個人間融資くじらはどんな会社?口コミと評判も知りたい!
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スマートフォンが広く普及している今、SNSやインターネット掲示板を介した個人間融資が増えていますが、これに伴いトラブルも多発しています。多くの人が「個人同士の貸し借りなので危険性は低い」と考えがちですが、実際には個人を装った闇金が存在することもあり、高金利での貸付や個人情報の流出など、返済が困難になるリスクがあります。金融庁もこのような個人間融資について注意を呼びかけています。
この記事では、インターネット掲示板上で融資を募る「くじら」というケースについて詳しく解説しています。過去に発生したトラブルの事例もまとめているため、金銭的に困っている時でも、このような形式での融資は利用しないようにしてください。
この記事の目次
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- 20~35歳の方におすすめ
- 36~60代の方におすすめ
個人間融資くじらの口コミと利用時に起こり得るトラブルとは?
個人間融資くじらを利用してトラブルに巻き込まれそうという情報もあるので、十分に注意してください。
くじらは問題が多い。一時閉鎖されたが時間が経つと復活する。ほとぼりが覚めたらドメインを変えて同じ手口を繰り返すので要注意。
口座情報の入力や身分証明書をアップロードするシステムになっている。個人情報が流出する恐れがあり、安易な利用をするのは危険です。
個人間融資くじらに限らず、貸金業者や銀行からではなく闇金業者などからお金を借りた際に起こり得るトラブルは以下のとおりです。
- 保証金詐欺
- 貸主が闇金だった
- 性的被害を受けた
- 個人情報の流出
- 特殊詐欺などへの関与
個人間融資くじらとは?
個人間融資くじらでは、まず掲示板に以下の内容を書き込みます。
- 名前
- 年齢
- 都道府県
- 市区町村
- ラインID
- PayPayID
- カカオトークID
- 性別
- 希望金額
- 報酬・利息など
- 給料日
- 対面希望
- 本日対面希望
- 自動車の所有
- 職業
- 既婚/未婚
- メールの返信速度
- いつまでに必要か?
- 彼氏・彼女
- 親
- 当サイト投稿
- 他サイト投稿
- 他サイト投稿詳細
- 他サイト投稿成果(メール件数など)
- 借りるにあたっての自分が出来る条件等
- 借りるにあたっての出来ない事
- 他人から借りるためにはどの条件がいいか
- 自己破産歴など
- 印鑑証明書、住民票、実印の用意(1枚300円)
- 投稿手段
- 管理人電話連絡確認
- 利用目的
書き込みを見た人が記載されたメールアドレスに連絡し、貸付条件などを提示後、双方が合意すれば融資が行われます。大手消費者金融や銀行と異なり、申告不要の内容が多く求められ、返済能力とは無関係の情報提供が求められることも多いです。このため、何かを見返りとして求められるリスクが高いと判断することは妥当です。
また、個人間融資「くじら」の「よくある質問」セクションには、返済方法についての問いに「こちらは書き込む場所を提供するだけで、貸し借りの詳細は当事者同士で話し合ってください」との回答があります。これにより、掲示板の管理者はトラブル発生時に関与しないことがわかります。
さらに、個人間融資が合法かどうかの質問に対して、「個人が個人からお金を借りる(ソーシャルレンディング)は合法であり、利息は法定金利の109.5%以内でなければならない」と記載されています。109.5%を超える利息の書き込みは禁止されていますが、貸主と借主がメールでやり取りする段階まではチェックされていないため、法外な金利での融資が行われている可能性については確認が取れない状況です。
※ソーシャルレンディングとは=インターネット上でお金を借りたい人または企業、インターネット上でお金を貸したい人または企業を結び付ける融資仲介サービス
金融庁が個人間融資について注意喚起を行っている
金融庁は「SNSなどを利用した個人間融資に注意」するよう呼びかけています。金融庁が指摘するのは、「反復継続の意思を持って金銭の貸付けを行うことは、個人であっても貸金業に該当する」「不特定多数が閲覧できるSNSなどでお金を借りる相手を見つけたり、お金を貸しますと書き込むことは貸金業法に抵触する可能性がある」「個人を装った闇金業者による法外な高金利での貸付が行われることがある」という事実です。
「くじら」という個人間融資掲示板は、「金融ブラック、主婦、学生でも借りられる」と謳っており、反復継続の意思を持って金銭の貸出を行っていることが明らかです。このような活動は貸金業に該当し、財務省や都道府県知事からの認可が必要とされています。認可を受けずに貸金業を営むと、無登録での営業となり貸金業法違反で処罰される可能性が高いです。
このため、個人間融資を利用する際は、法律や規制に注意し、公的な金融機関や正規の金融サービスを利用することを推奨します。
貸金業者の登録を確認する方法
貸金業者は貸金業を行うにあたり、関東財務局長(4)第04567号のような貸金業登録番号を公式サイト、印刷物、事務所の入口などに掲示することが義務付けられています。この番号は、貸金業を営むために必要な手続きを完了し、財務省や都道府県知事から認可を受けて登録された証です。
貸金業法により、無登録で貸金業を行うことは禁止されています。そのため、貸金業登録番号が表示されていない事業者は違法であり、闇金と認識して間違いありません。
お金を借りる際には、貸金業登録番号の確認は非常に重要です。掲示がない場合は、その業者からの借入れは避けるべきです。正規の貸金業者は必ずこの番号を掲示しているため、存在しない場合は利用を控えるようにしましょう。
注意点として、違法業者の中には架空の貸金業登録番号を掲示するケースも有り得ます。不審な点がある場合は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」から調べることも可能です。登録番号や所在地、電話番号などから貸金業者の情報や過去の行政処分の有無を検索できます。
その他にも不明点がある場合は、以下の相談窓口も利用してみてください。
電話番号 | |
---|---|
金融庁(金融サービス利用者相談室) |
0570-016811(IP電話からは03-5251-6811) 03-3506-6699(ファックス) |
消費生活センター等の消費生活相談窓口 | 188 |
警察(各都道府県警察相談ダイヤル) | #9110 |
日本貸金業協会(貸金業相談・紛争解決センター) | 0570-051051(IP電話からは03-5739-3861) |
トラブルなしでお金を借りたいならカードローンの利用がおすすめ
貸金業登録をしている業者であれば、個人間融資や闇金を利用した際に生じるトラブルをほぼ避けることができます。特に、知名度が高い大手消費者金融や、知名度はそこまでないものの柔軟な審査を行う中小消費者金融も、安心して利用できる選択肢です。
消費者金融カードローンの多くは、大手や一部の中小が最短即日融資に対応しています。これは急ぎでお金が必要な人にとって非常に便利なサービスで、申し込みから契約手続きがスムーズに進む場合、申し込んだその日に借入れが可能です。
借入れ方法には、指定された金融機関口座への振込で、時間は最短で10秒と非常に迅速です。また、スマホATMを使用すれば、ローンカードを発行せずに即座に借入れが行えます。
ただし、最高金利が年18.0%と比較的高めに設定されているため、利息負担は大きなデメリットです。しかし、一部の消費者金融では無利息サービスを提供しており、一般的には30日間金利がかかりません。短期間で返済できる人には、利息0円で借入れが可能な非常にお得なサービスです。
消費者金融カードローンには他にもメリットが多く、Web完結での利用や郵送物の発送や電話連絡なしでの手続きが可能です。利用を検討する際は、公式サイトでの確認をおすすめします。そうすることで、自分のニーズに最も適した消費者金融カードローンを選ぶことができるでしょう。
以下公式サイトの事前診断では借り入れ可能かどうかを知ることができるので、利用前にチェックすることをおすすめします。
※記載されている内容は2024年9月現在のものです。