バイクローンの頭金は半分は払うべき?頭金なしでも審査に通る?
更新日:
公開日:2020.12.22
「バイクローンの頭金、最初に半分くらいは払わないとダメ?それとも頭金なしでも契約できるのかな?」
初めてローンを使ってバイクを買うという人なら、契約から納車までの全ての手続きに対して不安を持つのは当然のこと。
一括購入ではなくローンで購入する場合、頭金を設定するかどうかは購入者側で自由に決められるのです。
では、頭金を設定するとして、実際にはいくら払うべきなのか?頭金なしでもバイクローンは契約できるのか?
今回は、バイクローンの契約が初めての方を対象に、バイクローンの頭金の仕組みと基本的な知識をくわしくご紹介します。
これからバイクをローンで購入しようと検討している方は事前知識を得るべく、ぜひ最後までご覧ください。
初めてバイクローンの利用を検討している人のなかには、不安を抱く人も大勢います。
そんな不安や心配事を解消する目的で、下記ページに情報をまとめました。ぜひ参考までにご覧ください。
>>>バイクローンは怖い?
この記事の目次
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バイクローンの頭金の相場ってどのくらいなの?
バイクローンを使って購入するのなら、まずはローンで払うべき頭金について詳しく知っておくことが大切。とはいえ、頭金には「この金額にすべき」といった絶対的なルールはなく、契約者ごとで自由に決められるのが実状です。
自由に決められる反面「頭金をいくら払えばいいのかさえ分からない」という人が、あやふやな知識のまま契約してしまったら、後で後悔してしまうかもしれません。 そうならないためにも、まずは頭金の基本的な相場から見ていきましょう。
購入総額の10~20%が頭金の基本相場
バイクローンで払うべき頭金の基本的な相場は、購入総額の10~20%です。この範囲内で、購入総額が高ければ20%、比較的安いのなら10%と使い分けるのがスタンダード。
自動車ローンの相場が20~30%であることを考慮すると、車両価格自体が安い分、バイクローンの方が頭金の相場も全体的に低めです。
最初に払うべき頭金の額を高く支払っておけば、その分だけ月々の返済額を抑えたり完済までに発生する利息も大きく節約できたりします。
頭金の額に迷ったら、まずは手持ちの資金に応じて上述した割合から具体的な金額を決めましょう!
予算に応じて増減させてもOK
必ずしも、10~20%の相場に基づいた頭金を入れなくてはいけないわけではありません。例えば、総額100万円のローンで5%に当たる5万円のみを頭金にしてもいいですし、50%に相当する50万円を一気に納めても構いません。
あくまでも大まかな目安であり、必ずしもこの割合に従って頭金の額を決めなくてもいいのです。
事前の予算以上に無理をして金額を決める必要はなく、予算内で無理ない金額で決めましょう。
購入金額の端数分
キリの良い数字で選んで、ゲンを担ぐ目的から頭金の額を決める方法もあります。それが、総額のうち端数分のみ頭金として設定する方法。
購入総額が64万5,821円だとすると、端数に当たる4万5,821円を頭金として事前に納め、残り60万円をローンの残債として返済します。
こういった決め方はルール違反でもなんでもありません。どうしても金額決めに困ったときには、こういった方法で算出するのも一つの手ですね。
審査通過に自信があるなら頭金なしも選択できる
バイクローンは、自動車ローンや住宅ローンと比較すると、頭金なしでも比較的審査に通りやすい商品です。
なぜなら一台当たり数百万円する自動車や一軒数千万円の住宅と比べれば、バイクはせいぜい数十万~百万円までの商品が大半で、ローンの残債自体が少ないからです。
頭金なしの契約であっても、百万円程度のローンが大半です。総額が低いゆえ毎月の返済額も少なく短期間で完済が見込めるため、ローン会社側にとってリスクはあまり高くありません。
しかし通りやすいからといって全ての購入者が、頭金なしの契約を認められるわけではありません。頭金で負担を軽減しない分、残債をしっかりと完済できるだけの信用が求められます。
十分な収入を得ている人や資産を持つ人ならまだしも、安定収入がない学生やフリーターの人は、借りる金額によっては断られてしまうでしょう。
金融機関によっては下限が設定されていることも
頭金の相場に明確なルールはなく、支払う額は自由に決められます。ただし、ローンを引き受ける金融機関によっては、頭金に下限を設けているところがあるので、この点にも注意してください。
下限は設定している各金融機関でまちまちで、相場は10%程度が一般的です。この場合、100万円のバイクであれば最低10万円は頭金として設定する必要があります。
もしも契約時に店舗スタッフから「頭金を最低〇〇〇円入れる必要がある」と言われたら、おそらくこのルールが原因と理解しておきましょう。
頭金の金額が審査に与える影響
頭金の額が審査に影響を与えるかどうか、その答えは「大きく影響する」です。
支払総額に対して頭金が必要以上に少ない、もしくは頭金なしで契約しようすると、よほど社会的信用が高くない限り落とされてしまうのが現実です。
反対に、頭金を総額の半分以上にすれば、社会的信用度に多少の不安がある人でも審査の通過は十分に狙えます。
このように頭金の金額によっては、その後の審査結果を大きく左右するといってもいいほど。頭金を適切な額に設定しないと、後々余計な手間がかかってしまうことにもなりかねません。
では、頭金の額はなぜそこまで審査に影響を及ぼすのでしょうか。以下の各点が、その要因と考えられます。
総額に対する頭金の割合が少ないほど審査は不利になる
完済が見込めるとローン会社に判断してもらうためにも、相場を元に一定額は頭金として納めるべきです。
なぜなら、一定額以下の頭金しか納めなかった場合、個人の社会的信用度によっては「完済まで見込めない」と危険視され、審査落ちしやすくなるため。
100万円のバイクローンを契約するとします。頭金20万円とした場合と頭金5万円とした場合では、後者の方が高リスクな契約なのは明らかです。
ローン会社側も「100万円に対してたった5%分しか頭金を払えないのに、今後の返済は大丈夫だろうか」と疑念を抱きやすく、リスク回避の目的から審査では厳しい判断を行ってきます。
総額の半分など相場を大きく超える金額で頭金を支払った場合の審査通過率の高さを考えれば、頭金の割合が少ないほど審査は不利になると言わざるを得ません。
頭金0円は収入状況が良くないと審査落ちの対象に
頭金を全く設定せず0円のままローン契約を申し込むと、設定した場合と比べ、審査落ちになる可能性が高まります。
もちろん、安定した職や収入・資産があるなど社会的信用度が高いと判断された人であれば、よほどのことがない限り審査通過は狙えます。
対して、安定した収入や勤続年数が少ない人からの頭金0円の申し込みは、ローン会社に以下のような強い警戒心を抱かせてしまいかねません。
「頭金0円で代金全額をローンで借りようということは、現状で手元に全くお金がないのでは?」
こう思われてしまっては、よほど運が良くないか優れた返済実績を持っていない限り、審査落ちは避けられないでしょう。
結論として、収入や信用度に自信がある人以外は、頭金0円での申し込みを避けるべきです。
過去に金融事故を起こしていると頭金の額を問わず落とされる
バイクローンを受け持つローン会社は、ローンの申請者人一人に対し入念な審査を行っており、この審査ではさまざまな情報が活用されています。
なかでも、特に注意しておきたいのが、信用情報機関(CIC・JICCなど)に蓄積された信用情報について。
この情報には、過去一定期間内におけるローン・クレジットに関連した各種情報が全て記載されています。もちろん、ローン・クレジットの申込履歴や返済状況もその対象です。
つまり、過去一定期間内に返済延滞や債務整理を行っていたりすると、それが他社での行為であっても全てローン会社に見抜かれてしまうというわけ。
うっかりによる返済忘れなど軽微と見られる行為であれば、特に問題視されないでしょう。
そうではなく、長期間の滞納といった悪質な行為や債務整理による免責など何らかの金融事故を起こしていると、どれだけ頭金を高く設定してもその額を問わず確実に審査で落とされます。ブラックリスト、信用ブラックというものです。
その場合は、素直に一括購入など別の方法に切り替えるべきです。
頭金はいつ払うべき?主なタイミングは3パターン
バイクローンを初めて利用する方やローン自体初めてという方にとっては、頭金はいつ払うものなのかさえ分からないのも当たり前。
いざバイクを購入するときに戸惑うことがないよう、ここでは頭金を払うべきタイミングを見ていきましょう。
購入契約時
頭金を払うタイミングとしては、これが最もスタンダードといえます。
バイク店に出向き実際に車両を見つつ購入するバイクが決まった後、正式な契約を交わします。この段階で、設定した頭金に相当する現金を支払っても構いません。
このタイミングでは、ローンの頭金とはいえバイク納車前の事前払いになります。個人経営のようにお店の信用度がイマイチ掴めないところで購入するときは、詐欺に遭う可能性も含め注意してください。
納車日までの間
購入契約を行ってからバイクが納車されるまでの間のタイミングで払う方法もあります。
この方法のメリットは、バイクの整備技術といったお店の対応を確認してから支払うかを改めて判断できる点。信頼がおけると判断した段階で払えばいいので、バイク購入初心者の方にもおすすめです。
支払いのためだけにお店まで出向く必要があるので、仕事が多忙で空いた時間が少ない人にとっては、ちょっと難しいタイミングかもしれません。
購入した車両の納車日
契約時での支払いとともに、多くの人が選択するタイミングがこちら。
契約時での支払いが「手間を最小限にとにかく早く購入を決めたい」人が多いのに対し、これは「できるだけ安全に購入を完了したい」人が選ぶ方法です。
購入した現車を引き渡しの際に確認してからお金を支払うので、最も安全かつ確実なタイミングといえます。
支払いに関する押印など所定の手続きをその場で行う必要があるので、現車を目の前に少し時間と手間が掛かってしまいます。早く乗り出したい人にとっては、欠点といえるかもしれません。
バイク購入時に頭金とは別に考慮すべき費用
バイクを購入する際の頭金にばかり目が行きがちです。頭金以外にも、バイク購入時にはさまざまな名目で費用が発生します。
もちろん、個人ごとで費用の内訳は異なります。土壇場になって慌てなくても済むよう、あらかじめ考慮すべき費用をいくつかご紹介します。
各種保険料
バイクに乗る上で車両価格とは別に必ず払わなくてはいけないのが、保険料金です。
なかでも、自動車賠償責任保険(自賠責保険)は加入が義務づけられている強制保険であり、バイクを所有する限り必ず入らなくてはいけません。
自賠責保険の費用と契約期間については、以下表をご覧ください。
バイク排気量 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | 48ヶ月 | 60ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|
125cc以下 | 7,060円 | 8,950円 | 1万0,790円 | 1万2,600円 | 1万4,380円 |
126~250cc | 7,670円 | 1万0,160円 | 1万2,600円 | 1万4,990円 | 1万7,330円 |
251cc以上 | 7,420円 | 9,680円 | 1万1,900円 | – | – |
これ以外にも、より手厚い補償を受けたいのであれば、任意保険の費用も必要です。
名前の通り加入するかは自由であり、各保険会社が提供するバイク保険がこれに当たります。こちらは、1年当たり1万~2万円程度の費用が必要でしょう。
メンテナンス費用
特に中古バイクを購入する際に気をつけておきたいのは、車両引き渡し前のメンテナンス(整備)に掛かる費用です。
タイヤ交換やオイル交換など安全走行に欠かせない部品交換と点検に掛かる費用で、こちらは車両の状態や販売店ごとで異なります。
そのほか、車両の状態によっては引き渡し後に故障が発生することも十分に考えられます。その修理費用も想定しておきましょう。
燃料代
バイクを走らせるのに燃料が不可欠。新車・中古車を問わず販売されているバイクには、燃料は必要最低限しか入っておらず、引き渡し後に改めて、自分でガソリンを入れなくてはいけません。
燃料タンクの容量はおおよそ5~15リットル程度、使用燃料はレギュラーガソリンであることから、給油1回当たりの燃料代として600~2,000円が必要です。
ヘルメットやロック錠などの備品代
バイクで公道を走るには、必ずヘルメットを装着しなくてはいけません。安全性の面から排気量が大きなバイクほど高性能なものが必要で、最低でも1万円程度の費用は見ておくべきです。
自動車と比べ、バイクは盗まれやすい車両です。盗まれないよう盗難防止用のロック錠といった装備も揃えなくてはならず、こちらにも費用はかかります。廉価なアイテムなら2,000~5,000円程度、高級車にも対応する高性能なアイテムなら数万円程度は必要でしょう。
駐輪場代
自宅ガレージがある方なら必要ありません。マンションなど集合住宅にお住まいの方は、バイクを駐車するための費用も必要です。
住宅併設の駐輪場や、最近では盗難防止を狙ったガレージタイプの駐輪場もあり、場所や設備に応じて価格もまちまち。大体の相場は5,000~1万円程度となっており、安全に保管するならこちらも必須の費用です。
頭金を入れたいけれどお金がないときの対処法
「頭金を入れたいけれど、どうしてもお金が用意できず思うように契約できない」
そんなときも、諦めるのはちょっと待ってください。
これからご紹介する方法を実践すれば、頭金に充てられるだけのまとまったお金をすぐ用意できるかもしれません。
頭金が必要ない車両単価が安いバイクを選ぶ
バイクローンで頭金が必須になるのは、借りる額が多過ぎるため。これを逆に考えると、ローン総額を安くできれば、頭金なしでも審査に通る確率はおのずと上げられるのです。
それを簡単に実践できる方法が、車両価格が安いバイクを選ぶというもの。
購入するバイクの価格自体が安いので、そこから発生するさまざまな費用も全体的に安くなり、最終的な支払総額を抑えられます。これによりローンの希望額自体も安くでき、審査通過も十分に狙えるでしょう。
身内や親族などから借りる
頭金自体を用意できないのなら、いっそのこと一時的な借金として身近な人から借りてみては?親兄弟や親族なら、もしかすると貸してくれるかもしれません。
頼んではみたものの快い返答がもらえないようなら、借金する額を低めにしたり借用書を渡して返済する意思を示したりして、信頼を高めることもお忘れなく。
金融機関・貸金業者から一時的にお金を借りる
万が一販売店でバイクローンを断られても、そこで諦めてはいけません。それ以外の所からの借り入れを検討しましょう。
カードローンであれば、銀行など金融機関のものでさえ審査難易度はあまり高くなく、使途も自由です。安定収入さえ用意できれば、頭金程度の少額なら即日融資も期待できます。
それでもまだ審査落ちが心配なら、審査が特に通りやすいことで知られる消費者金融などの貸金業者を検討しましょう。
手軽に借りたいなら消費者金融カードローンがおすすめ
貸金業者は、銀行や信金と比べて審査が易しいと評判です。
なかでも消費者金融カードローンは、借りやすさと返済しやすさが両立する、特におすすめしたい選択肢の一つ。その分、販売店のバイクローンと比べ金利がやや高めに設定されている点にのみ、あらかじめご注意ください。
消費者金融でも大手なら、全国どこからでも手軽に借り入れ・返済が行え、スマホアプリからも各種手続きが可能です。その上、条件を満たせば無利息サービスや即日融資といったうれしいサービスも利用できるので、よりお得に借り入れできます。
まとめ
毎月の返済額についての知識はあっても頭金についてあまり知らない方は意外に多く、今回は頭金の払い方と素朴な疑問について解説しました。
結論として、頭金の額は審査通過に影響は与えるので、申し込む額に応じて相場通りかそれ以上に額を設定するべき。もし総額の半分を頭金として払えるなら、審査通過はほぼ確実です。頭金なしでも契約は可能ですが、頭金ありと比べて審査時により厳しい条件が求められる点にご注意を。
それでも頭金が用意できない人は、少しでも審査に通過しやすくべく今回ご紹介した対策をご検討ください。
※記載されている内容は2024年4月現在のものです。