未納と滞納って何が違うの?言葉の意味や使用されるケースと対策を解説!
更新日:
公開日:2018.8.30
お金の貸し借りで目にする言葉に未納と滞納という言葉を目にします。聞いたことがあっても、どういった意味なのかを考えたことが無い方も多いのではないでしょうか?実は未納と滞納は違う意味なのです。
クレジットカードやローンを組む際、未納と滞納の違いは最低限知っておいて損はありません。
今回は未納と滞納の意味、その違いについて解説していくので、クレジットカードや保険料の支払いを行う際の参考にして頂きたいです。
この記事の目次
【PR】今すぐ10万円を借りたいならココ!
- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
未納と滞納の違いとは
未納と滞納の辞書的な意味を紹介しましたが、実際どう違うのか、まだイメージできていない方が多いのではないでしょうか?ここでは、未納と滞納の違いについて説明するので、疑問を少しでも解消して頂きたいです。
未納より滞納のほうがより重い
まず、滞納の方が未納より重く、一日でも早く解決しないといけません。未納はまだ期限が過ぎておらず、滞納は期限が過ぎているからです。滞納が長期化すると、様々な問題が発生します。もちろん、未納だからまだ大丈夫と思っていてはいけません。
ギリギリまで保険料等を納付していないと、いつの間にか期限を過ぎていたという可能性も出てきます。そうならないためにも、余裕を持って支払わないといけない料金を支払うのが大事です。
多くの場合、国民年金や保険料等の滞納に使われています。TV等で未納・滞納という単語を目にする方も多いのではないでしょうか?
滞納扱いになると後々差し押さえや法的手続き等何らかの処分を受ける対象に
年金にしろ、クレジットカードにしろ、料金の未納が続くと、滞納扱いになってしまいます。そうなると、日常生活に支障をきたす可能性があります。
自分の財産を差し押さえられたり、滞納している分の国民年金や健康保険料、クレジットカードの利用料金の支払いを課せられる等の処分を受けるからです。家賃滞納を行っていると、退去を行わないといけないといった問題も出てきます。
自分の財産を守るためにも、未納や滞納は避けておきたい所です。
未納の意味
未納はまだ料金等を納めていない状態を意味します。国民年金や住民税等、何か未納していると、色々な問題が起きるので、未納だけは避けておきたい所です。
滞納の意味
滞納は税金等の料金を期限が過ぎていても納品していなことを意味します。未納とは意味が違うことを理解しておかないといけません。
税金関係や保険料の未納や滞納時の対処について
今後の生活に関わる税金関係や保険料の未納や滞納はキチンと対処しないといけません。でないと、病気になった際等に苦労するからです。もちろん、前述でも触れた様に財産の差し押さえ等の問題を起こさないのも理由として挙げられます。
ここでは、税金関係や保険料の未納や滞納時の対処法を紹介します。
支払い方法を見直す
皆さんは国民年金等の支払いをどのように行っているでしょうか?一括払いで済めば、一度の支払いで済みますが、1年度分の国民年金を一度で支払えない可能性もあります。そういった場合、一度支払い方法を見直すことをおすすめします。
月払いで毎月16,340円納付していくことも選択肢の一つです。6ヵ月分を納付できる場合、そちらも検討してはいかがでしょうか?
収入や今の経済状況に応じて、月払いにするか、6ヵ月分・1年度分・2年度分の支払いにするかを柔軟に対応していくのが大事です。まとめて支払う方が安く済むということも頭に入れておく必要があります。
お金に余裕ができた場合、6ヵ月分・1年度分の支払いにするのもありです。
国民年金の免除・猶予を行う
国民年金の支払いがどうしても厳しく、どうしようもないといった際は免除・猶予を行うことを検討する必要が出てきます。受給額が減るものの、毎月16,340円納付するのはしんどいといった際は検討しないといけません。
もし、国民年金を満額支給してもらうには、後で免除してもらった分を追納することをおすすめします。追納には期限があるので、できる限り早めに行うのが大事です。
所得が一定額以下でないと免除・猶予を受けられません。失業したり、収入が下がった方をサポートする意味合いが強いです。
役所に相談する
住民税等の支払いが厳しいといった場合、一度役所に相談してはいかがでしょうか?どうして税金を未納・滞納しているか等の事情を説明し、支払方法を検討していきます。相談する際、生活状況が分かる家計簿や通帳等を持参しておくことをおすすめします。
税金に関する相談窓口は税金によって違ってくるので、どこに相談すれば良いかをチェックしないといけません。
役所のアドバイスを受けたら、聞いただけで終わるのではなく、支出と収入の管理、税金や国民年金の支払い方法を見直すことが大事です。
一人で悩んでいるのではなく、差し押さえ等の事態にならない様、早めに相談に行くことで未納・滞納の問題を解決するのが自分の身を守ることにも繋がります。
誰かにお金を借りる
国民年金や住民税等を支払うために誰かからお金を借りることも検討しないといけません。親や兄弟、親戚等、相談できる人に事情を説明し、お金を借りられるかどうか一度相談してみてはいかがでしょうか?
借りる際、いつ返済するかの目途や未納・滞納している金額はいくらなのかを説明し、誠実な態度を見せるのが大切です。横柄な態度を取ったり、返済の目途が分からないと、相手も貸してくれません。
国民年金等の未納を解決しても、身内のトラブルが起きては本末転倒です。そうならない様に上手くやり取りを行う必要があります。
誰かから借りるのが無理な場合、カードローンを利用してまとまったお金を用意するのも一つの対処法です。審査が早い所もあるので、いつ審査の結果が出るか、年率はいくら等をチェックし、利用しやすい所からお金を借りることをおすすめします。
カードローンを利用する際も延滞しない様、注意しないといけません。国民年金や税金の未納・滞納と同様に差し押さえ等の問題が発生する可能性もあるからです。
国民年金や税金、カードローン等を未納・滞納していると、後々苦労するのは自分自身ということを理解する必要があります。後で支払えば良いと考えていると、ギリギリになったり、滞納してしまう可能性も出てきます。
日頃から支出の収入の管理、国民年金等の支払い方法を見直し、未納と滞納はどう違うかを頭に入れておかないといけません。いつ支払わないといけないか、スケジュール管理を日々行い、余裕を持った支払いを行うことをおすすめします。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。