新卒でお金がないけど引っ越ししたい!どうすればいい?
更新日:
公開日:2023.7.24
新卒で就職する人の中には、勤務地が遠いなどの理由で引っ越しを余儀なくされるケースも多いのではないでしょうか。しかし、就職する前で給料をもらっていない状態であれば、引っ越しのお金に悩む人もいることでしょう。
引っ越し費用を0円で済ませることは現実的ではありませんが、引っ越し先の選び方や方法を工夫すれば費用負担を抑えることは可能です。また、引っ越し費用を節約してもお金が足りない場合は、借りる方法なども考えるべきでしょう。
本記事では、新卒の引っ越しにかかる平均的な費用をはじめ、引っ越しの節約方法を解説します。その他にも、節約をしても引っ越し費用の捻出が難しい場合の対象法をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
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節約をしても引っ越し費用が足りないときの対処法
節約をしても引っ越し費用が足りないときは、引っ越し以外の費用負担を抑える、現金を用意する、借りるなどの方法を検討してみてください。具体的には以下の方法が挙げられます。
- 引っ越し料金以外に節約できる費用を見つける
- 不要品を売る
- クレジットカードで支払う
- カードローンでお金を借りる
方法によって特徴は異なります。新生活に負担のかからない方法を選びましょう。
引っ越し料金以外に節約できる費用を見つける
引っ越し料金の節約に限界がある場合、新生活にかかる費用を見直せないか確認してみてください。
家賃が安い賃貸物件を選ぶ
賃貸物件に引っ越す際に家賃の安い物件を選べばその分初期費用を抑えられます。賃貸物件へ入居時にかかる敷金と礼金は、家賃の1~2ヶ月分を基準に計算するのが一般的です。例えば家賃が2万円違うだけで、以下のように初期費用が異なります。
家賃6万円 | 家賃8万円 | 家賃10万円 | |
---|---|---|---|
敷金1ヶ月分 | 6万円 | 8万円 | 10万円 |
礼金2ヶ月分 | 12万円 | 16万円 | 20万円 |
総額 | 18万円 | 24万円 | 30万円 |
家賃が2万円違うと、初期費用に6万円もの違いが出るのです。引っ越しの荷物を自分で運んだり、引っ越し会社からの値引きが期待できなかったりするならば、賃貸物件にかかる初期費用の見直しを検討してみてください。
家賃に予算があるなら、物件探しの際に希望金額の範囲内で物件を案内してもらうといいでしょう。
敷金・礼金ゼロの賃貸物件を探す
敷金や礼金は、賃貸物件を契約する際に必ずしも支払いが必要な費用ではありません。敷金や礼金なしの物件もあるので、それらを選べば賃貸物件入居時の初期費用を抑えられます。場合によっては、家賃の2〜3ヶ月分の費用が浮くケースもあるでしょう。
なお、敷金と礼金とは以下の意味を持つ費用です。
- 礼金:家主に支払われる謝礼金、退去時の返金なし
- 敷金:退去時にかかる物件の原状回復費用、家賃が滞納した際に充当金、実際にかかったお金が敷金を下回った場合は返金あり
注意点として、敷金0円の場合は退去時に物件の原状回復費用が発生します。修繕費用が高額になった場合、支払う費用もその分高くなることを認識しておいてください。
フリーレント賃貸物件を探す
近年、増えつつあるのがフリーレント賃貸物件です。その名の通り一定期間は家賃が無料になるので、初期費用を抑えるのに有効な方法といえるでしょう。
フリーレントが適用される期間は物件によって異なるものの、2週間~1ヶ月程度です。ただし、フリーレント賃貸物件は定められた期間の入居を前提としています。短期間で賃貸契約を解除した場合は違約金が発生する点に注意してください。
不要品を売る
引っ越しをする際に、不要品を処分すればその分引っ越し先へ運ぶ荷物を減らせます。また、それらの不用品を捨てるのではなくリサイクルショップやフリマアプリなどで売却すれば、引っ越し費用の足しにもなるでしょう。
ブランドバッグや貴金属、時計、ゲーム機本体・ソフトなどは、程度によっては高額で売れる場合があります。売却時は汚れを落とすなど、少しでもきれいな状態にするのが高く売るためのコツです。
クレジットカードで支払う
引っ越し料金の支払いは現金だけでなく、クレジットカード払いでも可能です。事前に登録手続きが必要だったり、引っ越し会社の営業担当に申し出たりしなければならないものの、引っ越し料金の支払いを先延ばしできます。
また、クレジットカード払いにすれば、支払った金額に対するポイント還元が受けられます。引っ越し料金や賃貸物件にかかる初期費用は高額になるケースがほとんどです。ポイント還元率の高いカードで支払うなどして、まとまった数のポイントをゲットしてください。
注意点として、引っ越し会社ごとに対応する支払回数が異なり、分割払いやボーナス一括払いを選べない場合があります。見積もりの際に、対応している支払回数について確認しておくとスムーズでしょう。
消費者金融カードローンでお金を借りる
引っ越し料金の支払いが難しいときは、カードローンでお金を借りる方法も検討してみてください。カードローンのうち消費者金融なら、その時点でアルバイト収入さえあれば新卒でも利用できるケースがあるからです。
【消費者金融カードローンを利用するメリット】
- 最短即日融資に対応している
- 無利息サービスを提供している
消費者金融カードローンは、最短20~30分程度で融資を受けられるなど、スピーディーな対応が特徴です。申し込み手続きや契約、借り入れ・返済といった全ての手続きをWebだけで完結させられるカードローンも多く、利便性も高いです。
また、消費者金融カードローンを初めて利用する人は、「金利0円無利息サービス」を利用できます。その名の通り一定期間は金利がかからないので、利息0円で借り入れが可能です。
新卒の引っ越しにかかる費用はどのくらい?
新卒の就職で引っ越しをする場合、アパートやマンションでの一人暮らしを視野に入れる人も多いのではないでしょうか。単身者の引っ越しにかかる費用相場は以下の通り、「繁忙期に該当する時期の引っ越しなのか」「引っ越し先までの距離がどのくらいか」「荷物料」で費用が異なります。
引っ越しをする時期 | 平均額 |
---|---|
5~1月の通常期 | 3万4,000円~9万6,000円 |
2~4月の繁忙期 | 3万9,000円~11万1,000円 |
荷物量も少なく、同一市区町村内の引っ越しであれば3~4万円以内の費用で収まるケースもあるでしょう。しかし、荷物が多く、繁忙期かつ引っ越し先までの距離が500キロ以上の遠距離といった場合は、10万円を超えることも想定しなければなりません。
遠距離の引っ越しになるとその分、作業員の人件費、移動に必要なガソリン代や高速道路料金などもかかるからです。
引っ越し会社によってお得な「単身パック」を用意していたり、割引制度を用意していたりする場合があります。新卒で就職するタイミングに合わせて見積もりを取るなどして、引っ越しにかかる費用を正しく計算してもらってください。
費用負担が気になって引っ越し先を決めるのを先延ばしにしていると、引っ越したいタイミングで引っ越し会社を手配できない可能性が高くなります。
参照元:
・https://www.homes.co.jp/hikkoshi/cont/type/single/#title_01
・https://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/624.html
新卒の引っ越しでお金がないときはどうする?節約方法を徹底解説
新卒の引っ越しでお金がない場合、以下の方法で節約をしてみてください。
- 引っ越し会社を利用しないで自力で荷物を運ぶ
- 引っ越し会社を相見積もりする
- 引っ越し会社に値引き交渉をする
- 費用が安い時期を引っ越し日にする
方法別に解説するので、見ていきましょう。
引っ越し会社を利用しないで自力で荷物を運ぶ
荷物の量が少なかったり、友人や家族に手伝ってもらえたりするなら、引っ越し会社を利用しないのが最も有効な節約方法です。また、新生活するに伴い、家具や家電などを購入して大型荷物がない場合にも検討できるでしょう。
引っ越し会社を利用した場合の料金が5万円であれば、その分の費用負担を抑えられます。
ただし自分で荷物を運ぶ場合、車がなければレンタカー会社の利用、交通費、手伝ってくれる友人や家族に支払う費用などがかかる点に注意が必要です。場合によっては引っ越し会社を利用した方が費用を抑えられ、手間がかからないケースもあります。
荷物の内訳や量がどのくらいなのかを正しく把握して、自力で運ぶのが最適かどうかを見極めてください。
引っ越し会社を相見積もりする
引っ越し会社を決める際には、必ず見積もりをしましょう。相見積もりとは、複数社の引っ越し会社へ見積もり依頼をし、提示された料金を比較する方法です。
引っ越し会社が設定する料金はそれぞれで異なります。荷物の量や引っ越し先までの距離、引っ越しを行う日時が同じでも料金に高い・安いの差が出るケースも珍しくありません。
場合によっては1~5万円近く料金が異なるなど、費用負担を抑えるためには視野に入れたい方法の一つです。
相見積もりをする際には、引っ越し会社と直接やりとりする方法以外にも「一括見積もりサービス」を利用するのが便利です。必要情報を一度入力するだけで、同時に複数の引っ越し会社から見積もりを集められます。
引っ越し会社に値引き交渉をする
引っ越し会社から見積もりを提示されたら、値引き交渉をするのも費用を節約する方法の一つです。引っ越し会社によっては、初回見積もりの額を高く設定していたり、値引き交渉をされるのを想定した上で料金を決めていたりします。
「もう少し安くならないのか」「このくらいの金額なら決めてもいい」と伝えてみてください。また「同じ内容の引っ越しで他社は〇〇円と言われている」などと引き合いに出してみても、値引き交渉がしやすいでしょう。
引っ越し費用が安い時期で予約をする
引っ越し業者の中には、引っ越し料金が安い日を設定している場合があります。仏滅の日や賃貸物件の退居者が少ない月初~中旬の時期、平日などです。実際に多くの引っ越し会社では「日時お任せ」プランを採用しています。
スケジュールに融通が利くことが前提ですが「この日からこの日までの間なら引っ越し日はいつでもいいので、料金が安い日にしたい」と引っ越し会社に伝えてみましょう。
ただし、引っ越しの最繁忙期である3月下旬~4月上旬は、どの引っ越し会社も空きがない可能性が高いです。料金が安い日の設定が一切ない場合があるので、注意してください。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。