約変更」を押すと、増額対象者であれば手続きができるようになっています。

レイクのコールセンターに電話をかけて確認する

以上の方法でも分からない場合は、レイクのお客さま専用フリーダイヤルに電話して確認が可能です。

レイクの場合、電話をすると各々の会員メニューによって番号を選択するようになっていますが、オペレーターに直接つなげるためには「3番」を押して呼び出す仕組みになっています。

ただし、オペレータが対応してくれるのは、平日の9時から18時となっていますので、土日や夜間に問い合わせする場合は注意しましょう。

フリーダイヤル	0120-09-09-09
オペレーター呼出番号	3番
営業時間	平日のみ：9時～18時

レイク増額の審査時間やポイント

レイクの限度額を増額してもらうための以下の点についてご紹介していきます。

レイクの増額審査や手続きは最短即日で終了する

まずレイクの限度額を増額してもらうためには、あらためて「増額の申し込み」そして「審査」と言ったステップを踏まなくてはいけません。

ただ、増額審査に必要な時間は30分～60分程度で済みます。

また、限度額増額には基本的に書類を提出したりする必要もありませんので、下記の通り電話で増額の申し込みをするだけで手続きは完了します。

なお、書類の提出が必要になるケースについては、このあと詳しくご紹介します。

レイク増額（限度額アップ）申し込み手続きから限度額アップまでの流れ

増額の案内が届いている場合は100%審査に通過できる？

では、先の見出しでお伝えした方法で自分が増額の対象になっていたり、増額案内のメールや会員ページで限度額アップが確認できた場合は、100%増額の審査に通ることができるのでしょうか？

この点については「増額案内が来ていたからといって、必ずしも増額の審査に通る訳ではない」というのが答えになります。

なぜならレイクをはじめ、ほとんどのカードローン業者は自社カードローンの返済状況や借入残高、また最初に申告した年収などの情報のみを確認して増額の案内を出しているからです。

したがって、例えば他社カードローンで延滞を繰り返しているような場合、増額の案内は出されるかもしれませんが、増額審査で他社カードローンの遅延が発覚するとレイクの増額も否決となってしまう可能性が高くなります。

レイクの場合は増額案内が届いていれば本審査通過の可能性が高い

ただ、レイク契約後に会員ページの「個人信用情報の開示」に同意している場合は、信用情報機関に登録されている情報を事前に審査した上で「増額案内」が出される仕組みになっています。

そのため、増額の案内が来たということは「すでに仮審査に合格している状態」と言うことになります。

この場合、レイクのカードローンの返済状況はもちろん、他社カードローンの借入状況や返済状況なども全て確認済みですので、よほどのことがない限り増額の本審査に落ちるということはありません。

こんな人は増額できないので注意

以上のことを踏まえ、増額案内が届いたとしても本審査に落ちる人には、以下の共通点があります。

特に利用者本人が転職した場合は、信用情報機関には新しい就職先の情報までは記載されていないため、本審査でないと勤務先変更はわかりません。

つまり仮審査で増額がOKとなっていた場合でも、転職により年収が下がっているなど、ネガティブな要素がある場合は評価がマイナスとなってしまうため、本審査に落ちてしまう可能性があります。

またカードローン各社は、利用者本人の安定した収入を最も重要な条件としているため、転職した直後で勤続年数が短い場合は「収入が安定していない」とみなされて、本審査に落ちてしまうこともあり得ます。

転職してレイクに増額審査を申し込む場合は、少なくとも転職してから6か月以上経過後に申し込まれることをお勧めします。

レイク増額の案内が来る人の5つの共通点とは？

レイクの増額に関する概要は以上の通りとなりますが、増額の案内は誰にでも来るというものではありません。

ではどんな人に増額の案内が来る可能性が高いのか、いくつかの共通点を見ていきたいと思います。

1.レイクのカードローンを利用して6か月以上経過している

まず、増額の案内が来る人に最も共通している点として

「レイクを長く利用している」

ことが挙げられます。
レイクとしても返済が滞るような人には絶対に増額案内は出しません。
そのため、ある一定の期間の利用状況を見て

という点を確認してから増額の案内が出されるのです。
ちなみに増額案内が来る一般的な利用期間としては、レイクの初回契約後6か月～1年以上が最も多いようです。

2.毎月きちんと返済しており、また適度に借入れをしている

二つ目は「レイクをきちんと利用している」という人です。

「きちんと利用している」と言うと、とても大雑把な言い方になってしまいますが、要するに「レイクにとってメリットがある人」ということになります。

つまり、レイクを契約していても、全く借り入れをしていない人には増額案内は来ない可能性が高いですし、もちろん返済が滞っているような人には絶対に増額案内は出されないということです。

3.借入額が年収の三分の一ギリギリになっていない

次は「総量規制」についてです。

レイクは消費者金融カードローンですので、年収の三分の一以上の借入れはできません。

そのため、申告した年収額に対してレイクで既に年収の三分の一ギリギリまで借り入れている人には増額案内は来ません。

逆に、借入額が年収の三分の一まで相当余裕がある場合は、増額の案内が来る可能性は高くなります。

また、信用情報の開示を許可している場合は、利用中の途上審査で他社借入もチェックされていますので、レイクと他社カードローンの借入れが既に年収の三分の一に迫っているような場合も増額案内は来ません。

4.限度額いっぱいまで借りていない

先ほど「ある程度レイクの借り入れをしている人に増額案内が来る」ということをお伝えしましたが、レイクの限度額いっぱいまで常に借入残高があるような人は、増額案内が来ない可能性が高いです。

そのような人は、いわゆる「自転車操業状態」になっており、レイクの返済をするために借り入れをしているようなケースも少なくありません。

レイクとしても自転車操業状態の人に増額をしても、また結局は借りては返すということを繰り返して、挙句の果てに債務整理に陥る可能性が高いため、積極的な増額案内は出さないようです。

5.他社カードローンの借入れを増やさずきちんと返済している

最後の共通点として「他社カードローンの返済をきちんとしている人」という点が挙げられます。

先ほどお伝えした通り、信用情報の開示を許可している場合は、CICなどの信用情報機関の情報が照会されますので、そこで他社カードローンの返済が遅れがちになっているような人には、レイクとしても増額案内は出しません。

したがって、レイクと他社カードローンを同時に利用している人は、どちらの返済も絶対に遅れないようにすることが大切です。

なお、何度も申し上げますが、増額案内が来たからといって実際の増額審査を通過しないと限度額アップはしてもらえません。

また、中には増額審査を申し込むことで、あらためて他社借入の状況や年収を確認され限度額が減枠される可能性もありますので、十分に注意が必要です。

レイク増額の手続き方法

では、ここからはレイクの増額手続きの方法について詳しく解説していきたいと思います。

レイク増額の申し込みは電話で行う

先の見出しでもお伝えした通り、自分が増額対象かどうかについては会員ページで確認することは可能です。

しかし実際に増額を申し込む場合は、レイクのお客さま専用フリーダイヤルに電話をする必要があります。

また、レイクのコールセンターに増額の希望を伝えた場合は、以下の点を聞かれますのでスムーズに答えることができるように準備しておきましょう。

「増額希望の時に聞かれること」

レイク増額時の書類提出について

次に、増額申請時に必要となる書類についてです。

レイクの増額を希望する場合、基本的には年収や勤務先現住所などに変更がない場合は、特別な書類を提出する必要はありません。

しかし引っ越しなどで現住所が変更になった場合は、再度運転免許証やパスポートなど、現住所を証明する書類の提出を求められることになります。

ただし書類の提出が必要になった場合でも、会員ページから写真をアップロードするだけで済みますのでそれほど手間はかかりません。

また、以下に該当する場合は、増額申請時に収入証明書の提出が求められます。

増額審査時に収入証明書の提出が必要となるケース

以上のことから、増額審査によりレイクの限度額が50万円を超えることがあらかじめわかっているような場合は、増額の申し込みをする前に「源泉徴収票」や「確定申告書の写し」など、収入証明書の準備をしておくことをおすすめします。

増額の審査結果回答は電話で行われる

なお、以上の手続きを経て増額審査が全て完了した場合、増額審査の結果は電話で伝えられることになります。

また、先程お伝えした通り、レイクの会員ページの個人信用情報の開示に同意をしている状態でレイクから増額審査の案内が来た場合、すでに「仮審査は通過している」ということになりますので、電話で増額を申し込んだその時点で審査回答が行われるというケースもあります。

この場合、電話をしてから審査回答が出るまで2～3分で済みますので、非常にスピーディーに増額の手続きが可能になります。

ただ、この場合も勤務先が変更になっていたり増額案内が来てから他社カードローンで多額の借金をしてしまったりした場合は、本審査でNGとなるケースもありますので注意しましょう。

レイク増額審査時の在籍確認は原則的に無し！

最後に、増額審査時の在籍確認についても触れておきます。

レイクの場合、新規契約時に申告した勤務先から変更がない場合は、増額審査を申し込んでも再度在籍確認は行われません。

契約後、1年以上経過している場合は在籍確認があるといった口コミも

しかしレイクの口コミなどを見ていると、契約日から1年以上経過、あるいは勤務先に変更がある場合は、増額審査時に在籍確認が行われることもあるようです。

ただし再度在籍確認が行われる場合でも、事前に職場に電話をしてもよいかどうか確認をしてくれますので、勝手にレイクが職場に電話をかけることはありません。

この場合もカードローンの新規申し込み時と同じく、レイクの名前は出さずに個人名で電話をしてくれますので、よほどのことがない限り職場の同僚にレイクの利用がバレることはありません。

レイク増額について、まとめ

今回はレイクの増額手続きについて、詳しい情報をお届けしました。

この記事でお伝えした通り、一定の条件を満たしていればレイクの増額審査通過はそれほど難しいことではありません。

しかし、キャッシングの限度額を増やすということは、それだけ「借り過ぎのリスクが増える」ということにもなります。

たしかに余裕のあるキャッシング枠は魅力的ではありますが、増額の希望を出す時には「限度額いっぱいまで借りた時でも返済が出来るかどうか？」という点を、事前にシミュレーションしてから手続きされることをおすすめします。

※記載されている内容は2024年9月現在のものです。