バンドルカードから使っていないのに請求が!こんなときすぐに確認すべきポイントとは
更新日:
公開日:2021.10.19
「放置していたバンドルカードから、使っていないのに請求が突然届いたのだけれど。これって不正利用を疑うべき?」
簡単な手続きと審査だけで利用できる後払いサービス「ポチッとチャージ」など、使い勝手の良さから若い世代を中心に人気のバンドルカード。スマホさえあればすぐに利用可能ということもあって、すでに使っている人も多いのではないでしょうか。
バンドルカードでもトラブルはありますが、中でも特に注意したいのが「使ってないのに請求が届いた」というケースです。最近全く使ってないのに支払いを求められたのなら、まずは一度アプリを立ち上げて利用履歴をチェックしてください。
単純に失念してしまったケース以外にも、場合によっては紛失・情報漏えいなどによる不正利用の可能性もあります。被害を広げないよう、すぐさま運営側に連絡するなど適切に対応してください。
身に覚えのない支払いであっても支払いの義務を課せられるので、面倒臭いからといって放置するのだけはやめましょう。
この記事では、バンドルカードを使ってないのに請求が届く主な原因と対策について、詳しく紹介します。必ずしも原因の全てが犯罪関連とは限りません。
自分に原因があるのに連絡してしまい、恥ずかしい思いをしないためにも、ここで予習しておきましょう。
下記ページでは「バンドルカードがやばい」という噂について、なぜやばいと言われているのかまとめました。ぜひ参考にしてください。
>>>バンドルカードがやばいと言われる理由
この記事の目次
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バンドルカードを使ってないのに請求があったら「ポチッとチャージ」を疑おう
最近使っていなかったバンドルカードから突然請求があった場合、まずは「ポチッとチャージ」を使ったことがないか疑いましょう。
なぜこのポチッとチャージが、使ってないのに請求が突然届く原因と考えられるのか?それは、この便利な機能の特徴や仕組みを把握することで理解でききます。
ポチッとチャージとは
簡単な申込手続きだけで、Visaブランドのプリペイドカードが入手できるバンドルカードは、クレジットカードが持てない人の心強い味方です。そんなバンドルカードの一番の特長ともいえば、後払いサービス「ポチッとチャージ」でしょう。
ポチッとチャージとは、手元にお金がなくても上限額の範囲内で自由にお金を前借りできるサービスのことです。前借りした分は発行済みのバーチャルカードに自動的にチャージされ、Visa対応のオンラインショップなどの支払いに使えます。
チャージ分は翌月末の支払期限までに返済すればいいので、実質的な後払いサービスとして利用可能。その上、申込手続きはSMS対応の携帯電話番号さえあればよく、あとは氏名や生年月日など簡単な個人情報の入力のみです。
身分証明書の提出も不要なので、規約さえ守れば未成年でも簡単に始められる便利さが受け、若者を中心に人気を集めています。
便利なサービスならではの落とし穴が原因
ではなぜ、このポチッとチャージが身に覚えのない請求の原因といえるのでしょうか。そこには、便利さを追求したサービスであるポチッとチャージならではの特長が、落とし穴となっている可能性が考えられます。
それが、利用額の請求が翌月末に届く後払いサービスならではの仕組みです。
チャージしたお金の請求はチャージ日の翌月末
ポチッとチャージが手元にお金がなくても前借りできるサービスというのは、すでに解説した通り。前借りした分は、事前に決められている支払期限に基づいて返済する必要があり、この期限はチャージした日の翌月末となります。
つまり、チャージした瞬間に請求が届いたり口座から引きとされたりするのではなく、あくまでも後日改めて請求が届くわけです。
1ヶ月近く前の自分の行動を全て覚えている人もいれば、忘れてしまったり記憶が曖昧だったりという人も中にはいるでしょう。
直近ならいざ知らず、前月に自分でチャージしたことを失念した結果、翌月末に使った分の請求が届き慌ててしまうケースは、十分に考えられます。
これはあくまでも自分の意思でチャージしたお金の請求であり、不正利用や犯罪による請求ではありません。
使ったことを忘れて慌てて運営元に連絡しても「問題のない請求です」と言われるのが関の山でしょう。こうなると不正利用を正すどころか、余計な時間や手間を使って自ら恥をかくだけです。
このように、最近バンドルカードを使ってないのに請求が突然届いたと慌てるケースの大半は、この原因によるものです。
不正利用を疑う前に、まずはポチッとチャージの仕組みを改めて確認し、請求が届いた前月に使った覚えがないかもう一度確認しましょう。
バンドルカードを使ってないのに支払いを求められたら⋯⋯ポチッとチャージ以外の要因
バンドルカードから使ってないのに請求が突然届いたからと慌てるケースの大半は、ポチッとチャージの仕組みが原因によるものです。ところが中には、明らかに不正利用や犯罪行為が原因によるものもあります。
その場合は決して放置せず、気付いた段階ですぐに運営元まで連絡してください。面倒だからと放置すると、身に覚えのない請求分まで負担することになりかねません。
これらを含め、ポチッとチャージ以外が要因によるものもいくつか考えられます。
中にはバンドルカードではなく利用先に原因が潜むケースもあるので、知らないと請求を見て勘違いしてしまう恐れさえあります。実際にどういったケースが、突然請求が来る要因として考えられるのか?それらについて詳しく探っていきましょう。
会費・定期購入の決済手段への登録
全く使ってないのに請求が突然届いたという訴えのうち、多くを占める要因となっているのが、会費や定期購入の決済手段に登録していたケースです。
通常の商品代金とは違い、各種サービスの利用料となる会費や定期購入費は、契約時に即時引き落とされるものばかりではありません。
例えばiPhoneの販売元として有名なAppleの公式サイト「Apple.com」では、iTunes Storeなど各種オンラインサービスを提供しています。
このApple.comでの決済手段としてバンドルカードを登録していると、利用時ではなく後日一括で利用分を請求されるのが通例です。以前に利用した分を数週間後に突然請求されるケースも珍しくなく、これを誤解して焦ってしまう人が多いでしょう。
また、無料期間が付与されている会員サービスの決済手段にバンドルカードを登録した場合も、同じく注意が必要です。
基本的に有料の会員サービスの中には、申込時から一定期間以内の会費をゼロにする無料期間を設けているものが少なくありません。
こういったサービスでは、たとえ申込時は無料であっても将来的に会費の支払いが発生するため、申込時に決済手段を登録する必要があります。
ここでバンドルカードを決済手段として登録した上で利用後、解約を忘れたまま無料期間が終了し有料期間に移行してしまった、と仮定しましょう。
そうすると、満了後直ちに最初の課金が発生し、その分がバンドルカードを通じて請求されます。この段階で利用者はまだ無料期間が終了したことに気付いておらず、したがって最初の会費が発生したことにも認識気づいていません。
その後、バンドルカードから会費分の請求が届いて初めてそのことを思い出すか、会員サービスに申し込んだこと自体も忘れていて慌ててしまうというわけです。
このような、申込時ではなく一定期間経過後に請求されるサービスによって「使ってないのに請求が来た」と誤解する人は、意外と多くいます。
実際にバンドルカードのサポート側も、こういった事例による問い合わせが殺到していることを告知しています。
これらを含め、サポート側が強く公表している請求の誤解事例としては、以下のようなサービスが代表的です。
- Amazonの継続課金サービス:Amazonプライム会費など無料期間が設定されているもの
- Apple.com:利用分の請求が決済時ではなく後日一括して請求されるもの
- 使った覚えがない名称からの請求:利用した店舗名ではなく入居している商業施設名や決済代行会社からの請求
過去にこれらのサービスにバンドルカードを登録した覚えがある人は、不正利用を疑う前に、契約状況について改めて確認してください。
自分以外の第三者が利用した
最近使った覚えが一切ないにもかかわらず突然請求が届いたら、不正利用を疑ってください。不正利用とひとくくりにしても被害の手口はさまざま。
中でも一番被害に遭いやすいケースとして注意しておきたいのが、自分以外の第三者による不正利用です。
これもすでに解説したようにバンドルカードは、申込時から実際の利用までの手続きがとても簡略化されています。明確な身分証明の方法は携帯電話番号を使ったSMS認証のみで、申込時に記入する氏名などが正しいか確認すらされません。
悪意ある利用者の中には偽名で登録する人もおり、セキュリティー面では決して万全といえないのが実情です。
こういった点からバンドルカードのサービスは、セキュリティーに力を入れている同業他社と比べると、不正利用の可能性が少なからずあります。ただし、運営元から直接情報が漏えいする確率は決して高くありません。
万が一漏えいしたとしても、必ずその旨の発表と対策が会社から行われるので、それが原因で被害に遭う心配は考えなくてよいでしょう。
そこで注意したいのが、利用者自身からバンドルカードの各種情報が漏えいしてしまうケースです。
「日頃から気をつけているから自分にその心配はない」と断言する人も多いのではないでしょうか。
ですが情報漏えいは、自分の意思とは関係なく発生するケースやちょっとした油断が原因のケースもあります。「自分は大丈夫」と思い込んでしまうのは、とても危険です。
では、どういったケースで利用者自身からバンドルカードの各種情報が漏れるのでしょうか。そこには、利用者自身のちょっとした油断や不注意がきっかけとなる3つの要因が考えられます。
第三者に情報が漏れる3つの要因
後述するカードの紛失以外で第三者に情報が漏れる要因は、以下のようなケースです。
- バンドルカードアプリをセットアップしているスマホを紛失した
- ロックをかけていないスマホを、他人の前で一瞬でも手元から離した
- バーチャルカードのカード番号や有効期限など盤面の記載情報を他人に教えた
バンドルカードは、提供されているスマホ専用のアプリを使って登録・利用するサービスです。このアプリにはバンドルカードに関する全ての情報(カード番号、有効期限、残高など)が登録されています。
したがって、たとえ他人であってもアプリを一度でも起動できれば、その情報を全て入手できるわけです。
悪意ある人が入手するとリスクは避けられず、インターネットショッピングなどを通じて簡単に不正利用されかねません。
上述した主な場面のうち上位2つはどちらも、自分のスマホが一瞬でも他人の手に渡る危険性があるケースといえます。例えばスマホを電車内に忘れたりかばんやポケットから落としたりなど、1番目の紛失が危険なのは明白です。
ここで特に注意すべきなのは、むしろ2番目のケースでしょう。いちいちロック解除するのが面倒なのか、指紋認証やロック番号などセキュリティーをスマホに設定していない人が、依然として少なくありません。
もしも、友人や同僚といった第三者がいる場でそのスマホを置いたまま離席すると、その間に盗み見られる危険性が出てきます。
セキュリティーを一切設定していないスマホほど、誰にでも簡単に操作できる端末はありません。たとえ数分程度の離席であっても、バンドルカードの個人情報を盗み見たり写真を撮ったりするのには十分です。
このように、アプリが入ったスマホを自分の手元から少しでも手放す行為自体が、第三者による不正利用の大きな要因になりかねないのです。
日頃から友人や会社の同僚との食事や飲みの機会が多い人は、トイレなど離席時にスマホを手放さないよう注意してください。
クレジットカードなど、機密性の高いアイテムにまだ慣れていない未成年に注意してほしいのが、カード番号などを教える3番目のケースです。
友人から「カード番号はどんな感じだった?」と気軽に尋ねられたりすると、話のネタとしてつい教えてしまう人もいます。ですがバーチャルカードといっても、バンドルカードの番号など盤面に記載されている情報は、高度なセキュリティー情報です。
盤面情報を教えたことがある人の中には「教えたのはカード番号だけだし、セキュリティーコード(CVC)までは漏らしてないから大丈夫だよね」と考える人もいるでしょう。
ところがカード番号と有効期限さえあれば決済できる通販サイトもまだまだ多いので、セキュリティーコードを漏らしていないからといって油断は禁物。たとえ身近な人であっても、カードの盤面に記載された情報を安易に教えてはいけません。
犯罪行為が原因で使っていないのに支払いを求められる被害の多くは、この第三者による不正利用が中心です。逆にいえば、ここで紹介したポイントをしっかり守れれば第三者による不正利用の確率を大きく減らせる、と考えてください。
家族など身内が利用していないか確認を
両親や兄弟姉妹など家族と生活を共にしていて、バンドルカードから使ってないのに請求が届いた人は、問い合わせの前に家族に一度確認してみましょう。
身に覚えがない請求が来たケースの中には、家族など身内が無断で使っていただけという事例が少なくありません。
なぜそういった行為が多いのかというと、家族同士なら黙って使った上でバレたとしても謝れば済む、と安易に考えやすいためです。情報漏えいを疑いつつも念のために家族に確認してみたら判明した、という報告も多く見られます。
たとえ家族であっても他人名義の契約を使って決済することは、場合によっては詐欺罪に該当する恐れがあります。
外出中にスマホを手放したりした記憶が一切ないのに使ってない請求が突然届いたら、聞きづらくても一度家族に相談を兼ねて必ず確認してください。自分だけでなく家族のためを思うなら、自宅内であっても日頃から管理しておきましょう。
リアルカードを紛失した
実店舗で利用可能なリアルカードを発行している人は、このカードの紛失によっても身に覚えのない請求が届く可能性があります。リアルカードはプラスチック製の実カードとして提供されるサービスです。
アプリ内でのデジタル情報として表示されるバーチャルカードと比べると、形があるため紛失の恐れがあります。
バンドルカードは事前チャージ制のサービスです。リアルカードの紛失によって、すでにチャージされている分の不正利用の可能性がまず出てきます。
加えて、ポチッとチャージの機能もONにしていると、リアルカードを使った後払いによる不正利用の危険性が出てくる点にも注意しなくてはいけません。
リアルカードを使えば、オンライン限定のバーチャルカードのみの状態から実店舗でも利用できるようになります。こういったメリットだけを見れば、とても有益かつ便利なサービスです。
ですが紛失の問題も考慮すると、スマホだけで管理できるバーチャルカードと違い、「スマホ+実カード」の2つの管理が欠かせません。
管理するアイテムの数が増えると、管理の手間だけでなくリスクを被る確率も増えます。「便利だから」と深く考えずサービスを安易に追加した結果、リスクを被ってしまう好例ともいえるでしょう。
詳しい内容は後述しますが、現状で契約者の管理が原因による不正利用に対し、バンドルカードの運営元は被害の補償について明言していません(2021年10月現在)。
利用規約にもその点に関する内容は明記されておらず、あくまでも情報漏えいなど運営元が原因の被害に対する補償の言及にとどまっています。
つまりスマホやリアルカードの紛失が原因で発生した不正利用に対し、運営元に連絡しても補償を受けられる可能性は限りなくゼロです。
全額補償があるクレジットカードやデビットカードと比べると、類似のサービスとしてリスクの高さは否めません。こういった点からも改めて、リスクの大きさを把握しておくべきでしょう。
バンドルカードをセットアップしているスマホからログイン情報が漏えいした
バンドルカードのアプリをセットアップしているスマホからログイン情報が漏えいし不正利用された結果、身の覚えのない請求が届くケースもあります。
バンドルカードのアプリは他のスマホアプリと同様、利用時にログイン手続きを行い認証する必要があります。
ログイン方法は、アカウント登録時に発行されたIDとパスワードを使ったシンプルなタイプです。
SMSなどを使った2段階認証は導入されておらず、セキュリティーとしては強固なものではありません(ただしアカウント登録&サービス利用申込時はSMSによる2段階認証があります)。
この2つの情報さえあれば、アプリがセットアップされたどの端末からでもログインができ、必ずしも自分のスマホである必要さえありません。
つまりIDとパスワードが何らかの形で第三者に知られると、別端末からログイン後、カードの不正利用や情報が漏えいする危険性があります。
IDやパスワードが漏えいする経緯はさまざま。中でも気をつけたいのが、iPhoneやAndroidで導入されているIDやパスワードの自動保存・入力機能を使った手口です。
この機能を有効にしてログイン情報の初回入力後に「保存する」に設定すると、以降は入力不要で自動的にログインができます。本来であればとても便利なサービスで、実際に利用している人も多いのではないでしょうか。
もしも紛失や盗み見によってスマホが第三者の手に渡ると、この方法で保存されたログイン情報が漏えいまたは悪用される可能性が出てきます。悪用だけでなくパスワードを変更され、以降は正規の契約者であってもログインNGとなるケースも珍しくありません。
こうなるとユーザーとしてはなす術がなく、運営元に対処してもらわない限り被害がどんどん増すばかりです。スマホを日頃から第三者の目の付くところに置く機会が多い人ほど、注意してください。
後払い請求の滞納分が残っていた
バンドルカードから使ってないのに支払いを求められる要因は、不正利用など犯罪行為によるものだけではありません。
ポチッとチャージを使って後払い決済を利用したにもかかわらず、後日請求分を支払わず滞納分が残っていると、改めて請求が行われます。
バンドルカードで滞納した場合の請求は1回だけでなく、支払いが確認できるまで複数回にわたって行われるのが通常です。滞納による請求は通常の請求とは違い、支払期限だけでなく未納による法的手段移行の警告もあわせて行われます。
まずは内容をしっかり確認して、通常の請求か滞納請求かを確認するのがポイントです。
最近全くバンドルカードを使ってないのに請求が突然届いても「不正利用された?」と焦るのは禁物です。過去に一度でもポチッとチャージを利用した記憶があるなら、まずは支払いを滞納していないか疑うところから始めましょう。
バンドルカードを使ってないのに請求された場合の対策
バンドルカードを全く使ってないのに請求されたら、どういった行動をとるべきなのでしょうか?
事前に予習して頭では分かっていても、いざ自分がその当事者になると、焦りや不安から思うように行動できなくなるものです。
だからといって全く予習せずにいるよりも、ケースバイケースでどんな行動をすべきか把握しておけば、平静になれ次第すぐ行動に移れます。
そこでこの項目では不正利用によるケースも含め、身に覚えのない請求が突然届いた場合にとるべき対策について詳しく紹介します。
使ってないのに請求されてしまった人も、未経験のバンドルカード利用者の人も、これからに備えてぜひここで予習しておきましょう。
まずは自分の利用履歴をチェック
最近全く使った覚えがないのに請求が突然届くと、つい不正利用を疑いがちです。被害を減らす意味で警戒心を持つことは大切ですが、請求されたからといって100%不正利用が原因と決めつけるのもいかがなもの。
購入時に即時決済される通常の利用方法とは違い、ポチッとチャージのような後払い専用サービスの請求は原則翌月に行われます。
1ヶ月前に利用したのをうっかり忘れてしまう可能性も状況によってはあり得るので、忘れた頃に請求が届き焦ってしまうケースも否定できません。
自分で使ったにもかからわず、不正利用を真っ先に疑って運営元に連絡しても、恥をかくばかりか貴重な時間や手間をも無駄にしてしまうだけです。
焦らずに、まずは自分で利用していないかバンドルカードのアプリからチェックしてください。アプリを立ち上げた後に表示されるホーム画面内から、過去の利用履歴は全て把握できます。
ポチッとチャージを使った日時や金額も確認できるので、今回届いた請求分と同額の内容がないかチェックしましょう。
もしなければ、そこで初めて不正利用の可能性を疑い、すぐにでもアプリから利用停止の手続きをした上で運営元に連絡すべきです。
同額の履歴があれば「使ったことを忘れていただけ」と判断して、滞納扱いにならないようすぐにでも支払いを済ませてください。
身に覚えがない請求ならバンドルカードのサポートデスクへ連絡する
直近1ヶ月以内で全く利用した、もしくは滞納した覚えがなければ、何らかの方法で不正利用された可能性があると考えましょう。
不正に利用されるためには、バンドルカードの情報が漏れたか紛失したスマホやリアルカードを無断で使用されたか、どちらのケースが前提になります。
他人の目の前でスマホやカードを一瞬でも手放したり、なくしたりした覚えがあるのなら、まず不正利用を疑って間違いないでしょう。
この場合は、すぐにでもバンドルカードのサポートに報告してください。
ただし2021年10月現在、バンドルカードでは利用者からの問い合わせをメールによるサポートでのみ実施しています。
以前までは電話窓口を設けて電話による対応も行っていましたが、サービスの休止後正式の終了した旨が公式サイト上で報告されました。
リアルタイムで対話できる電話とは違い、メールによるサポートだと返答・対応までに時間がかかります。また利用者からのメールに対応する時間も「営業時間内のみ」に限られており、最短でも2営業日以内の時間がかかるのが実情です。
返答・対応に時間がかかるからといって放置すると、被害は増すばかりで一向に解決できません。少々手間でも、必ず指定された以下の流れに従ってサポートデスクまで連絡するようにしてください。
【バンドルカード サポートデスクへの連絡方法】
- リクエスト送信ページへアクセス
- 「リクエストを送信」下部のトグルメニューから「カードのご利用や明細について」を選択
- 表示された入力内容に従って必要事項を入力
- 項目「お問い合わせ内容の詳細をお選びください」から「身に覚えのない利用について」を選択。あわせて問い合わせする内容の件名・詳細を入力後送信して完了
- リクエスト送信後、最短2営業日以内で営業時間内に、入力したメールアドレス宛てにサポートから返信(@vandle.jpのアドレスより)
※バンドルカードサポートデスク
営業時間:9:30~17:00(平日のみ対応)
長期間使わないならサービスの一時停止を
ポチッとチャージやリアルカードなど、バンドルカードの各種サービスは、使う人によっては代えがたい便利なサービスばかりです。
しかし、日頃からあまり利用せず放置気味になっているようなら、一度サービスの利用を停止しておくことをおすすめします。
簡単な情報だけでログインできるサービスなど、バンドルカードはセキュリティーが万全のサービスとは言い難いです。
おまけに利用者が原因と考えられる不正利用によって発生した被害については、運営側から補償について明確化されていない現状も問題です。
このように、万が一不正利用に遭い実害を被ってしまうと、最悪泣き寝入りせざるを得ない危険性があります。
その点利用停止の設定をしておけば少なくとも、不正利用によって身に覚えのない請求をされる心配がなくなります。
日頃から頻繁に利用しているのならまだしも、長期間使っていないようなら、リスク回避のためにもサービスを利用停止しておきましょう。
バーチャルカードとリアルカードのどちらも、バンドルカードのアプリ内から簡単に利用停止できます。改めて使いたくなったら、同じ手続きですぐに再開することも可能。このように、停止・再開手続きも全てワンタッチ操作で簡単です。
「当分の間使わないかも」と少しでも感じた時点で、保険のために一時停止の設定をしておくと、解約までせずとも安心して放置しておけます。
バンドルカード解約前のチェックポイント
サービスを一時停止しておけば、少なくとも以降の不正利用による被害は回避できます。
ですが中には「アカウントがある限り不安が尽きないので、今後も使う予定はないし解約しておきたい」と、堅固な考えを持つ人も多いでしょう。
バンドルカードを解約するためには、あらかじめ設けられた手順に従って解約手続きを行う必要があります。スマホ内からバンドルカードのアプリを削除しただけでは解約とはならないので、くれぐれも注意してください。
解約手順は以下の通りです。
- バンドルカードアプリ内の「設定」をタップして設定画面を表示
- 設定画面内の「問い合わせ」→「お問い合わせフォームへ」→「バンドルカード」→「カードの退会をしたい」の順で画面をタップ
- 表示された画面内の必要事項に各情報を入力後、送信する
- 解約完了
この手順に従えば、解約手続き自体は数分程度で完了します。ただし、実際に退会処理が完了するまでには最大1週間程度の時間がかかるので注意しましょう。
また、アカウント解約時にはこれから紹介する注意点にも留意してください。これらを知らないまま解約してしまうと、取り返しの付かない自体に陥る恐れさえあります。
後悔しないように、少々面倒でも最後までしっかり確認の上で解約手続きを進めてください。
残高は全て使い切っておく
バンドルカードのアカウントを解約する際には、必ず事前に残高分を使い切っておきましょう。
バンドルカードのアカウントを解約すると、チャージしておいた残高分は全て没収され、利用できなくなります。つまり残高を残したまま解約してしまうと、その時点での残高が全て無駄になってしまうわけです。
バンドルカードでは、チャージした残高の直接現金化はできません。無駄なく処理するには、商品を購入したりなどあらかじめ決済したりしておく必要があります。
バーチャカルカードでもVisaブランドを持つため、ネットショップなど使う場所に困ることはありません。それでも使い道が見つからないようなら、最低100円以上から1円単位で細かく購入できるAmazonギフト券に交換しましょう。
チャージ分も現金化できないといっても自分のお金には変わりありません。できるだけ無駄なく処理した上で解約することをおすすめします。
同一電話番号からの再登録は90日後から
停止・再開が自由にできる利用停止手続きとは違い、一度アカウント自体を解約すると、その後一定期間再登録できなくなる点に注意してください。
バンドルカードでは悪質な利用を防ぐため、解約後最大90日間は同一電話番号による再登録を原則認めていません。
アカウントを解約してからすぐにまた使いたいと思っても、解約したばかりの電話番号ではNG。それでも利用したい場合には別の電話番号を用意する必要があり、その契約を考えると、手間だけでなく余分な出費も負担しなくてはいけなくなります。
何より最大90日間=3ヶ月と比較的長い期間が設定されているので、解約してから後悔しないよう注意しましょう。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。