「カードローンはやめとけ」「手を出すな」と言われるのはなぜ?
更新日:
公開日:2024.2.22
さまざまな理由でお金を借りる際、消費者金融カードローンの利用を検討する人もいます。資金使途は原則自由で、無担保・保証人なしで利用でき、借入れや返済の自由度が高く、最短即日融資に対応しているなど、利便性が高いです。
しかし、インターネットでカードローンについて検索すると、「カードローンには手を出すな」「消費者金融はやめたほうがいい」といったコメントを見かけることがあります。消費者金融の中でも大手はテレビCMや広告で頻繁に見かけるほど知名度が高いですが、本当に利用してはいけないのでしょうか。不安なら、消費者金融カードローン以外の方法でお金を借りたいですね。
本記事では、消費者金融カードローンを利用すると不安を感じる理由と、「カードローンに手を出すな」と言われる理由を解説します。さらに、消費者金融カードローンの返済を遅延した際のリスクについてもまとめていますので、参考にしてください。
この記事の目次
【PR】今すぐ10万円を借りたいならココ!
- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
【やめておけとなるのは本当?】消費者金融カードローンに手を出すなと言われる4つの理由
消費者金融が提供するカードローンは違法ではありませんが、注意しなければ「貸しては借りる」の状態を繰り返し、返済不能に陥るリスクが高まります。カードローンのデメリットや特徴は以下です。
これらを事前に理解しておけば、適切な利用方法や対処法を見つけることが可能です。以下で各点について詳しく解説しますので、ご確認ください。
他の融資方法と比べて金利が高い
消費者金融カードローンが他の融資方法に比べて金利が高いことは、利用時の大きな考慮点です。消費者金融と銀行のカードローンでは金利に差があり、消費者金融の方が高く設定されています。
カードローンの種類 | 金利(実質年率) | |
消費者金融 | アコム | 年3.0%~18.0% |
アイフル | 年3.0%~18.0% | |
プロミス | 年4.5%~17.8% | |
レイク | 年4.5%~18.0% | |
SMBCモビット | 年3.0%〜18.0% | |
銀行 | 三菱UFJ銀行カードローン | 年1.8%~14.6% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%〜14.0% | |
楽天銀行スーパーローン | 年1.9%〜14.5% |
利便性の高さが借入れの繰り返しを促す
消費者金融カードローンは、振込融資やコンビニATM、提携金融機関のATMを通じて、いつでも簡単に融資を受けられる利便性があります。この手軽さが、計画的でない借入れの繰り返しを促し、結果として利息や借入残高の増加につながります。
低い返済額が返済期間の長期化を招く
消費者金融カードローンの毎月の最低返済額は2,000円からと無理なく設定されていますが、低返済額は借入残高の減少を遅らせ、返済期間の長期化を招きます。返済期間を短縮したい場合は、毎月の定められた返済額以上に随時返済するなどの工夫が必要です。
返済遅延が今後の生活に及ぼす影響
消費者金融カードローンの返済遅延は、信用情報に記録され、新規のカードローンやクレジットカード申込み時に審査落ちの原因となります。これは、申込者の返済能力と信用力を問題視されるためです。
住宅ローンや自動車ローンの利用を考えている場合、消費者金融カードローンの返済遅延は特に注意が必要で、審査に通らず現金一括支払いを余儀なくされる可能性があります。
消費者金融カードローンを利用するだけで不安を感じることはない
結論として、カードローンを利用することで不安を感じることはありません。カードローンは消費者金融や銀行などの金融機関が提供する個人向けの融資サービスです。貸金業法に基づいて貸し付けを行っているため、違法性はありません。借入れ期間が長期になると利息の負担が大きくなることがありますが、適切な知識と利用方法を身につければ、リスクを抑えた利用が可能です。
消費者金融カードローンの返済を遅延した場合に起こる4つのリスク
消費者金融カードローンの返済を遅延した場合には、以下のようなさまざまなリスクが起こり得ることを理解しておきましょう。
- 信用情報に金融事故の履歴が残る
- 家族に返済を遅延した事実を知られる
- 遅延損害金が発生する
- 返済が困難なら債務整理を視野に入れなければならない
それぞれの内容について解説します。
信用情報に金融事故の履歴が残る
消費者金融のカードローンに限らず、返済が遅れると、指定された信用情報機関によって管理されている信用情報に金融事故の履歴が残ります。信用情報は、クレジットカードや各種ローンの申し込み状況、契約内容、返済の状況などの取引事実を指します。その登録期間は約5年で、この間はクレジットカードやローンの審査を通過することが難しくなります。
ローンの審査では、申し込み者の信用情報が必ず確認されます。返済が遅れた情報が信用情報に登録されると、その履歴が発見されます。そのため、支払期日をしっかり管理し、無闇に借り入れをしないことが大切です。
家族に返済を遅延した事実を知られる
消費者金融のカードローンの返済が遅れた場合、自宅に電話がかかってくることや、督促状が届くことがあります。家族と同居している人は、借り入れをしていることや返済の遅れがバレる可能性が高くなります。
督促を無視し続けると、最終的には給料や預金が差し押さえられ、家族に迷惑をかけることにもなりかねません。返済が遅れそうになったら、すぐにカードローン会社に相談しましょう。
遅延損害金が発生する
カードローンの返済を遅延した場合、たとえ1日でも遅延損害金が発生します。返済しなければならない金額に加えて、余計なお金を支払うことになるため注意が必要です。
遅延損害金とは、期日までに支払いを行えなかったことに対する違約金を意味します。遅延日数が長引くほど遅延損害金も増えていくので、1日でも早く返済することが重要です。
返済が困難なら債務整理を視野に入れなければならない
消費者金融のカードローンの返済が困難なら、債務整理を検討する時かもしれません。債務整理は、借金の減額や免除を得たり、支払い期間を調整してもらうことで借金問題を解決する方法です。債務整理には複数の手続きがあり、自分の状況に最適な方法を選ぶ必要があります。
債務整理の方法には以下の特徴があります。これらを参考に、「どのように借金問題を解決したいか」を考えてみましょう。
- 任意整理:債権者と直接交渉し、将来の利息や遅延損害金の免除、返済方法の再設定を行う手続き。
- 個人再生:裁判所に申し立て、借金を5分の1(最大で10分の1)に減額してもらう手続き。
- 自己破産:裁判所が借金返済の困難を認め、返済義務を免除してもらう手続き。
手続きによっては財産を処分する必要があることや、連帯保証人がいる場合にはその人にも影響が及ぶことがあります。どの手続きが適切かわからない場合は、弁護士事務所への相談を考えてみましょう。適切な手続きの選択や、手続きのサポートも受けられます。
消費者金融カードローンを利用する5つのメリット
消費者金融のカードローンには返済が遅れるリスクがあるものの、多くのメリットがあります。以下がそのメリットで、これらを活用することで便利かつお得に利用可能です。
- 資金使途が自由
- 審査から借入までがスピーディー
- 一部のカードローンは無利息サービスを提供
- Webからの手続きで来店なしも可能
- 電話連絡なしや郵送物の発送なしに対応している
メリット別に内容を解説します。
資金使途が自由
消費者金融のカードローンは、原則として資金の使途が自由です(事業性資金は除く)。旅行、買い物、生活費、通院費用など、利用限度額内であれば目的を問わず利用できます。
審査から借入までがスピーディー
大手消費者金融では、最短即日融資に対応している場合が多く迅速な融資を提供しています。
以下公式サイトの事前診断では借り入れ可能かどうかを知ることができるので、利用前にチェックすることをおすすめします。
- 初めてご利用する方なら30日間利息がゼロ円!
- 申し込み・契約・借り入れまでWEB完結!スマホアプリで借入・返済もカードレス
- 1万円から借り入れが可能なので少額で利用したい方にも人気
実質年率 | 3.0~18.0% |
---|---|
限度額 | 800万円 |
融資速度 | 最短18分※₁ |
収入証明書 | 50万円以下不要※₂ |
- 初めてご利用する方なら30日間利息がゼロ円!
- 申し込み・契約・借り入れまでWEB完結!スマホアプリで借入・返済もカードレス
- 1万円から借り入れが可能なので少額で利用したい方にも人気
【PR】Sponsored by アイフル株式会社
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※₂お借り入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。
一部のカードローンは無利息サービスを提供
アコム、アイフル、レイク、プロミスなどの大手消費者金融を含む複数のカードローンでは、無利息サービスが提供されています。このサービスは、特定期間内の借入れに対して利息が発生しないものです。
「給料日までに返済する」「ボーナスで一括返済する」など、短期間での完済が見込める場合には、利息負担なしで利用できるためお得です。
Webからの手続きで来店なしも可能
消費者金融のカードローンの多くは、Web上での申し込み、借入れ、返済が可能です。パソコンやスマートフォンがあれば、いつでもどこでも利用できます。
電話連絡なしや郵送物の発送なしに対応している
申し込みや審査時に電話連絡や郵送物がないこともメリットの一つです。ただし、カードローン会社が在籍確認を必要と判断した場合は、電話連絡があることもあります。
消費者金融カードローンを上手に利用する方法
消費者金融のカードローンを上手に利用するために、次の3つの方法を心掛けてください。
- 必要な金額だけを借りる
- 余裕があれば繰り上げ返済をする
- 借りる前に返済計画を立てる
消費者金融のカードローンは、賢く利用すれば問題なく、トラブルを避けることができます。以下で各方法について詳しく説明しますので、これらを意識してカードローンを利用しましょう。
必要な金額だけ借りる
利用限度額内での繰り返し借入れが可能なため、無理な借入れで返済困難に陥るリスクがあります。必要以上に借りると、利息や借入残高が増加し、返済期間が長引くことになります。ですから、必要最低限の金額だけを借りることが重要です。
余裕ができたら繰上返済する
ボーナス月や余裕がある時は、繰り上げ返済をお勧めします。これは毎月の返済額に加えて追加で支払うことで、返済期間を短縮し、利息を減らす効果があります。
繰上返済によって返済した金額は、利息ではなく元金の返済に充当されます。そのため、支払期間の短縮や利息を減らすことが期待できるのです。
借りる前に返済計画を立てる
計画的に借入れを行うためには、返済計画をしっかりと立てることが大切です。返済期間、支払総額、利息の合計を把握し、毎月の返済が収入に見合っているかを確認してください。返済計画が不明な場合は、カードローン会社の返済シミュレーションツールを利用すると良いでしょう。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。