横浜銀行カードローンの繰り上げ返済と返済額について詳しく解説
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お金を借りたいけれど消費者金融よりも銀行を利用したい……
給与振込先である横浜銀行のカードローンに申し込みたい……
カードローンを申し込む際に、普段から利用していたり、安心感の強い銀行カードローンの利用を検討していたりする人もいるのではないでしょうか。
コンコルディア・フィナンシャルグループの傘下で、横浜市西区みなとみらいに本店を置く横浜銀行は、国内最大の地方銀行です。神奈川県を中心に、東京都や群馬県、愛知県などに店舗を設置しています。
横浜銀行カードローンは申込時に口座がなくても手続きが可能で、年1.5~14.5%の低金利、ATM手数料がいつでも無料などの特典やメリットも多いです。
本記事では、横浜銀行カードローンの返済について詳しく解説します。返済日や返済額をはじめ、繰り上げ返済や一括返済を行う方法などをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
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- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
横浜銀行カードローンの繰り上げ返済を行う方法
横浜銀行カードローンでは、約定返済に加えて、以下の方法で繰り上げ返済(随時返済)が可能です。
繰り上げ返済とは、お金に余裕があるときに、約定返済とは別に任意で返済する方法です。自分の都合のいいタイミング、金額で任意で返済を行えます。繰り上げ返済の返済額は元金に充当されるため、利息や総返済額の負担軽減が期待できるでしょう。
ATM
ATMから繰り上げ返済を行う場合、横浜銀行のATM以外にも、提携ATMを利用できます。
【繰り上げ返済が可能なATM】
- 横浜銀行ATM
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イーネット銀行
横浜銀行ATMから繰り上げ返済を行う手順は、以下の通りです。
- 横浜銀行ATMの画面から「カードローン」を選択
- 「横浜銀行カードローン・教育ローン・クイッキー」を選択
- 「返済」を選択したら画面の案内に従って操作を進める
横浜銀行ATMの稼働時間内に手続きを行わなければなりませんが、返済時にかかる手数料は無料です。
その他にも、コンビニエンスストアに設置されているセブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMから、24時間都合のいいタイミングで繰り上げ返済が可能です。横浜銀行ATMと同様に、繰り上げ返済をする際の手数料はかかりません。
インターネットバンキング・アプリ
インターネットバンキングの「〈はまぎん〉マイダイレクト」やスマホアプリの「はまぎん 365」からも繰り上げ返済を行えます。
ログインして「カードローンサービス」「カードローンのお借り入れ・返済」の順に選択し、画面の案内に従って返済手続きを進めましょう。
インターネットバンキング・アプリのどちらから返済しても、返済時の手数料は無料です。
参照元:横浜銀行カードローン|横浜銀行
横浜銀行カードローンの返済は毎月10日に口座引き落とし
横浜銀行カードローンに限らず、ローンを利用したら決められた日に返済をしなければなりません。横浜銀行カードローンの約定返済日は毎月10日です。約定返済とは、横浜銀行との契約(取り決め)による返済のことで、契約者名義の横浜銀行口座から引き落とされます。
約定返済日が横浜銀行の休業日(土・日・祝日)に重なった場合は、翌営業日が引き落とし日です。余裕を持って前営業日終了までには口座に約定返済額を入金しておくと、返済が遅延することはないでしょう。
毎月の返済額は2,000円から
横浜銀行の約定返済額は、自分で指定するのではなく、借入残高ごとに返済額が決まっています。その際に判断基準となるのは、前月の定例返済後の借入残高です。
前月の定例返済後の借入残高に対して決まる返済額は、以下の通り最低2,000円~最高8万5,000円となっています。例えば、前月の定例返済後の借入残高が120万円だった場合は、次の約定返済日に返済しなくてはならないのは2万円です。
前月の定例返済後の借入残高 | 約定返済額 |
---|---|
2,000円以下 | 前月の定例返済後の借入残高 |
2,000円超~10万円以下 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 4,000円 |
20万円超~30万円以下 | 6,000円 |
30万円超~40万円以下 | 8,000円 |
40万円超~50万円以下 | 1万円 |
50万円超~100万円以下 | 1万5,000円 |
100万円超~150万円以下 | 2万円 |
150万円超~200万円以下 | 2万5,000円 |
200万円超~250万円以下 | 3万円 |
250万円超~300万円以下 | 3万5,000円 |
300万円超~350万円以下 | 4万円 |
350万円超~400万円以下 | 4万5,000円 |
400万円超~450万円以下 | 5万円 |
450万円超~500万円以下 | 5万5,000円 |
500万円超~600万円以下 | 6万円 |
600万円超~700万円以下 | 6万5,000円 |
700万円超~800万円以下 | 7万円 |
800万円超~900万円以下 | 7万5,000円 |
900万円超~1,000万円以下 | 8万円 |
1,000万円超 | 8万5,000円 |
参照元:ご返済額について|横浜銀行
【借入金額別】横浜銀行カードローンの返済シミュレーション
横浜銀行カードローンの返済シミュレーションは、公式サイトから行えます。
↓返済シミュレーションはこちら↓
カードローンご返済シミュレーション | 横浜銀行
以下の項目を入力し、計算するを選択しましょう。
- お借入限度額
- お借入額
- 随時返済(あり・なしから選択)
- 合計返済額(定例返済額+随時返済額)
返済シミュレーションでの適用金利は14.6%に設定されています。実際の適用金利は審査で決定するため、14.6%よりも低い金利で利用できる場合もあります支払い回数、返済額、返済総額を確認できるので、具体的な返済計画を立てる際に役立ててください。
借入金額別の返済シミュレーションを、表でまとめました。
支払い回数 | 返済額 | 返済総額 | |
---|---|---|---|
10万円 | 77回 |
1回:4,000円 2回~ 76回:2,000円 77回:948円 |
15万4,948円 |
50万円 | 44回 |
1回~43回:1万5,000円 44回:10,443円 |
655,443円 |
100万円 | 80回 |
1回~79回:2万円 80回:1,612円 |
158万1,612円 |
シミュレーションの結果は、実際の返済内容とは異なる場合があります。あくまでも目安程度に考えましょう。
借入金額が高いほど、約定返済だけでは支払い回数は長期化して、返済総額も高額になります。返済負担の軽減のためには、繰り上げ返済や全額返済といった方法も検討してみてください。
返済額を確認する方法
横浜銀行カードローンの約定返済額が分からない場合は、以下の方法で確認できます。
- 取引明細票(毎月上旬に自宅宛てに郵送)
- インターネットバンキング (〈はまぎん〉マイダイレクト)
- スマホアプリ「はまぎん 365」
- ATM
取引明細票を自宅に郵送してほしくない場合は、インターネットバンキング (〈はまぎん〉マイダイレクト)での受け取りを指定しましょう。〈はまぎん〉マイダイレクトにログインし、「電子交付サービス」を選択するだけで手続きが完了します。
横浜銀行カードローンを一括返済する方法
横浜銀行カードローンを一括返済する方法は、以下の3通りがあります。
- 横浜銀行の店舗
- 横浜銀行ATM
- インターネットバンキング・アプリ
注意点も含めて、返済の手順を解説します。
横浜銀行の店舗
横浜銀行の店舗で一括返済をする場合は、完済に伴い解約の手続きを行います。カードローンを再度利用する可能性が高い場合は、再度申し込み手続きと審査を受けなければなりません。その時の返済能力や信用力などによっては審査に通らないケースもあるでしょう。
横浜銀行カードローンを今後も利用する可能性がある場合は、横浜銀行ATMなどの別の完済方法を利用しましょう。
横浜銀行ATM
横浜銀行のATMでも一括返済できますが、その際には以下の2点に注意しましょう。
- 1回の入金額は100万円以下
- ATMによっては硬貨が使えない
一括返済する金額が100万円を超える場合は、複数回に分けて手続きを進めてください。端数分があり、ATMが硬貨での返済に対応していない場合は、いったん紙幣で返済しましょう。借入残高を超過した分については、後日返済用の横浜銀行口座へ入金されます。
なお、一括返済は繰り上げ返済とは異なり、コンビニATMは利用できません。
インターネットバンキング・アプリ
インターネットバンキングの「〈はまぎん〉マイダイレクト」やスマホアプリの「はまぎん 365」からも、1円単位で一括返済が行えます。
返済が遅れそうな場合は横浜銀行カードローンプラザへ相談しよう
横浜銀行カードローンの返済遅延にはくれぐれも注意してください。利用停止や信用情報に金融事故の履歴として残ったり、遅延損害金が発生するなどメリットは何もないからです。
返済の遅延に気付いたら直ちに入金して遅延を解消してください。
また、横浜銀行カードローンの返済を遅延しそうなときは、早い段階で横浜銀行カードローンプラザへ相談することも大切です。約定返済日に返済ができない理由、いつまでに返済が可能かなど、返済予定日とともに返済を遅延することを伝えましょう。
約束した支払日までは、横浜銀行から督促の電話が入ることはなくなります。
横浜銀行カードローンプラザ | |
---|---|
電話番号 | 045-225-1981 |
受付時間 | 9:00〜19:00(銀行営業日) |
横浜銀行カードローンの利用停止
横浜銀行カードローンの約定返済日に口座から引き落としができなかった場合、翌日以降にカードローンが利用できなくなります。返済が確認できれば利用停止は随時解消されますが、具体的にどのくらいの時間を要するのかは横浜銀行の対応状況によって異なります。
返済遅延の情報が信用情報に登録
返済を遅延した際に一番注意したいのは、信用情報に履歴が残る点です。信用情報とはクレジットカードやローンなどの申し込みや契約内容、返済情報、残債額といった取引事実を客観的に登録した情報です。
クレジットカードやローンの審査を行う際には、必ず申込者の信用情報を確認します。
その際に、返済の遅延や金融事故を起こしている履歴があれば、審査を実施した会社にすべて把握されます。そのため、申込者本人に強い返済の意思があったとしても、過去のトラブルが理由で審査に通らない仕組みになっているのです。
信用情報に金融事故の履歴が残るのは2年~最長でも10年ですが、その間はクレジットカードやローンの審査に通る可能性は低いです。
住宅や車などの高額な買い物をしたくてもローンの利用ができなくなるなど、将来的なことを考えても、返済の遅延にはデメリットしかありません。
また、信用情報に金融事故の履歴が残る以外にも、返済の遅延が長期化すれば一括返済や強制解約といった措置を取られます。
年18.0%の遅延損害金が発生
約定返済日の翌日から返済完了日まで、年18.0%の遅延損害金が発生します。遅延損害金とは正しく返済を行えなかったことに対する違約金と解釈するとよいでしょう。
返済すべき金額とは別に発生するので、本来は支払わなくて済むお金です。遅延期間が長期化すれば負担はどんどん増えてしまうので、遅延せずに返済を行うように心がけましょう。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。